ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/01/27 「テッド」

2014-01-27 00:00:00 | 日記
「テッド」

テッド テディベア
ジョン・ベネット テッドの親友(マーク・ウォールバーグ)
ローリー ジョンの恋人
レックス ローリーの上司
タミ・リン スーパーの店員

起:親友がほしいと祈るジョン少年は、話をするテディベアのテッドと親友に。
承:35歳のジョンとテッドは悪友関係を断てず、恋人ローリーをあきれさせる。
転:テッドは狙っていた親子に捕まってしまう。
結:テッドは命を失うが、ローリーが祈って復活する。

 85年。友達のいないジョン少年は、
クリスマスのお願いで、1人でいいから親友がほしいと願う。
するとテディベアのテッドが話し出し、人々を驚かせる。
ジョンは喜び、ずっと友達でいると言う約束を忘れる事はなかった。
 時は流れ、ジョンとテッドは大人に。ジョンと恋人ローリーとの付き合いは4年。
同僚は、ローリーがプロポーズを望んでいるはずだと言う。
 ローリーは、ジョンがテッドと同居している事が不満。
テッドが出ていかねば、次へ進めないと言う。
だが、ジョンはテッドとローリーのどちらとも別れたくないのだ。
 それを察して出ていったテッドは、スーパーの店員として働く事に。
同僚のタミ・リンと親しくなる。
だが、ずる休みしてジョンと会っていると知ったローリーは、
何も変わっていないと失望。
さらにばか騒ぎをした為、怒ったローリーは出ていってしまう。
 ジョンはテッドとケンカになるが、ローリーと寄りを戻す為に協力する事に。
ローリーが上司とコンサートに行ったと知り、飛び入りで彼女に捧げる歌を歌う。
へたくそな歌はブーイングを受けるが、ローリーはジョンを見直す様に。
 ローリーを訪ねたテッドは、ジョンとやり直してくれれば身を引くと約束。
だがテッドはドニーとロバートの親子に捕まってしまう。
親子はテッドを手に入れたがっていたが、
大切には扱わず、体がちぎれても気にしない始末だ。
ローリーの知らせで、テッドの危機を知ったジョンは追跡。
球場で親子を追い詰めるが、テッドの体が引き裂かれてしまう。
 動かなくなったテッドだが、翌朝になると再び動く様に。
ローリーが自分の為にと、再び命を得る様に祈ったのだ。
2度と大事な人を失いたくないと、プロポーズしたジョンはローリーと結婚。
神父は、テッドらが大好きなフラッシュゴードンを演じたサム・ジョーンズだった。

 と言うわけで、35歳のおやじになったテディベアの話。
ジョン少年はクリスマスにテディベアのテッドをプレゼントされ、一生親友だと誓う。
願いがかない、テッドは魂を得るが。。と言う話。
おとぎ話みたいな話だが、この映画の特筆すべき点は、
かつての少年はマーク・ウォールバーグになり、
テッドも35歳になっていたと言う点。
外見は可愛いのに下品と言う、そのギャップが面白い。
この作品、笑えるとか、可愛いとか、ちょっと下品だとか言われてるようだが、
個人的には、子供の頃の悪友と離れられない大人の話と理解した。
そんなこども大人の事情を理解できない恋人は、
テッドと別れてなんて残酷な事を言う始末。
かつて星飛雄馬が恋愛と友情の板挟みになった時、父一徹は言い放ったもんです。
「わしならば、迷わず友情をとる」と。
まあ、本作はコメディなので、結局両者とも手に入れるんだけど、
ジョンを思ってテッドが身を引いたりするあたりは、かなりツボ。
なぜか、そんなに評価されなかったフラッシュゴードン(ラウレンティス版)に
妙に思い入れがあったりするのも面白い。
コメント
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