２０２０／０３／１３ ＣＳＩ：ニューヨーク７「スムース・クリミナル」

ＣＳＩ：ニューヨーク７「スムース・クリミナル」殺し屋によって、バーにいた３人が射殺される。

マック　摩天楼戦士
ジョー　元ＦＢＩ
ダニー　ユーモアで盛り上げる
リンジー　モンタナ育ちのタフガール
ホークス　鋭い洞察力
フラック　熱血刑事
シド　検視官
アダム　分析官

殺し屋
カミーユ・ジョーダンソン　元看護師
ジョージ・パーカー　犠牲者。暴行の前科
ジュリアン・グレース　犠牲者。牧師
バーテン　犠牲者
ウイリアム・ダウト　毛髪が残っていた
ジャニス・スコット　患者
クミ院長　カミーユの上司

起：殺し屋によって、バーにいた３人が射殺される。
承：殺し屋は女性客カミーユを連れ去ったと判明。
転：カミーユは薬を偽造品とすり替えていたらしい。
結：薬を偽装したのはクミ院長で、証拠を隠そうとする犯行だった。

　バーで３人が射殺される事件が発生。
冷徹な殺し屋の仕業らしく、１人３発ずつ正確に撃っている。
犯人は黒人の男で、女性を連れて店を出ていったようだ。
　犠牲者のグレースとジョージは、何者かに呼び出されたが相手が来なかった。
計画的に呼び出されたようだ。
バーテンは顔を見られた為に始末した。
では、なぜもう１人の目撃者である女性は、生きたまま連れ出したのだろうか。
　グレースは末期ガンで、撃たれなくても余命わずかだった。
それを悟ったグレースは聖職者になったと言う。
一方、ジョージには暴行の前科があり、２人の共通点は不明だ。
　犯人が残した銃は、オーブンで変形しており、痕跡は出ないだろう。
ジョージに付着した毛髪は、同じ房にいたウイリアムと判明。
ウイリアムは街で挨拶したと認めるが、殺す事はないと言う。
　連れ去られた女性がカードを使用し、看護師カミーユと判明。
ホークスの幼馴染だ。
カミーユの部屋を調べると、大量の薬を発見。
クリニックのクミ院長によると、カミーユは処方された薬を盗んで解雇されたと言う。
だが、ホークスには信じられない。
カミーユは薬を配達する係だったが、
患者から苦情があり、偽造品とすり替えたと判明したのだ。
偽造品は簡単には作れないはずで、共犯者がいるに違いない。
　偽造品の薬は石鹸カスと判明。カミーユの部屋にあったのは偽造品の方だ。
では、本物はどこにあるのだろうか。
　カミーユの携帯は、ジャニスと言う患者によく電話していた。
ジャニスが勤めるクラブへ行くと、殺し屋がそこにいて退散。
ジャニスはオフィスで死んでいるのが見付かる。
ジャニスの死因は脳卒中で、殺し屋が来る前に死んでいたようだ。
標的はすべて重い病気を持っている。
　犠牲者２人の血液からウランが検出される。
カミーユが持っていた薬はウランに汚染されており、
ジャニスの血液からもウランが検出される。どうやらウランがカギのようだ。
　オーブンで見付かった金属片は、帽子のバッチと判明。
退散する際に外見を変える為、殺し屋は帽子を燃やしたのだ。
帽子の店を調べると、購入者は正体不明だが、勧めた人物がクミ院長だとわかる。
クミは、米国では普通の市民のようだが、本国では何度も逮捕歴があるのだ。
彼女は偽造品の薬で儲けており、本物の薬など最初からなかった。
そして、それに気付いた連中を殺し屋に始末させていたのだ。
　退散しようとしていたクミ一味を逮捕。
クミの携帯に電話があり、カミーユに殺し屋が送り込まれたと判明。
マックらが急行し、カミーユを救出。
実は殺し屋は、クミが新たに送り込んだ殺し屋を始末し、
カミーユを撃つ事はしなかったのだ。
殺し屋は退散していたが、マックが見付け出して逮捕。
カミーユは命の恩人であるホークスとの距離が縮まり、
マックらは今後の展開を期待するのだった。

　と言う訳で、シーズン第１４話。
殺し屋によって、バーにいた３人が射殺される。
事件の真相はともかく、クールな殺し屋が登場し、
シーズン通しての強敵になるかと思いきや、あっさり捕まって拍子抜け。