２０２０／０３／１９ ＣＳＩ：ニューヨーク７「アイデンティティ」

ＣＳＩ：ニューヨーク７「アイデンティティ」地下鉄で老人男性が殺されるが、実はマスクをした若い女性だと判明。

マック　摩天楼戦士
ジョー　元ＦＢＩ
ダニー　ユーモアで盛り上げる
リンジー　モンタナ育ちのタフガール
ホークス　鋭い洞察力
フラック　熱血刑事
シド　検視官
アダム　分析官
エリー　ジョーの養女
ラス　ＦＢＩ捜査官。ジョーの元夫
タイラー　ジョーの息子

サブリナ　犠牲者。詐欺師
ハーヴィン　詐欺の被害者
ジェイソン　ダイバー

起：地下鉄で老人男性が殺されるが、実はマスクをした若い女性だと判明。
承：女性の夫が現れるが、夫も騙されていた。
転：女性は詐欺師の娘サブリナで、詐欺稼業を継いでいた。
結：騙されたジェイソンが地下鉄で気付き、咎める内に刺してしまったのだ。

　地下鉄の車内で殺人事件が発生。男が老人男性の持つ箱を奪おうとして揉み合いに。
老人男性が撃たれ、犯人は逃走した。
犠牲者は８０代男性かに見えたが、実は老人のマスクをした３０代女性とわかる。
　目撃者によると、犯人は銃を押し付けて撃ったようだが、死体に発射残渣はない。
車内にはジョーの養女エリーもいて、サイレンサーのような音だったと言う。
犠牲者が持つ箱には、新聞で作ったニセの札束が入っていた。
　死因は失血死だが、体内から弾は見付からない。
そして、なぜか傷口が凍り付いている。
犯人は箱に触れておらず、殺した理由は不明だ。
服からは錆が、箱の粘着テープからは指紋が検出される。
手が込んだマスクは特注品に違いない。
　犠牲者の携帯にハーヴィンと言う男性から電話が入る。
ハーヴィンは、犠牲者は妻ルネだと言う。
キャビンアテンダントで、マイアミ行きの便に乗ったはずだと。
ハーヴィンは半年前に知り合って結婚し、ルネの交友関係は知らないと話す。
調査すると、本物のルネは１２年前に死んでいると判明。
ハーヴィンは騙されていたらしく、犠牲者は身元不明に戻る。
　粘着テープの指紋は、詐欺師クインシーのものと判明。
だが、クインシーは刑務所で死んでいる。
エリーを心配してかけつけたラスは、犠牲者はクインシーの娘サブリナだと話す。
サブリナは詐欺稼業を継いでいた。
今まで捜査線上に出てこなかったのは、老人男性に扮していた為だ。
老人男性に騙されたと言う者は何人かいたが、
被害届を出したのは１０人に１人と言う印象だ。
皆、騙された事を恥じており、
相手が老人男性でなかったと知れば逆上するかも知れない。
　ホークスは、凶器がナイフだと突き止める。
刺した際に圧縮ガスを噴き出す仕掛けで、その音を目撃者は銃だと誤解したのだ。
服に付着した錆は、Ｕボートに使われたバナジウム鋼と判明。
プロのダイバーで、このナイフを持つ者が犯人だ。
　サルベージ会社のジェイソンを捕らえる。
ジェイソンは女性バーテンダーに儲け話を持ち掛けられ、５万ドルを盗られたと言う。
その後、女が行方不明になり、死んだと思っていたが、
地下鉄で老人が持つ箱に気付いたのだ。
抗議するのが目的で、刺すつもりはなかったと言う。

　ジョーは、エリーが地下鉄に乗っていた理由を追及。
エリーは、実母に会いに行こうとしたのだと話す。
実母を逮捕したジョーは、まだ幼かったエリーを引き取ったのだ。
ジョーの気持ちを知ったエリーは、
今日の所は実母に会いに行くのをやめておくのだった。

　と言う訳で、シーズン第１８話。
地下鉄で老人男性が殺されるが、実はマスクをした若い女性だと判明。
スパイ大作戦みたいな話で、銃声が聞こえたが発射残渣がないと言う謎はおまけ。