「ナイブス・アウト/名探偵と刃の館の秘密」
ブノワ・ブラン 私立探偵(ダニエル・クレイグ)
ハーラン・スロンビー 著名なミステリー作家(クリストファー・プラマー)
マルタ 看護師。スロンビーとは友人同様(ノックノックのベル)
リンダ スロンビーの長女(ジェミー・リー・カーティス)
リチャード リンダの夫(ドン・ジョンソン)
ウォルト スロンビーの次男。出版業界の大物(マイク・シャノン)
ジョニ 長男の未亡人。カリスマ(トニ・コレット)
メグ ジョニの娘
ランサム リンダの息子。スロンビーの孫(クリス・エヴァンス)
フラン 家政婦
弁護士 (フランク・オズ)
起:作家スロンビーが喉を切って死に、遺産は看護師マルタに贈られる事に。
承:実はマルタが医療ミスを犯し、スロンビーが彼女をかばったのだ。
転:マルタは証拠を隠そうとするが、探偵に疑われる。
結:遺産がもらえないと知ったスロンビーの孫が薬をすり替えていた。
著名なミステリー作家スロンビー氏が、喉を切って死んでいるのが見付かる。
エリオット警部補は、関係者を集めて事情を聞く事に。看護師マルタも呼び出される。
匿名の依頼によって、私立探偵ブランも同席する。
当日はスロンビーの誕生日で、家族が集まっていた。
次男ウォルトは映画化の話を持ち掛けたが、スロンビーに拒否された。
だが衝突は否定し、もめていたのは長女の息子ランサムだと言う。
長女リンダの夫リチャードは、浮気でスロンビーに責められていた。
リチャードは書斎を探り、浮気について書いた手紙を見付けるが、中身は白紙だった。
娘メグの学費が届いておらず、長女の未亡人ジョニは小切手を書いてもらったと言う。
ジョニは学費を小遣いに回していたが、打ち切られていた。
次男ウォルトも仕事を切られたと言う。
エリオット警部補はスロンビーを自殺だと言うが、
疑問を持ったブランはマルタに事情を聞く。
嘘をつけないマルタは、嘘をつくと嘔吐してしまう性格だ。
実は事件当夜、マルタはスロンビーと話していた。
その際マルタは、誤って大量にモルヒネを注射してしまったのだ
解毒剤がなく、救急車を呼ぼうとするが、スロンビーに止められる。
マルタが逮捕されれば、不法入国である母親は強制送還されてしまう。
そこでスロンビーは、彼女が怪しまれないようにアイデアを出す。
マルタは目立つように屋敷を出て、
こっそり戻ってスロンビーのガウンを着てウォルトに目撃させる。
マルタが帰宅した際に、スロンビーが生きていたと思わせる為だ。
マルタはできないと断ったが、
スロンビーは自ら喉を切ってしまい、やらざるを得なくなった。
だが、再び退散した際、マルタはスロンビーの母親に目撃されていた。
彼女はボケており、マルタをランサムだと思い込んだようだ。
ブランはマルタに協力を求める。
マルタは、スロンビーが死んでも得をしない唯一の人物なのだ。
ブランは監視ビデオを確認しようとするが、マルタがテープを始末してしまう。
続いて森を確認したブランは、犯人らしき足跡に気付くが、
マルタはわざと踏み荒らす。
ブランは、犬が拾ってきた格子の破片に気付く。最近壊れたもののようだ。
さらに絨毯についた泥を発見。外からスロンビーの部屋に侵入した者がいるのだ。
スロンビーの遺言書が公開される事に。
ランサムも現れるが、彼は家族に迷惑をかけてきたと相続人から外されていた。
弁護士は、遺言書が前週書き換えられ、すべてマルタに託すとされたと告げる。
家族たちは騒ぎ出し、非難を受けたマルタはランサムの車で退散する。
家族たちは、マルタがスロンビーを操っていたと主張。
だが、スロンビーが自殺ならば遺言書は有効だ。
ブランは他殺を疑っているが頼りにならず、マルタに相続放棄させるしかない。
ランサムが嘘をついていると指摘すると、マルタは事情を説明する。
ランサムは、祖父が命懸けで望んだ事だとして、協力を約束。
家族を恨んでいるランサムには、分け前をもらうと言う思惑もあるのだ。
