２０２２／１０／１５ 「長篇怪獣映画ウルトラマン」

「長篇怪獣映画ウルトラマン」(1967年日)

ムラマツ隊長　科特隊キャップ（小林昭二）
ハヤタ隊員　科特隊隊員。実はウルトラマン（黒部進）
アラシ隊員　科特隊隊員（毒蝮三太夫）
イデ隊員　科特隊隊員（二瓶正也）
フジ・アキコ隊員　科特隊隊員（桜井浩子）
ホシノくん　科特隊本部に出入り
岩本博士　（平田明彦）

松井所員　多々良島測候所員
中谷博士　調査隊員
オサムくん　怪獣殿下と呼ばれる少年

起：ハヤタ隊員はウルトラマンになり、怪獣ベムラーを倒す。
承：多々良島のレッドキングも倒す。
転：万博の為にゴモラを空輸するが、暴れ出す。
結：ゴモラも倒す。

　科学特捜隊のハヤタ隊員は、宇宙から飛来した青い玉を追跡。
続いて現れた赤い玉に衝突してしまう。
　ハヤタの体が赤い玉に包まれる。
現れたＭ７８星雲の宇宙人は、怪獣ベムラーに逃げられ追跡してきたと言う。
そこでハヤタに衝突してしまったが、自らの命を託し、
一心同体で地球の平和の為に戦いたいと言って、ベータカプセルを託す。
　科特隊はハヤタを捜索。湖からベムラーが現れる。
生きていたハヤタから連絡があり、アキコ隊員が特殊潜航艇を運ぶ。
ハヤタが乗り込み、攻撃でベムラーを倒す。

　多々良島測候所員の連絡が途絶える。
科特隊が捜索に向かうと、そこでは怪獣レッドキングとチャンドラーが戦っていた。
レッドキングはチャンドラーの腕をもぎ取って撃退する。
測候所は破壊されており、誰もいない。
イデ隊員らは怪奇植物スフランに襲われるが、焼き払って助かる。
　ムラマツらの前に怪獣マグラが出現。撃退するが、ハヤタが崖下に落ちてしまう。
　イデらの前に小さな怪獣ピグモンが現れる。
追跡すると、倒れている松井所員を発見。他の隊員はやられたと言う。
松井は、地震の影響で島は古代のようになったと言う。
一方で、ピグモンは命の恩人だと。
再びレッドキングが現れ、崩れた岩でピグモンはやられてしまう。
　ムラマツはイデらのＳＯＳに気付いてかけつける。
残されたハヤタはベータカプセルを落とすが、何とか拾ってウルトラマンに変身。
レッドキングを投げ飛ばして倒す。

　アラシ隊員がジョンスン島の調査に参加する事に。
ゴモラザウルスの化石を探すが、崖が崩れて、生きていた怪獣ゴモラが現れる。
　万博の為にゴモラを生きたまま空輸する事になり、科特隊も協力する。
ＵＳＧ麻酔弾で眠らせ、空輸作戦を開始する。
だが、予定よりも早くゴモラの目が覚めて暴れ出してしまう。
やむなく切り離され、ゴモラは地中に潜る。
どこへ現れるかわからず、大阪全域が警戒する。
　ゴモラは工事現場に出現。
ウルトラマンが戦うが、ベータカプセルを落としてしまう。
ウルトラマンはエネルギー不足で退散し、ゴモラは地中に逃げる。

　ウルトラマンもゴモラには歯が立たず、再びＵＳＧ麻酔弾を手配する事に。
ゴモラは街中に現れる。攻撃で、武器である尻尾を切り落とす事に成功。
アラシが発信器を撃ち込んだ為、ゴモラが地中に潜るが追跡可能だ。
　ゴモラは大阪城に向かっている。
だが、ＮＹにもＵＳＧ麻酔弾の在庫はないと連絡がある。
出現したゴモラにより、大阪城は破壊されてしまう。
　怪獣殿下と呼ばれるオサム少年は、拾ったベータカプセルをハヤタに届ける。
ハヤタはウルトラマンに変身。
角を折るとゴモラは地中へ逃げようとするが、スペシウム光線で倒す。

