ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2013/12/19「北京原人の逆襲」

2013-12-19 00:00:00 | 日記
北京原人の逆襲(1977年香港)

ジョニー 探検家
ルー 探検隊の隊長
サマンサ 女ターザン
リン ジョニーの元恋人
ジョニーの弟

 大地震で、ヒマラヤの山中に体長15メートルの巨大な猿人ペキンマンが現れる。
猿人を捕まえて儲けようとするルーは、隊を組んで奥地を探検する事に。
恋人リンが弟と浮気し、失意のジョニーも同行する。
猿人が現れるとルーらは退散。ジョニーはジャングルに住む娘サマンサに助けられる。
彼女は幼い頃に飛行機事故に遭い、以来ジャングルで暮らしていたのだ。
ジョニーはサマンサと愛し合う。
彼は香港で猿人を公開する事をルーに提案。猿人は船で移送され、見せ物にされる。
ルーはサマンサに迫り、それを見た猿人が暴れ出し、ルーを踏み潰す。
サマンサが説得するが、軍はもろともに攻撃。
猿人はビルから落ちて死に、サマンサも息耐える。

 と言うわけで、北京原人は人間の祖先で、巨大な猿人ではないよね。
これは邦題だけの問題?
ラウレンティス版キングコングが話題になった際、
便乗して香港で作られたパクリとしか言い様のない作品。
ヒマラヤの奥地にいた巨大な猿人ペキンマンを、
興行主が香港へ連れてきて見せ物にする。
ペキンマンにも人間の恋人がいるが、それが女ターザンことサマンサ。
キングコングは都会の女性が恋人だったので、
そこはヒネったとも解釈できるが、むしろごった煮感が強い。
サマンサが興行主に襲われるのを見たペキンマンは暴れ出し、
都会をひとしきり破壊した後、高層ビルに登って軍に倒される。
ついでにサマンサまで殺されるのは香港流と言うべきか、
ハリウッドの感覚とは異なる。
特撮は東宝系の連中が出向いたとの事。
ペキンマンの造形には愛敬がなくて、あまり見入る感じではない。
一方で見入ってしまうのはサマンサの方。ビキニみたいなターザン衣裳だが、
むちむちした体型で、いつポロリがあるかハラハラする始末。
予告編見ると、裸も見せてるようだけど、
日本の家族連れ向けにカットしたって事かしら。
コメント
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