ウォルトがマルタを訪ね、金で解決できると言って説得しようとする。
マルタは、弁護士が残した「お前のした事を知っている」と言う手紙を見付ける。
ランサムは、血液検査でモルヒネの事がばれたのだと言う。
ブランは、検視局で火災が発生し、サンプルが燃えてしまったと知る。
監視カメラのテープも中身が消えていた。残るは報告書のコピーだけだ。
マルタは逃げ出すが、ブランに捕まってしまう。
ブランは、スロンビーの母がランサムを目撃していたと話す。
マルタが逃亡したのもランサムの指示だったと、ランサムを拘束する。
マルタは、手紙に書かれていた場所を訪れる。
そこには家政婦フランが倒れていた。モルヒネを打たれたようだ。
フランは「あなたが殺した」と言い、マルタは救急車を呼ぶ。
ブランはランサムがすべて白状したと言い、マルタは再び屋敷を訪れる。
マルタは真相を告白する事を決意。
だがブランは、スロンビーは自殺で間違いないと言う。
匿名の依頼人は、事前にスロンビーの遺言の内容を知っていた。
ブランはランサムこそ依頼人だと指摘する。
ランサムはスロンビーと口論していた。
その際に、スロンビーがマルタに相続させると聞いていたのだ。
一度は退散したランサムだが、妙案を思いついて屋敷に戻った。
マルタが注射を誤れば相続が無効になると考え、薬に細工した。
注射したのはいつもの鎮痛剤で、医療ミスはなかったのだ。
血液検査の結果も問題はなく、スロンビーの死因は自殺と断定される。
マルタがスロンビーの母に目撃された際、「ランサム戻ったのかい」と言われていた。
ランサムはその前にも目撃されていたのだ。
ランサムは後で薬を戻そうとしたが、医療ミスではなく自殺らしいと報じられた。
そこで匿名で探偵を雇った。
ランサムは葬儀を欠席し、家族が不在の間に薬を戻したが、フランに目撃されたのだ。
いとこが検視局にいるフランは、ランサムを脅そうとした。
マルタから事情を聞いたランサムは、計画が失敗したと知る。
証拠を始末する為に検視局を放火。フランを始末した。
マルタは、フランが「あなたが殺した」と思っていたが、
正確にはユーではなく正しくはヒューと言っていた。ヒューとはランサムの愛称だ。
マルタは、救急車を呼んだおかげでフランは無事だと言う。
真相を暴かれたランサムはそれを認め、せいぜい殺人未遂だとうそぶく。
だが、マルタが嘔吐する。無事だと言うのは嘘で、フランは死んでいたのだ。
追い込まれたランサムは、スロンビーの部屋にあったナイフでマルタに襲い掛かる。
しかし、それは仕掛けナイフで、マルタは難を逃れる。
ブランは、初対面の時にマルタの靴に付いた血に気付き、
最初から殺人に絡んでいると思っていたと告白。
屋敷の外では、家族たちが呆然としていた。
リンダは白紙かに思えた手紙を燃やそうとし、
あぶり出しで浮かんだ文字から夫の浮気を知る。
マルタは、この家族を守るべきと感じると言う。
ブランは反対するが、それでも自分の気持ちに従うべきだと話すのだった。
と言う訳で、ダニエル・クレイグによる探偵もの。
共演は、クリストファー・プラマー、ジェミー・リー・カーティス、
ドン・ジョンソン、マイケル・シャノン、トニ・コレット、
クリス・エヴァンスと言う豪華な布陣。
クレイグが探偵役だが、看護師のマルタと言う女性を狂言回しに展開する。
このマルタ役は、ノックノックと言う作品でキアヌを誘惑した女性。
著名なミステリー作家であるプラマーが、殺人とも自殺とも思える死に方をする。
家族全員に殺人の動機があるが。。と言うまあまあ探偵ものにありがちな導入。
そして、序盤にこのマルタが真相に関わっていたと判明。
マルタは真相を隠そうとし、
それに振り回されるクレイグは、役立たず感を感じさせる。
ところがところが、マルタも見ている側も真相だと思ってた事が
終盤に実は真相ではなかったとわかる。
クレイグはちゃんと真相を把握しており、なかなか面白い謎解きものです。
