アキラは歌が大好きだ。ふと気がつくと,いつも何かの歌を口ずさんでいる。のみならず日常的な会話,ちょっとした言葉のやりとり,もっと普通にしゃべればいいのにというような場合にも何故だか急に唄いだすことがある。まるでミュージカルの場面ようにね(不覚にも父は『シェルブールの雨傘』の郵便配達夫なんぞを思い出したりしてしまう!)。
楽しいとき嬉しいときに歌を唄う慣わし,喜びを歌に託す心,それらは明らかに幼児園での日々の生活のなかで育まれているものと想像される。家庭内における歌唱もだいたいは幼児園で教わった歌であると思われるが,時にはオリジナル・ソングとおぼしきヘンテコ歌を交えたりして,それがまたディクション不明瞭なものだから,こちらとしてはなかなか気が抜けない(どこがじゃ?)
きっと ぼくにもできる
なにかをやりたい きもちが
わきあがってくるから
もりもり きっと
ゆうきが きっと
あしたも あおぞら
パワフル・キッドちゃん
この秋に行われた幼児園の運動会で踊りを交えながらみんなで歌い,そして家でも時々唄っている歌,これはオトウサンも好きな歌だ。まったく,歌に関してはアキラは「パワフル・キッドちゃん」そのものだ。あるいは「ヘンテコ」という冠をかぶせた方がよいのか知らん。常日頃,食べ物に関する執着心が極めて強く,アレはやだコレもやだ,アレ食べたいコレ食べたい,今食べたいすぐ食べたい,などと理不尽なアピールをするアキラ(ワガママ・キッドちゃん)には正直なところ少々気が滅入って,ついついお仕置きの二つ三つもかましてしまう昨今であるが,一方で,ニコニコしながらピョンピョン飛び跳ねたりしながら何やらわからん歌を唄っているアキラ(ヘンテコ・パワフル・キッドちゃん!)は無条件に大好きだよ。
楽しいとき嬉しいときに歌を唄う慣わし,喜びを歌に託す心,それらは明らかに幼児園での日々の生活のなかで育まれているものと想像される。家庭内における歌唱もだいたいは幼児園で教わった歌であると思われるが,時にはオリジナル・ソングとおぼしきヘンテコ歌を交えたりして,それがまたディクション不明瞭なものだから,こちらとしてはなかなか気が抜けない(どこがじゃ?)
きっと ぼくにもできる
なにかをやりたい きもちが
わきあがってくるから
もりもり きっと
ゆうきが きっと
あしたも あおぞら
パワフル・キッドちゃん
この秋に行われた幼児園の運動会で踊りを交えながらみんなで歌い,そして家でも時々唄っている歌,これはオトウサンも好きな歌だ。まったく,歌に関してはアキラは「パワフル・キッドちゃん」そのものだ。あるいは「ヘンテコ」という冠をかぶせた方がよいのか知らん。常日頃,食べ物に関する執着心が極めて強く,アレはやだコレもやだ,アレ食べたいコレ食べたい,今食べたいすぐ食べたい,などと理不尽なアピールをするアキラ(ワガママ・キッドちゃん)には正直なところ少々気が滅入って,ついついお仕置きの二つ三つもかましてしまう昨今であるが,一方で,ニコニコしながらピョンピョン飛び跳ねたりしながら何やらわからん歌を唄っているアキラ(ヘンテコ・パワフル・キッドちゃん!)は無条件に大好きだよ。