ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2013/12/02「太陽にかける橋/ペーパー・タイガー」

2013-12-02 00:00:00 | 日記
「太陽にかける橋/ペーパー・タイガー」

ブラッドベリー少佐 (デビッド・ニーブン)
日本大使 (三船敏郎)
弘一 大使の息子
ミュラー ドイツの記者(ハーディ・クリューガー)

 ブラッドベリー少佐は、某国に駐在する日本大使の息子弘一の家庭教師をする事に。
少佐は大戦中に勲章をもらったほどの人物で、弘一はその武勇伝を聞きたがる。
ある時、反政府ゲリラの襲撃を受け、少佐と弘一は人質にとられてしまうが、
弘一は、少佐ならば簡単に脱出できると信じる。
そんな頃、記者ミュラーは、少佐の経歴がデタラメだと気付き、大使に報告。
アジトを脱出した少佐らは、一味の襲撃をかいくぐり、軍のヘリに救出される。
生還した少佐は、一連の話はほら話で、実際には軍にいなかったと告白。
大使は意に介さず、あなたの過去よりも、息子の未来が大切だと語るのだった。

 と言うわけで、デビッド・ニブンと三船敏郎競演の作品。
ニブンは、某国の日本大使である三船の息子の家庭教師に。
彼は戦争の英雄だったと武勇伝(ほら話)を語る。
その調子は、ニブン自身の80日間世界一周あたりを連想させるとぼけた感じ。
こんな役、彼しか出来ません。
そんな中、政治犯釈放を求める一味が、ニブンと大使の息子を誘拐。
息子はニブンの話を本気にしていて、彼と協力すれば脱出できると奮戦。
その頑張りに、ニブンは自らを恥じると言う訳。
三船大使はニブンを責めず、大事なのはあなたの過去ではなく、息子の未来だと言う。
凄く面白いと言う訳ではないけど、
なかなか良質の作品で、その物語に日本が絡んだ事にうれしくなる。
コメント
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