ブノワ・ブラン 私立探偵(ダニエル・クレイグ)
ハーラン・スロンビー 著名なミステリー作家(クリストファー・プラマー)
マルタ 看護師。スロンビーとは友人同様(ノックノックのベル)
リンダ スロンビーの長女(ジェミー・リー・カーティス)
リチャード リンダの夫(ドン・ジョンソン)
ウォルト スロンビーの次男。出版業界の大物(マイク・シャノン)
ジョニ 長男の未亡人。カリスマ(トニ・コレット)
メグ ジョニの娘
ランサム リンダの息子。スロンビーの孫(クリス・エヴァンス)
フラン 家政婦
弁護士 (フランク・オズ)
起:作家スロンビーが喉を切って死に、遺産は看護師マルタに贈られる事に。
承:実はマルタが医療ミスを犯し、スロンビーが彼女をかばったのだ。
転:マルタは証拠を隠そうとするが、探偵に疑われる。
結:遺産がもらえないと知ったスロンビーの孫が薬をすり替えていた。
著名なミステリー作家スロンビー氏が、喉を切って死んでいるのが見付かる。
エリオット警部補は、関係者を集めて事情を聞く事に。看護師マルタも呼び出される。
匿名の依頼によって、私立探偵ブランも同席する。
当日はスロンビーの誕生日で、家族が集まっていた。
次男ウォルトは映画化の話を持ち掛けたが、スロンビーに拒否された。
だが衝突は否定し、もめていたのは長女の息子ランサムだと言う。
長女リンダの夫リチャードは、浮気でスロンビーに責められていた。
リチャードは書斎を探り、浮気について書いた手紙を見付けるが、中身は白紙だった。
娘メグの学費が届いておらず、長女の未亡人ジョニは小切手を書いてもらったと言う。
ジョニは学費を小遣いに回していたが、打ち切られていた。
次男ウォルトも仕事を切られたと言う。
エリオット警部補はスロンビーを自殺だと言うが、
疑問を持ったブランはマルタに事情を聞く。
嘘をつけないマルタは、嘘をつくと嘔吐してしまう性格だ。
実は事件当夜、マルタはスロンビーと話していた。
その際マルタは、誤って大量にモルヒネを注射してしまったのだ
解毒剤がなく、救急車を呼ぼうとするが、スロンビーに止められる。
マルタが逮捕されれば、不法入国である母親は強制送還されてしまう。
そこでスロンビーは、彼女が怪しまれないようにアイデアを出す。
マルタは目立つように屋敷を出て、
こっそり戻ってスロンビーのガウンを着てウォルトに目撃させる。
マルタが帰宅した際に、スロンビーが生きていたと思わせる為だ。
マルタはできないと断ったが、
スロンビーは自ら喉を切ってしまい、やらざるを得なくなった。
だが、再び退散した際、マルタはスロンビーの母親に目撃されていた。
彼女はボケており、マルタをランサムだと思い込んだようだ。
ブランはマルタに協力を求める。
マルタは、スロンビーが死んでも得をしない唯一の人物なのだ。
ブランは監視ビデオを確認しようとするが、マルタがテープを始末してしまう。
続いて森を確認したブランは、犯人らしき足跡に気付くが、
マルタはわざと踏み荒らす。
ブランは、犬が拾ってきた格子の破片に気付く。最近壊れたもののようだ。
さらに絨毯についた泥を発見。外からスロンビーの部屋に侵入した者がいるのだ。
スロンビーの遺言書が公開される事に。
ランサムも現れるが、彼は家族に迷惑をかけてきたと相続人から外されていた。
弁護士は、遺言書が前週書き換えられ、すべてマルタに託すとされたと告げる。
家族たちは騒ぎ出し、非難を受けたマルタはランサムの車で退散する。
家族たちは、マルタがスロンビーを操っていたと主張。
だが、スロンビーが自殺ならば遺言書は有効だ。
ブランは他殺を疑っているが頼りにならず、マルタに相続放棄させるしかない。
ランサムが嘘をついていると指摘すると、マルタは事情を説明する。
ランサムは、祖父が命懸けで望んだ事だとして、協力を約束。
家族を恨んでいるランサムには、分け前をもらうと言う思惑もあるのだ。
