ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/11/22 「スラムドッグ$ミリオネア」

2014-11-22 00:00:00 | 日記
スラムドッグ$ミリオネア(2008年英)

ジャマール・マリク
サリーム ジャマールの兄
ラティカ ジャマールの幼なじみ
プレーム 司会者

 2006年ムンバイ。
お茶くみの青年ジャマールは、クイズ番組ミリオネアに出場。
正解を続けた為に不正を疑われ、警察の取り調べを受ける。
貧しい出のジャマールは、有名俳優のサインを手に入れるが、
兄サリームに売られてしまった過去があった。
1問目はその俳優の名を聞く問題で正解。
続く問題は知らず、観客に聞く権利を使って切り抜ける。
以降も、苦労した経験で得た知識で正解を続ける。
幼いジャマールは、ラティカと言う娘を雨宿りさせ、一緒に暮らす様に。
聖人と言う人物と出会うが、
彼は子供たちに物乞いさせた挙げ句、儲かるからと子供を盲目にしようとする。
あわてて退散したジャマールらは、列車に飛び乗るが、ラティカとははぐれてしまう。
タージマハルにたどり着いた彼らは、そこでインチキガイドで稼ぐ様に。
そこでもらった100ドル紙幣の肖像画について聞く問題にも正解。
ジャマールは踊り子をするラティカと再会。
だが、銃を入手したサリームに脅され、ラティカを奪われ追い出される。
その時の記憶で、銃に関する問題にも正解。
ジャマールはテレビ局でお茶くみをする様に。
ラティカが富豪ジャヴェドに囲われていると知り、再会するが、
私の事は忘れてと言われる。
クリケット選手についての問題はわからなかったが、そこで休憩に。
司会者はトイレでジャマールに答えを教える。
だがジャマールは、教えられたのとは違う答えをして正解。
いよいよ賞金2000万ルピーの最終問題だが、時間切れで続きは明日に。
局を出た所で、警察に捕まったのだ。警部はジャマールの話を信じて解放。
番組に出たのは、ラティカが見ていると思ったからだと言う。
改心していたサリームはラティカを逃がすが、怒った富豪に始末される。
彼女は局へ向かうが、渋滞でなかなか近づけない。
最終問題は、三銃士の登場人物に関する問題だった。
ジャマールは答えを知らなかったが、
サリームが愛読していた事を思い出し、権利を使って彼の携帯に電話。
出たのは、携帯を渡されていたラティカだった。
ラティカは答えを知らなかったが、彼女と話せて満足したジャマールは、適当に解答。
それが正解となり、賞金を得る。
ジャマールは駅でラティカと再会。
ラティカは会えないと思っていたと言うが、
ジャマールはこれが僕たちの運命だと答えるのだった。

 と言う訳で、スラムの青年がクイズ番組で勝ち進むと言う話。
かつて日本でもやっていたミリオネアのインド版に、スラム出身のジャマールが出場。
予想外の健闘を見せるが、彼は教育を受けていないはずで、警察は不正を疑う。
少年時代から苦労してきた彼は、その経験ゆえに得た知識があったと言う訳。
最後までその繰り返しでもなく、
少年が知らない問題も現れるが、そこにもドラマが展開。
数奇な運命と言う感じで面白い。
最後に、幸薄そうだったヒロインも参加して踊るあたりを見ると、
インド映画が作りたかったんですと言う印象も受けるが。
コメント
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