　と言う訳で、ウルトラマン再編集による映画版。
公開はＴＶ放送の翌年で、「キングコングの逆襲」の同時上映だったとの事。
出てくるのは、ベムラー、レッドキング、ゴモラのエピソード。
第１話が出てくるので、ウルトラマン誕生が描かれるのかと思いきや
科特隊がベムラーを退治した形で、ウルトラマンは紹介されない。
その後、ウルトラマンは当たり前のように出てくる。
レッドキングの回はあっさりした感じで、ゴモラの回が映画の半分くらいを占める。
レッドキングの回にもゴモラの回にも、怪奇植物スフランが出てくる。

２０２２／１０／１５ 「デーモン・ハンターズ」

「デーモン・ハンターズ」(2022年米)

Ｇ　元兵士（ランディ・クートゥア）
ロシャン　ランディの仲間（ディーン・ケイン）
ディー　店のバーテン（ロバート・ダビー）
司書　（マイケル・マドセン）

起：元兵士のＧらは悪魔退治をしていた。
承：Ｇらはディーのバーを訪れるが、そこに闇の天使たちがいると知る。
転：Ｇらは、闇の天使に自身の闇を見せられる。
結：Ｇらは打ちのめされて退散する。

　元兵士のＧと仲間は、娘イザベルが悪魔に取り憑かれたと言う女性を訪ねる。
昔の悪魔で、女性が先週木を掘り起こしたと言う。
その時に悪魔が解放されたようだ。
悪魔は近くにいる者に取り憑き、命を奪う。
やむなくイザベルを埋める事に。他に解決策はあるはずだと言う者もいたが。

　Ｇらは悪魔退治を続け、ディーの店にたどり着くが、そこが悪魔の巣だと気付く。
モルモン教徒の客以外すべてが悪魔だ。
　Ｇらは「司書」と呼ばれる男を訪ねる。
司書は、店にいるのは闇の天使だと言う。
過ちを犯した者に罪を与えており、根っからの善人は殺せない。
あちこちの闇の天使が一堂に集まっているのだと言う。
　本によると、闇の天使は肉体を持っており、切り刻んで埋めなくてはならない。
店にいた男たちは迷える魂で、害のない働きアリだ。

　Ｇらは店に乗り込み、闇の天使１人を爆破で倒す。
すると５人の仲間が現れる。こちらも５人なので、それぞれ１対１に。
Ｇらは、それぞれの罪を思い出させられる。
　Ｇには戦場の記憶が甦る。
部隊と自爆しようとする少年のどちらかを救う選択を迫られ、部隊を選んだのだ。
その罪を日々背負っており、闇の天使はＧは無実だと言う。
　他の者たちも自分を責めていた。
妹を見捨てたと悔やんでいる者も。神父は、全部嘘だったと告白して責められる。

　Ｇらはバーに戻る。闇の天使をたおす事は出来なかった。
神父は５回死んだとされ、激しい頭痛に苦しむ。
　Ｇらは引き上げる事に。彼らは幸運だったとされる。
以前に、闇の天使が店の外へ出た時は、世界の三分の一の人間が死んだのだ。

　と言う訳で、悪魔とかが出てくる映画。
ロバート・ダビーが出てると言うので観たけど、彼は主人公ではない。
「エクスペンダブルズ」のメンバーであるランディ・クートゥアが主人公的だけど
彼は悪魔退治チームの一員で、彼中心ではなくチームで取り組む展開。
チームのメンバーにはディーン・ケインもいて
「司書」と言う存在で、マイケル・マドセンも出ているからぼちぼちな布陣。
チームはダビーが主人のバーに乗り込むが、そこには闇の天使と言う女性陣がいた。
闇の天使は、悪い連中を始末すると言う存在で
チームのメンバーも聖人ではないので、自分の闇を直視して苦悩する。
結局、メンバーは皆苦悩するだけで解放されるので
何が見せたかったんすかねと言う印象。