ウォルトがマルタを訪ね、金で解決できると言って説得しようとする。
マルタは、弁護士が残した「お前のした事を知っている」と言う手紙を見付ける。
ランサムは、血液検査でモルヒネの事がばれたのだと言う。
ブランは、検視局で火災が発生し、サンプルが燃えてしまったと知る。
監視カメラのテープも中身が消えていた。残るは報告書のコピーだけだ。
マルタは逃げ出すが、ブランに捕まってしまう。
ブランは、スロンビーの母がランサムを目撃していたと話す。
マルタが逃亡したのもランサムの指示だったと、ランサムを拘束する。
マルタは、手紙に書かれていた場所を訪れる。
そこには家政婦フランが倒れていた。モルヒネを打たれたようだ。
フランは「あなたが殺した」と言い、マルタは救急車を呼ぶ。
ブランはランサムがすべて白状したと言い、マルタは再び屋敷を訪れる。
マルタは真相を告白する事を決意。
だがブランは、スロンビーは自殺で間違いないと言う。
匿名の依頼人は、事前にスロンビーの遺言の内容を知っていた。
ブランはランサムこそ依頼人だと指摘する。
ランサムはスロンビーと口論していた。
その際に、スロンビーがマルタに相続させると聞いていたのだ。
一度は退散したランサムだが、妙案を思いついて屋敷に戻った。
マルタが注射を誤れば相続が無効になると考え、薬に細工した。
注射したのはいつもの鎮痛剤で、医療ミスはなかったのだ。
血液検査の結果も問題はなく、スロンビーの死因は自殺と断定される。
マルタがスロンビーの母に目撃された際、「ランサム戻ったのかい」と言われていた。
ランサムはその前にも目撃されていたのだ。
ランサムは後で薬を戻そうとしたが、医療ミスではなく自殺らしいと報じられた。
そこで匿名で探偵を雇った。
ランサムは葬儀を欠席し、家族が不在の間に薬を戻したが、フランに目撃されたのだ。
いとこが検視局にいるフランは、ランサムを脅そうとした。
マルタから事情を聞いたランサムは、計画が失敗したと知る。
証拠を始末する為に検視局を放火。フランを始末した。
マルタは、フランが「あなたが殺した」と思っていたが、
正確にはユーではなく正しくはヒューと言っていた。ヒューとはランサムの愛称だ。
マルタは、救急車を呼んだおかげでフランは無事だと言う。
真相を暴かれたランサムはそれを認め、せいぜい殺人未遂だとうそぶく。
だが、マルタが嘔吐する。無事だと言うのは嘘で、フランは死んでいたのだ。
追い込まれたランサムは、スロンビーの部屋にあったナイフでマルタに襲い掛かる。
しかし、それは仕掛けナイフで、マルタは難を逃れる。
ブランは、初対面の時にマルタの靴に付いた血に気付き、
最初から殺人に絡んでいると思っていたと告白。
屋敷の外では、家族たちが呆然としていた。
リンダは白紙かに思えた手紙を燃やそうとし、
あぶり出しで浮かんだ文字から夫の浮気を知る。
マルタは、この家族を守るべきと感じると言う。
ブランは反対するが、それでも自分の気持ちに従うべきだと話すのだった。
と言う訳で、ダニエル・クレイグによる探偵もの。
共演は、クリストファー・プラマー、ジェミー・リー・カーティス、
ドン・ジョンソン、マイケル・シャノン、トニ・コレット、
クリス・エヴァンスと言う豪華な布陣。
クレイグが探偵役だが、看護師のマルタと言う女性を狂言回しに展開する。
このマルタ役は、ノックノックと言う作品でキアヌを誘惑した女性。
著名なミステリー作家であるプラマーが、殺人とも自殺とも思える死に方をする。
家族全員に殺人の動機があるが。。と言うまあまあ探偵ものにありがちな導入。
そして、序盤にこのマルタが真相に関わっていたと判明。
マルタは真相を隠そうとし、
それに振り回されるクレイグは、役立たず感を感じさせる。
ところがところが、マルタも見ている側も真相だと思ってた事が
終盤に実は真相ではなかったとわかる。
クレイグはちゃんと真相を把握しており、なかなか面白い謎解きものです。