ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2020/03/20 「ザ・フォーリナー/復讐者」

2020-03-20 00:00:00 | 日記
「ザ・フォーリナー/復讐者」

クワン 中華料理屋店主(ジャッキー・チェン)
リアム・ヘネシー副首相(ピアース・ブロスナン)
メアリー リアムの妻
ショーン リアムの甥
ブロムリー警視 ロンドン警察

起:中華料理店店主クワンは、爆破テロで娘を失う。
承:クワンは独自に事件を追い、かつてテロ組織にいたリアム副首相に接近。
転:リアムは今もテロ組織に関わり、政治利用しようとしていた。
結:テロは阻止され、リアムは政治生命を失う。

 中華料理屋店主のクワンは、爆破テロで娘ファンを失う。
北アイルランド占領に反対するテロ組織UDIによるもので、12人が死亡したのだ。
 クワンは娘の死に立ち直れないでいた。
ブロムリー警視は犯人逮捕を約束するが、捜査の進展は期待できない。
 英副首相リアムはかつてUDIの戦士だったが、
今は戦いを否定し、捜査の強化を指示する。
 事件から3週間経過し、警察の捜査に業を煮やしたクワンは、
リアムに犯人を明かせと連絡。さらにリアムの所へ押しかけるように。
30年前にUDIをやめたリアムは、犯人の情報はないと関与を否定。
するとクワンはトイレを爆破する。
 クワンの仕業だと気付いたリアムは、部下に捜索を指示。
だが、クワンに反撃されてしまう。
クワンはリアムの浮気現場を撮影し、犯人を教えろとメールを送りつける。
納屋を爆破され、リアムはクワンをなめていたと感じる。
さらに車が爆破され、警備が負傷。爆弾は遠隔操作でクワンは近くの森にいるはずだ。
リアムの部下が捜索するが、次々倒され、クワンがかつて特殊部隊にいたと判明する。
 実際、リアムはUDIと通じていた。
テロ計画は認識していたが、犠牲者は出さないはずだったのだ。
クワンはリアムの屋敷に潜入し、屋敷を爆破すると脅す。
リアムは、UDIが新たに爆弾を仕掛ければ、
誰の仕業かわかる仕掛けになっていると伝える。
 だが、新たにバスが爆破されても、リアムは犯人を突き止める事が出来なかった。
リアムは、通じていたマクグラスを脅して計画を聞き出す。
マクグラスは一味のサラを浮気相手として接近させ、リアムを探っていたのだ。
それを知ったリアムはマクグラスを射殺する。
 リアムの甥ショーンがクワンを追うが、返り討ちに遭う。
爆弾に仕掛けがあると知っているのはリアムらだけのはず。
リアムは、ショーンと浮気していた妻メアリーが裏切ったのだと気付く。
メアリーは、以前から消極的なリアムに反発していたのだ。
 ブロムリー警視の部隊は一味のアジトを突き止め、突入の用意を進めていた。
だが、クワンが先にアジトに乗り込み、一味を倒す。
遅れて突入した部隊はサラを追及し、飛行機に爆弾を仕掛けたと聞き出す。
爆破は回避され、サラは始末される。
メアリーもまた、利用されたと知ったショーンに始末される。
 現れたクワンは、リアムを脅して写真をネットに送信させる。
それは、テロの首謀者だったサラとリアムが関係していた証拠だ。
目的を果たしたクワンは店に戻るが、店は警察の部隊に包囲されていた。
狙撃可能だったが、ブロムリーは借りがあると言って、クワンを見逃すのだった。

 と言う訳で、ジャッキー・チェンとピアース・ブロスナン共演によるアクション。
テロで娘を失ったジャッキーは、独自に事件を追う。
かつてテロ組織にいて、現在は副首相ピアースに付きまとい
犯人を聞き出そうとする。
ピアースが犯人を知っているという証拠はなく、言いがかりのようだが
後半になって、確かにテロに関わっていたとわかる。
老いたジャッキーは当初バカにされるが
実は特殊部隊にいた過去があり、テロ組織もピアースらも扱いに苦戦する。
ジャッキーの動機はわかりやすいが、キャラとして似合っているかは微妙。
一方、ピアースとテロ組織の方にはいろいろ陰謀がうごめいていて、わかりづらい。
コメント
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