２０２０／０３／０４ ＣＳＩ：ニューヨーク７「見えざる狙撃者」

ＣＳＩ：ニューヨーク７「見えざる狙撃者」２人の女性が、連続して狙撃によって殺される。

マック　摩天楼戦士
ジョー　元ＦＢＩ
ダニー　ユーモアで盛り上げる
リンジー　モンタナ育ちのタフガール
ホークス　鋭い洞察力
フラック　熱血刑事
シド　検視官
アダム　分析官

エリザベス　犠牲者
ヴァネッサ　犠牲者
マイケル　失踪した少年
ヘイリー　マイケルの向かいに住む
ブライアン　犠牲者
トム　ヘイリーの弟

起：２人の女性が、連続して狙撃によって殺される。
承：狙撃地点にあった血液は、１５年前に誘拐された少年マイケルのものだった。
転：心を病んだマイケルの犯行が疑われるが、彼も殺されているのが見付かる。
結：兄に関心が集まる事に嫉妬した弟トムの犯行だった。

　２日連続で女性が狙撃される事件が発生。犠牲者はエリザベスとヴァネッサだ。
騒ぎを恐れた局長は、スナイパーはいないと発表。
だが、マックはその存在を確信する。
　シドが検死すると、弾が破裂する騒ぎが発生。
刺激を与えると破裂するエクスプローラー弾だ。
局長の会見にマックは同席。
スナイパーと語る事を止められるが、狙撃の可能性についての質問を否定しない。
　弾道から狙撃したビルを特定。
ビルの屋上にはブーツの靴跡と、腕のものらしき毛が残されていた。
２人の犠牲者の共通点は見付からず、無差別殺人かも知れない。
付近で死んでいる昆虫には、人間のものらしき赤い血が付いていた。
　エリザベスは訴訟で大金を得ており、それで恨まれた可能性がある。
ヴァネッサは、無差別殺人に見せる為に殺されたのかも知れない。
　虫に付いた血液は、かつて失踪した少年マイケルのものと判明。
体毛のＤＮＡも同様だ。
マックはマイケルを知っていた。
１５年前。性犯罪者によってマイケルは拉致され、３年後に自力で脱出した。
マックは当時捜査に参加していたのだ。
　マックはマイケルの家を調べる。
壁には怪しげな絵が描かれ、マイケルが精神を病んでいた事をうかがわせる。
さらに潰した虫を集めていたようだ。
向かいに住むヘイリーによれと、家に人がいなくなっしばらく経つようだ。
マイケルは毎晩うなされており、１８歳の時に家を出たと言う。
　新たに、ブライアンと言う男性が狙撃で殺される。性別は関係ないようだ。
厳戒態勢にしなければ新たな犠牲者が出ると、マックは局長に警告する。
　壁の絵に使われた塗料の購入者にマイケル・フランシスの名前があった。
フランシスとは誘拐犯の名字で、マイケルはストックホルム症候群になったようだ。
購入者の住所に急行すると、虫がたかったマイケルの死体があった。
自殺にも思えたが、銃はなく、死後４８時間経過している。
それは最初の狙撃事件よりも前で、スナイパーの正体は不明のままだ。
　家には争った跡があり、その時に虫が犯人の体に付いたようだ。
そして体毛のＤＮＡが一致したのは、犯人がマイケルの家族だからだ。
マイケルには弟トムがいた。
兄が解放された時に、周囲の関心が自分から離れ、疎外感を感じていたのだ。
ヘイリーからトムが戻ったとの連絡が入る。
だが気付かれたと知り、マックが急行。
トムの姿はなく、クローゼットに隠れたヘイリーを保護する。
　残されたテープで、トムは孤独を訴えていた。
兄ばかりが愛され、透明人間のようだと感じていたのだ。
トムの顔は監視システムにヒットせず、一斉配信で市民に通報を求める。
すると、ホテルで目撃されたとの通報が入る。
　トムは屋上にいたが、警察が付近のビルを包囲。
マックは説得するが、トムは犯行によって注目されると感じていた。
マックはエクスプローラ弾を撃って破裂させ、倒れたトムを確保する。
一件落着し、マックはマイケルが遺した品々を見て複雑に思うのだった。

　と言う訳で、シーズン第７話。
２人の女性が、連続して狙撃によって殺される。
狙撃の話も派手だが、マックが過去に関わった事件が関係すると判明。
実は。。と言う真相は面白いが、冒頭の派手さからするとスケールダウンかも。