ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2022/10/30 「シャドウ・イン・クライド」

2022-10-30 00:00:00 | 日記
「シャドウ・イン・クライド」(2020年米ニュージーランド)

モード・ギャレット 空軍将校(クロエ・グレース・モレッツ)
ウォルト・クエイド軍曹 乗員
リーヴス機長
ドーン 乗員
タガート 乗員
フィンチ 乗員
ベッケル 乗員
ウイリアムズ 乗員
ベッケル 乗員(ジュラシックワールドの少年兄)

起:空軍将校のモードが爆撃機に乗り込む。
承:モードは機体を破壊する怪物の存在に気付く。
転:日本軍と怪物の攻撃を受け、爆撃機は不時着する。
結:モードは怪物を倒す。

 グレムリンとは、飛行機を破壊するとされる空想の産物だ。
 1943年。爆撃機フールズエランド号に、
英国空軍将校モード・ギャレットが乗り込む。
乗員は追い出そうとするが、
モードはライガート少佐の命令で、カバンの保護が目的だと言う。
やむなく銃座に入るように指示され、カバンはクエイド軍曹に託す。
カバンの中身は極秘で、開ける事は許されない。
 爆撃機は離陸。
モードは右翼に何かが見えると連絡。
乗員はグレムリンかもとからかう。
モードは機内に戻ろうとするが、ハッチが開かず、閉じ込められてしまう。

 乗員が照会するが、ギャレットなど存在しないと判明。
追及するとモードは銃座に閉じこもってしまう。
乗員はカバンの中身を気にするが、モードは開ければ軍法会議だと止める。
一方、乗員ベッケルが、大きなネズミのような怪物を見たと言う。
 零戦が現れ、ギャレットは銃撃する。
ギャレットは旧姓で、結婚後はジョンソンだと明かす。
機長は、とりあえずカバンには手を出すなと指示する。
 乗員ドーンはグレムリンがいると認めるが、他の者は本気にしない。
毛むくじゃらで手がかぎ型。多くの飛行機乗りが噂していた怪物だ。
やがてエンジンが不調になる。

 この異常事態に、機長はカバンを開けろと指示。
クエイドが抵抗するが、結局開かれ、中身が赤ん坊だと知る。
クエイドが父親だったのだ。
 夫に暴力を振るわれ、モードは兵士に。
クエイドと知り合い、真剣な付き合いをしたが、彼は夫がいると知って去った。
だがモードは妊娠しており、それを知った夫に殺されかかって、不名誉除隊に。
子供が孤児になる事を恐れて、モードは計画したのだ。
だが、着陸後に逮捕されるだろう。
 3機の零戦が接近。
悲鳴が聞こえ、モードはクエイドがやられたと知る。
機外に出た怪物がカバンを持っている事に気付いたモードは、窓を開けて発砲。
怪物は退散し、モードは機外へ出てカバンを回収するが、
零戦の攻撃で銃座は破壊されてしまう。
 カバンを機内に投げ入れ、自身は落下してしまうが、
零戦の爆発で吹き飛ばされて機内へ。
乗員の多くがやられ、怪物は機内で暴れていた。
怪物を突き落とすが、空を飛べるので平気だ。
一方、零戦の攻撃で機長が死亡してしまう。

 乗員が次々やられるが、ウォルトは無事だった。
モードは怪物を撃って倒し、再び攻撃してきた零戦を撃墜。
さらに奮戦し、機体を陸地に不時着させる。
 機体が爆発するが、モードら4人と赤ん坊は無事だった。
感謝する乗員は、モードの行為を不問にする事に。
ウォルトは、モードから逃げた事を詫びる。
 生きていた怪物がカバンを奪うが、モードが格闘の末に倒すのだった。

 と言う訳で、クロエ・グレース・モレッツ主演のアクション作。
時代は第二次大戦中。
特殊任務だと、クロエは爆撃機に乗り込むが
追加乗員が座る場所はないと、銃座に閉じ込められてしまう。
日本軍(零戦)の攻撃を受ける一方、機体を破壊する怪物(グレムリン)を目撃。
事態に気付いているのはクロエだけと言う訳。
前半の大半は銃座のシーンで、無線で他の乗員と会話するものの
クロエの一人芝居が延々と続く感じ。
面白い設定だと思ったが、後半はクロエが銃座を脱出すると
スーパーマンかと思うような活躍を見せる。
飛行機を破壊するグレムリンは「トワイライトゾーン」の1エピソードでも登場したが
本作では、それに日本軍と赤ちゃんと言うアイテムが追加され、大混乱と言う感じに。
赤ちゃんはちょっと余分だったかな。
クロエちゃん、もう赤ちゃんがいてもおかしくない年齢なんですね。
コメント
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