ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2024/01/01 スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド シーズン1「苦しみの届かぬ高さまで」 #6

2024-01-01 00:00:03 | 日記
スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド シーズン1「苦しみの届かぬ高さまで」 マジャリス星の一行が乗船する。

クリストファー・パイク エンタープライズの船長
スポック 科学士官。
ウーナ 副長。ナンバーワン
ウフーラ 通信士官。士官候補生
ラアン・ヌニエン・シン 保安主任
ムベンガ ドクター
チャペル 看護師
オルテガス 操縦士
ヘマー 技術士官

アローラ大臣 マジャリス星の住人。パイクとは旧知の仲
第一奉仕者 少年
ガバル長老 マジャリス星の住人。第一奉仕者の実父
ルキア ドクターの娘

起:マジャリス星の一行が乗船する。
承:第一奉仕者と言う少年を狙う動きがある。
転:死んだかに思えた少年は無事で、即位式に行くと言う。
結:少年を生け贄にするのだと知り、パイクは愕然とする。

 艦はマジャラン星系へ。
パイクは以前に訪れた際、死にかけた経験があった。
 艦は救難信号を受ける。
連邦船が攻撃を受けており、やむなく攻撃する敵船を撃破。
連邦船の乗員を転送収容すると、パイクとは旧知の仲であるアローラ大臣がいた。
 一行はマジャリス星の代表だった。
アローラの他には、ガマル長老と言う男性と、その息子である少年がいた。
 少年は第一奉仕者と呼ばれ、
家族との縁を切り、マジャリス全員の家族となるのだと言う。
まもなく儀式があり、少年の命を狙う連中もいる。
マジャリスは連邦に加盟していないとして調査を拒否するが、
パイクは艦が攻撃を受けた以上避けられないと告げる。
アローラは、自身も同行する条件で合意する。
 ドクターは第一奉仕者を診察。
スキャナーでは検出されない量子バイオインプラントが使われていると言う。
長老はアジャリスの医療技術は進んでおり、病気がないと言う。
ルキアも治療可能だが、同盟関係でない者を受け入れる事は出来ないと告げられる。

 ラアンらは、墜落した敵船を調査。
落ちていた「誓いのコイン」と言うものを見付ける。
マジャリスの軍人には最高の栄誉となるもので、
軍人が裏切って、第一奉仕者を誘拐しようとしたのかも知れない。
危険が迫っているようだが、アローラは艦隊による護衛を拒否する。
 スポックは、墜落船で見付けた装置は、
そのサイズから少年に使うつもりだったようだと指摘。
だが長老は知らないと言う。
 アローラは衛兵キアンが持っているはずのコインを確認しようとするが、彼は退散。
パイクが捕まえ、事情を聞くと、誓いを果たすためだと告白。
アローラを襲おうとして、自身に刃物が刺さって死んでしまう。
 誰も信じられないと言うアローラは、パイクを頼って関係が再燃。
パイクは、数年後に事故に遭う事がわかっていると明かす。
するとアローラは、自分たちの考えを受け入れられれば、
助けられるかも知れないと言う。

 ドクターは、実体化したルキアが第一奉仕者と遊んでいるのに気付いて驚く。
長老との話を聞いた第一奉仕者は、ルキアの存在を知ったのだと言う。
 ウフーラの翻訳により、敵はマジャリス星と言語体系が同じだと判明。
異星人扱いしている事に問題があるのだ。
 第一奉仕者が星へ戻ると言い出し、勝手に転送されてしまう。
一緒に転送された長老は戻され、第一奉仕者だけが連れ去られたのだ。
退散する戦闘クルーザを追跡し、トラクタービームで捕捉。
だが、戦闘クルーザは強引にワープしようとして爆発してしまう。
 アローラは、マジャリス星はこれでおしまいだと嘆く。
第一奉仕者が即位できなければ、マジャリス星は滅びると言うのだ。
パイクは、少年一人に責任を負わせる社会に疑問を覚える。
一方で、転送には完全なバイオパターンが必要で、
長老がデータにアクセスしていたと判明。長老を拘束する。
 スポックは、
第一奉仕者が自分用の亜空間チャンネルで救難信号を出していると突き止める。
戦闘クルーザには乗っておらず、艦内に転送させたのだ。
隠れていた第一奉仕者を発見。彼は即位式に行くと言う

