ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/11/11 「ガルシアの首」

2014-11-11 00:00:00 | 日記
ガルシアの首(1974年米)

ベニー ピアノ弾き(ウォーレン・オーツ)
エリタ ベニーの恋人
地主

 娘が妊娠したと知った地主は、相手ガルシアの首に100万ドルの賞金をかける。
手下はさらにその手下に命じ、首に1万ドル払うと言う。
飲み屋でピアノを弾くベニーは、
恋人エリタがガルシアと親しかったと知り、問い詰める。
エリタによると、ガルシアは酔って車にひかれて死んだと言う。
そこで、墓を掘って、ガルシアの遺体を見つけるが、何者かに襲われて気絶。
ベニーは無事だったが、エリタは殺され、ガルシアの首は奪われていた。
怒ったベニーは襲った2人組を襲撃し、首を回収。
さらに別の一味に襲われるが返り討ちにする。
依頼人は1万ドルを渡すが、ベニーは納得せず彼らを射殺。地主の所へ乗り込む。
100万ドルを渡されるが、こいつのために16人も死んだと地主を射殺。
ガルシアの首は預かると娘に告げて去るが、
門で待ち構えていた一味の集中砲火を受けるのだった。

 と言う訳で、サム・ペキンパー監督作のバイオレンス作。
地主は娘を妊娠させた男ガルシアの首に100万ドルの賞金をかける。
手下はピアノ弾きのウォーレン・オーツに1万ドルで探すよう指示。
ガルシアが事故で死んだと聞かされたオーツは、墓場から死体を掘り出すが、
賞金を狙う連中に襲われると言う訳。
前半は墓を掘るに至るまでをゆっくり描いてなかなか盛り上がらない。
中盤でオーツが襲われ、首が奪われる事態に。
普通なら、襲った奴に復讐したり、金をいただいたりして終わりそうだが、
本作はそうはならない。
なぜ首が必要になったか真相を突き止めてやるとばかりに、
地主の所へ乗り込むと言うやけくそな行動に。
地主に恨みはないはずなので、首を運んでる内にガルシアに共感しちゃったって事か?
ペキンパー作って結構評判良くて、
ゲッタウェイなんかも面白かったけど、個人的に本作は微妙。
激しい撃ち合いで、オーツにまったく弾が当たらないのはご愛敬。
コメント
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