２０２２／１０／１５ 「アイス・ロード」

「アイス・ロード」(2021年米)

マイク　トラック運転手（リーアム・ニースン）
ガーティ　マイクの弟。元軍人
ジム・ゴールデンロッド　トラック運転手（ローレンス・フィッシュバーン）
タントゥー　女性運転手
トム・バルネイ　保険屋
コーディ　鉱山作業員。タントゥーの兄

起：鉱山で事故があり、トラック運転手マイクらは救出の為の装置を運ぶ事に。
承：危険な氷上で犠牲者が出る。
転：保険屋と称するトムが妨害しているとわかる。
結：買収を企む起業家が妨害していたが、マイクらの活躍で生存者が救出される。

　カナダ。カトカ鉱山でガス爆発事故が発生。
２６人が鉱山に閉じ込められる。
凍土下で、３０時間は持たない。
救出には抗口装置の輸送が必要だが、
運転手ジムはアイスロードと呼ばれる氷上のコースで行けると言う。
氷が溶ける季節で危険な仕事だ。
　クビになったトラック運転手マイクは、病院にいる弟ガーティを連れ出す。
ガーティは元軍人だが、ＰＴＳＤで失語症になっていた。

　ジムの誘いで、マイクらトラック運転手が集まる。
保険屋トムも同行する事に。脱落者は報酬がもらえないとされる。
　３台のトラックが出発。氷上を進むが、
ジムのトラックが動かなくなり、他のトラックが牽引する事に。
作業中にトラックが沈んでしまい、ジムも巻き込まれる。
割れが広がっており、マイクらは急いで出発。
氷が波打ち、２台は横転するが、重量が分散した事で割れが収まる。

　マイクらは再出発の用意をする。
　女性運転手タントゥーは、
燃料にガソリンを混ぜればトラックは動かなくなると考える。
トムの仕業で、彼は保険屋などではないのだ。
　トムが爆薬を仕掛けるが、マイクは爆薬に気付いて遠ざけて難を逃れる。
マイクは、雇い主が救出を失敗させたいのだと気付く。
　トムはマイクが死んだものと思い、１台だけ無事だったと報告。
黒幕は、タントゥーも始末しろと指示する。
　トムは運転を誤ったように偽装しようとするが、タントゥーはトラックを奪う。
ガス欠になり、トムに追い付かれるが、かけつけたマイクがトムの車を崖下に落とす。

　マイクらはトラックを修理して再出発。生きていたトムが妨害。
マイクと格闘になり、トムはトラックごと湖に沈む。
　タントゥーは閉鎖中の橋の通過に成功するが、
ガーティがトラックとゲートに挟まって死んでしまう。
追いついたマイクはショックを受ける。
　企業関係者は、鉱山に生存者はいないものと判断。
だがマイクらのトラックが到着し、抗口装置によって作業員を救出。
タントゥーの兄コーディも無事だった。
　企業を売却する為に、関係者は事故を誘発させたとわかる。
マイクは受け取った小切手で、自身のトラックを買うのだった。

　と言う訳で、リーアム・ニースン主演のアクション。
鉱山で事故があり、リーアムらトラック運転手が救出の為に必要な器具を運ぶ事に。
運ぶコースはアイスロードと呼ばれる氷上で
やり方を注意しないと沈んでしまうと言う訳。
氷上の「恐怖の報酬」をやりたかったんだとわかるが
どうすると危険で、どうすると大丈夫なのかがよくわからないシーンが続く。
実はありがちな陰謀が絡んでいて、ありがちな殺し屋が妨害する展開に。
後半になると氷上ではない、ただの雪山になり、
ずっと危険な状態と言うハラハラ感はなくなり、延々と争ってる印象に。
設定は面白そうなので、もうすこしうまく料理できれば良かったが。