先日,我が家のビデオ・カメラが突然壊れてしまった。それは約7年ほど前,タカシが生まれる直前に購入した8ミリビデオで,フジフィルムのFujix FH80という製品である(ソニーのCCD-TR850?のOEM)。当時としてはそれなりの機種で,Hi8対応,8倍ズーム,確か14~15万くらいしたと思う。
恐らく,世間一般家庭に比べると私共はあまり熱心に子供の成長過程をビデオに撮影する親ではなかったように思うが,それでも一応はタカシとアキラの折々のスナップ,さまざまな行事などの幾つかをビデオに収めてはきた。しかし7年経った現在,ビデオカメラの性能向上に関わる日進月歩のスピード著しく,ウチのFujixのスペックの貧しさたるや見る影もない(ファインダーは小さなモノクロだわ,手振れは大きいわ,テープは時々ツレルわ,音はきれいに録れないわ,電池は1時間も保たないわ)。要するにここらでお役御免,ということなのか。
で,修理に出す気も起こらず,思い切って新しいのを購入することにした。当然ながら,時代はデジタル・ビデオ・カメラである。しかもソニーのDCR-TRV900なんぞを奮発した(ヲイヲイ,ダイジョーブカ?)
さっそく前の日曜日,秦野戸川公園に行って子供らの川遊びの様子などを撮ってきたのだが,いやそれにしても進歩だねぇ,ハイテクだねぇ。新たな技術の台頭とそれに伴う旧来の技術の陳腐化というテクノロジーの進化形態を改めて痛感せざるをえない。
ところで,そのような新技術に伴う性能品質の飛躍的向上の事例はパソコン関連製品により顕著に見ることができる。7年前,自分はどんなパソコンを使っていただろうか? もうほとんど記憶の底に葬り去られてはいるが,当時は確かエプソンのPC-386Mがメイン・マシンで,CPUはIntel80386-33MHz,メモリは1.6MB,ハードディスクは40MB,OSはMS-DOSver.3.3,使っていたアプリケーションはワープロが松ver.5,スプレッドシートが1-2-3r2.4j,データベースが桐ver.3,そんなところじゃなかったろうか(ああ,メマイがする!)。その後,計5台のパソコンを買い替え買い足して,さらに周辺機器やアプリケーションもどっさり買い足したりして現在に至っている。ある程度は仕事に必要であるとはいえ,何とも極めて効率の悪い投資を続けてきたことか(いや,ほんとにメマイがする!!)。
翻って,それじゃあ7年前の電気製品で,今でも立派に現役で活躍しているモノは何だろう? 挙げてみると,ざっと下表のようになる。
電気スタンド:日立 (LS 1024) / 15年前
エアコン:日立 (RAS-2236W) / 13年前
スチームアイロン:サンヨー (A-SF1) / 11年前
電子レンジ:三菱 (RO-120MT) / 10年前
冷蔵庫:三菱 (MR-V35H) / 8年前
電気コタツ:サンヨー (KG-LR779) / 8年前
掃除機:サンヨー (SC-TPS285) / 8年前
ステレオ:ソニー (MHC-P313) /7年前
テレビ:サンヨー (C-25ZA1) / 7年前
オーブントースター:サンヨー (SK-V10M) / 7年前
こちらはハイテク機器と違って今でも結構ガンバッテいるものが多い。電気スタンドなんか,何とワタクシが田園調布のボロアパートに住んでいた遥かムカシに購入したもので,その後5回の引っ越しを共に経験してきた仲であるし(愛着,愛着)。エアコンだって随分と年代物なのだが,そしてメンテナンスなども全くやっていないのだが,未だに十分冷えるもんだから買い替えることもせずそのまま継続使用しているし(横着,横着)。
とまれ,不況の寒風いよいよ吹きすさぶ昨今,道具の“効用”なぞについて改めて考えさせられる次第であります。
恐らく,世間一般家庭に比べると私共はあまり熱心に子供の成長過程をビデオに撮影する親ではなかったように思うが,それでも一応はタカシとアキラの折々のスナップ,さまざまな行事などの幾つかをビデオに収めてはきた。しかし7年経った現在,ビデオカメラの性能向上に関わる日進月歩のスピード著しく,ウチのFujixのスペックの貧しさたるや見る影もない(ファインダーは小さなモノクロだわ,手振れは大きいわ,テープは時々ツレルわ,音はきれいに録れないわ,電池は1時間も保たないわ)。要するにここらでお役御免,ということなのか。
で,修理に出す気も起こらず,思い切って新しいのを購入することにした。当然ながら,時代はデジタル・ビデオ・カメラである。しかもソニーのDCR-TRV900なんぞを奮発した(ヲイヲイ,ダイジョーブカ?)
さっそく前の日曜日,秦野戸川公園に行って子供らの川遊びの様子などを撮ってきたのだが,いやそれにしても進歩だねぇ,ハイテクだねぇ。新たな技術の台頭とそれに伴う旧来の技術の陳腐化というテクノロジーの進化形態を改めて痛感せざるをえない。
ところで,そのような新技術に伴う性能品質の飛躍的向上の事例はパソコン関連製品により顕著に見ることができる。7年前,自分はどんなパソコンを使っていただろうか? もうほとんど記憶の底に葬り去られてはいるが,当時は確かエプソンのPC-386Mがメイン・マシンで,CPUはIntel80386-33MHz,メモリは1.6MB,ハードディスクは40MB,OSはMS-DOSver.3.3,使っていたアプリケーションはワープロが松ver.5,スプレッドシートが1-2-3r2.4j,データベースが桐ver.3,そんなところじゃなかったろうか(ああ,メマイがする!)。その後,計5台のパソコンを買い替え買い足して,さらに周辺機器やアプリケーションもどっさり買い足したりして現在に至っている。ある程度は仕事に必要であるとはいえ,何とも極めて効率の悪い投資を続けてきたことか(いや,ほんとにメマイがする!!)。
翻って,それじゃあ7年前の電気製品で,今でも立派に現役で活躍しているモノは何だろう? 挙げてみると,ざっと下表のようになる。
電気スタンド:日立 (LS 1024) / 15年前
エアコン:日立 (RAS-2236W) / 13年前
スチームアイロン:サンヨー (A-SF1) / 11年前
電子レンジ:三菱 (RO-120MT) / 10年前
冷蔵庫:三菱 (MR-V35H) / 8年前
電気コタツ:サンヨー (KG-LR779) / 8年前
掃除機:サンヨー (SC-TPS285) / 8年前
ステレオ:ソニー (MHC-P313) /7年前
テレビ:サンヨー (C-25ZA1) / 7年前
オーブントースター:サンヨー (SK-V10M) / 7年前
こちらはハイテク機器と違って今でも結構ガンバッテいるものが多い。電気スタンドなんか,何とワタクシが田園調布のボロアパートに住んでいた遥かムカシに購入したもので,その後5回の引っ越しを共に経験してきた仲であるし(愛着,愛着)。エアコンだって随分と年代物なのだが,そしてメンテナンスなども全くやっていないのだが,未だに十分冷えるもんだから買い替えることもせずそのまま継続使用しているし(横着,横着)。
とまれ,不況の寒風いよいよ吹きすさぶ昨今,道具の“効用”なぞについて改めて考えさせられる次第であります。