先日,ジュニア小説作家兼一流ブランド品評論家(というか超浪費実践家)の中村うさぎが,数年前に「伊勢丹カード」の入会審査に落ちたことを今でも深く根に持っており,思い出すたびに鼻の穴をふくらませて興奮して怒りまくっている,といったエピソードを週刊誌のコラムネタとして披露していた。判ります,判ります,そのお気持ち(ブランド品買いまくりオバサンの心情は全く理解できませんけどね)。
私も今から約10年ほど前,会社を辞めて個人自営業者になってから1~2年過ぎた頃のことであるが,当時口座を持っていた横浜銀行の営業マンから,今回新たに発売?された当行の「何たらトリプルカード」を是非作って下さい!としつこく勧誘されたことがある。無論,私だってそうそう馬鹿ではない。昨日今日事業をはじめたような零細自営業者に対してカード審査が通るはずがないことくらいは十分に承知していた。しかし,敵方の勧誘はその後も何度も繰り返され,大丈夫です!是非お願いします!などと執拗を極めた(恐らくノルマがあったのだろう)。ついには私も折れて,はいはい,じゃあ申し込んでみましょうかね,などと言いながら,メンドーそうな所定の申込書にゴチャゴチャと記入して相手に差し出した。数週間過ぎた後,ほとんど忘れた頃に横浜銀行本店事務センターあたりから配達記録付き郵便物が届き,開封してみると「マコトニ残念デスガ,今回ノ件ニツキマシテハ意ニ添エマセンノデ,アシカラズ云々....」などといった紙ペラ1枚が同封されていた。
冷静に考えれば当然のこととはいえ,申し込みを行った時の経緯からしても改めてそういった「しっぺ返し」をくらうのはまことに気持ちの良いものではない。クレラップでも持参して直接家の方まで謝りに来るのが筋ではないか,営業マン! といった感じで,まさにウサギ・オバサンとの共通体験である。
そして翌日,私は横浜銀行大和支店へと出向き,窓口のオネーチャンに対して問答無用,即座に自らの口座の解約並びに全額払い戻しを申し出た。解約手続きが済むとその足ですぐ近くの住友銀行大和支店の方に回り,新たに口座を作りましたですね(まぁ大人げない!) 以来,横浜銀行とは一切関わりを持っていない。その後も何度か,別の営業マンが取っ替え引っ替え我が家を訪問してきたが,いずれの場合も門前払い,嫌味の一つも言いながらツッケンドンに断ってやった(ホントに大人げない!)
おっと,私まで鼻の穴をふくらませてドースル? という次第で現在の状況であるが,「セゾンカード」や「ジャスコカード」なども含めれば,クレジットカードと名のつくものを合計7枚も所有する身分となっている。長年にわたる地道な自営業者としての研鑽のタマモノである。むろん,ウサギ・オバサンのように「アメックス・ゴールド」とか「ダイナース」とかを持ってるわけはないので,こんなこと何の自慢にもならない。これでも一応「モンベル・DCカード」とか「ノジマ・JACCSカード」とか「ハングリータイガー・JCBカード」とかを数年前に解約したんですけどね。イカンイカン,もっと生活を単純化せねばイカン。とは重々思いつつ,ふと気づけば,最近も「スポーツオーソリティー・カード」なんてものを新たに作ったりして。
それにしても,それらのカード類はいずれも大して使っちゃいない。せいぜいが日々通常の買い物を現金で払う代わりに努めてカードで支払うようにしている,といった程度だ(ポイントを貯めると後でプレゼントがもらえるのを楽しみにしながら)。すなわち,カード破産をするだけの元気も勇気も根性もないってのが,現在のワタクシのせめてもの取り柄でしょうかね。銀行のイーカゲンさを嗤う柄にあらず,実にナサケナイ限りであります。
私も今から約10年ほど前,会社を辞めて個人自営業者になってから1~2年過ぎた頃のことであるが,当時口座を持っていた横浜銀行の営業マンから,今回新たに発売?された当行の「何たらトリプルカード」を是非作って下さい!としつこく勧誘されたことがある。無論,私だってそうそう馬鹿ではない。昨日今日事業をはじめたような零細自営業者に対してカード審査が通るはずがないことくらいは十分に承知していた。しかし,敵方の勧誘はその後も何度も繰り返され,大丈夫です!是非お願いします!などと執拗を極めた(恐らくノルマがあったのだろう)。ついには私も折れて,はいはい,じゃあ申し込んでみましょうかね,などと言いながら,メンドーそうな所定の申込書にゴチャゴチャと記入して相手に差し出した。数週間過ぎた後,ほとんど忘れた頃に横浜銀行本店事務センターあたりから配達記録付き郵便物が届き,開封してみると「マコトニ残念デスガ,今回ノ件ニツキマシテハ意ニ添エマセンノデ,アシカラズ云々....」などといった紙ペラ1枚が同封されていた。
冷静に考えれば当然のこととはいえ,申し込みを行った時の経緯からしても改めてそういった「しっぺ返し」をくらうのはまことに気持ちの良いものではない。クレラップでも持参して直接家の方まで謝りに来るのが筋ではないか,営業マン! といった感じで,まさにウサギ・オバサンとの共通体験である。
そして翌日,私は横浜銀行大和支店へと出向き,窓口のオネーチャンに対して問答無用,即座に自らの口座の解約並びに全額払い戻しを申し出た。解約手続きが済むとその足ですぐ近くの住友銀行大和支店の方に回り,新たに口座を作りましたですね(まぁ大人げない!) 以来,横浜銀行とは一切関わりを持っていない。その後も何度か,別の営業マンが取っ替え引っ替え我が家を訪問してきたが,いずれの場合も門前払い,嫌味の一つも言いながらツッケンドンに断ってやった(ホントに大人げない!)
おっと,私まで鼻の穴をふくらませてドースル? という次第で現在の状況であるが,「セゾンカード」や「ジャスコカード」なども含めれば,クレジットカードと名のつくものを合計7枚も所有する身分となっている。長年にわたる地道な自営業者としての研鑽のタマモノである。むろん,ウサギ・オバサンのように「アメックス・ゴールド」とか「ダイナース」とかを持ってるわけはないので,こんなこと何の自慢にもならない。これでも一応「モンベル・DCカード」とか「ノジマ・JACCSカード」とか「ハングリータイガー・JCBカード」とかを数年前に解約したんですけどね。イカンイカン,もっと生活を単純化せねばイカン。とは重々思いつつ,ふと気づけば,最近も「スポーツオーソリティー・カード」なんてものを新たに作ったりして。
それにしても,それらのカード類はいずれも大して使っちゃいない。せいぜいが日々通常の買い物を現金で払う代わりに努めてカードで支払うようにしている,といった程度だ(ポイントを貯めると後でプレゼントがもらえるのを楽しみにしながら)。すなわち,カード破産をするだけの元気も勇気も根性もないってのが,現在のワタクシのせめてもの取り柄でしょうかね。銀行のイーカゲンさを嗤う柄にあらず,実にナサケナイ限りであります。