 第一奉仕者は即位式へ。
アローラは感謝するが、パイクは真相を追及しようとする。
 第一奉仕者が既にマジャリス星へ行ったと知った長老は、法を犯したと認め、
息子を守る為だったと話す。
 第一奉仕者は神聖な部屋へ連れていかれ、パイクにも儀式を見届けてほしいと言う。
儀式が始まり、パイクは第一奉仕者が生贄になるのだと知る。
前任者はミイラのような姿になっていた。
第一奉仕者は装置にかかり、止めようとするパイクは倒される。
 パイクの意識が戻り、アローラは即位式は無事に終わったと言う。
装置との接続を切れば第一奉仕者は死ぬ。それが運命なのだ。
マジャリスのシステムは、子供の神経回路で動いている。
一人の子供の苦しみに支えられているのかと、パイクは愕然とする。
 だがアローラは、連邦にも見捨てられた子供がいるはずだと指摘。
マジャリスはすべての子供から目を背けず、ただ一人に委ねるのだと言う。
パイクは艦隊に報告すると言うが、
アローラは、連邦には何の権限もないと言うのだった。
 長老は、裏切り者が集まる星プロスペクト7号星へ行く事に。
彼らは息子を救おうとしてくれたのだ。
長老は次の子供を救うと誓い、ドクターにルキアの治療法について話す。

 と言う訳で、シリーズ第6話。
マジャリス星の一行が乗船する。
マジャリスは連邦に所属しないが、
大臣であるアローラはパイクと親しいと言う不思議な関係。
マジャリスにはパイクらには理解できない習わしがあり、
困惑するが何ともならないと言うエピソード。
一方で、マジャリスの医療技術は進んでいると言う話があり、
ルキアやパイクが後にこれで助かると言う展開もあるかなと想像。
パイクの場合は、
後にカークと会っているはずなので、そこをどう説明するかと言う問題はある。
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「炎の少女チャーリー」(2022年米) 四コマで紹介

2024-01-01 00:00:02 | 日記

チャーリーは、相手に火を着ける能力を持っていた。


母を殺されたチャーリーは、能力を狙う一味から逃げる事に。


一味が現れ、父アンディが捕まる。


アンディが犠牲になるが、チャーリーは一味を倒す。

※ イラストはAIが作成したイメージです。映画の内容とは一致していません 

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2024/01/01 「炎の少女チャーリー」

2024-01-01 00:00:02 | 日記
「炎の少女チャーリー」(2022年米)

チャーリー 超能力を持つ娘
アンディ チャーリーの父親(ザック・エフロン)
ヴィッキ チャーリーの母親
ホリスター 局長
レインバード 先住民の男
アーヴ 親子を助けた男
ウォンレス 薬の開発者(カートウッド・スミス)

起:チャーリーは、相手に火を着ける能力を持っていた。
承:母を殺されたチャーリーは、能力を狙う一味から逃げる事に。
転:一味が現れ、父アンディが捕まる。
結:アンディが犠牲になるが、チャーリーは一味を倒す。

 少女チャーリーは、体の異変を感じる。
チャーリーの父アンディは、抑えが効かない時の処置を教えようとする。
 アンディとヴィッキーの夫婦は、大学時代に新薬の臨床試験に参加した。
だが、何かが起きて試験場は混乱し、研究者たちが死亡した。
 アンディは患者のカウンセリングをしていた。
彼は自身の特殊な能力を使い、患者の喫煙をやめさせる事に成功する。
 チャーリーは、学校では変わり者と思われていた。
男子生徒にドッジボールでぶつけられ、怒ったチャーリーはトイレに閉じこもる。
女教師が心配するが、チャーリーは扉を吹き飛ばす爆発を起こす。
 教師をごまかしたアンディはチャーリーに、
もし一味に見付かれば拘束され、二度と両親に会えなくなると告げる。
チャーリーは、興奮すると相手に火を着ける能力を持っているのだ。

 一味の責任者ホリスターは、レインバードと言う男に連絡。
問題があり、生け捕りにしてほしいと告げる。
 帰宅したアンディは、チャーリーがレインバードに捕らわれたと知る。
母ヴィッキーを殺されたと知ったチャーリーの怒りが爆発。
男もろとも家を焼き、アンディとチャーリーは退散。
アンディは、安全な場所へ逃げようと言う。
 チャーリーは、母の仇を討つと誓う。
だがチャーリーは力のコントロールが出来ず、引っかかれた猫を燃やしてしまう。
 ホリスターは、施設にいるウォンレス博士を訪ねる。
ウォンレス博士は、チャーリーはまだ初期段階で、力はさらに強くなっていくと指摘。
新薬の開発者であるウォンレス博士は、
チャーリーを始末しなければ、全員が死ぬ事になると警告する。

 アンディらは、農夫アーヴの世話を受ける事に。
アーヴの妻エッシは、事故で寝たきりだ。
その事故で息子は死んだが、彼女が生きている事に感謝していると言う。
 アンディには、一味を操って自滅させた過去があった。
彼らにも家族もいるはずで、罪の意識は永遠に消えない。
人を傷付ける事に能力を使わないと、チャーリーに約束させる。
 アーヴは、アンディらが逃亡者と報じられている事を知る。
アンディは殺していないと告げる。
一方でチャーリーは、アーヴが夫婦げんかの末に暴走して事故を起こしたと指摘。
エッシから聞いたのだと言う。
エッシはアーヴを許しており、あれは事故だったと話していた。
アンディらが善人だと知ったアーヴは、警察を呼んでしまったと明かす。
 警察が家を包囲。アーヴは勘違いだったとごまかそうとする。
だが、現れたレインバードは、警官たちを次々倒す。
チャーリーは、レインバードが母ヴィッキーを殺した相手だと気付く。
アンディはチャーリーを逃がし、レインバードと対面。
能力を妨害するスーツを着た一味に包囲され、アンディは捕らわれてしまう。

 必ず父アンディを助けると誓ったチャーリーは、一味の施設へ到着。
関係者を脅して、アンディの居場所を聞き出す。
 チャーリーは拘束されたアンディを発見。
一緒にいるホリスターは、自分を焼けば父親も焼かれると警告。
アンディに焼き払えと告げられ、
覚悟を決めたチャーリーは、アンディごとホリスターを焼き殺す。
 一味は、リーダーであるホリスターがやられたと知る。
特殊部隊が送り込まれるが、チャーリーに心を操られ、互いに撃ち合って倒れる。
防護服を着た連中が現れ、
チャーリーの攻撃も効果なかったが、変心したレインバードに射殺される。
チャーリーはレインバードを苦しめるが、
窓に映る憎しみに満ちた自身の顔に気付いて思い止まる。
 一味の施設は爆発。
チャーリーは、レインバードと共に去るのだった。

 と言う訳で、スティーブン・キングの「ファイアースターター」の再映画化。
前回はドリュー・バリモア主演だったが、本作の主人公は知らない少女。
物語の大枠は同じだが、微妙に違うところもある。
チャーリーはもちろん火を着けられるが、相手の心も操れる。
殺し屋もチャーリーに手懐けられて、最後には味方になったみたい。
前作で当初監督する予定だったジョン・カーペンターが、本作の音楽に参加。
前作と俳優を比較すると、
父親役がデビッド・キース→ザック・エフロン。
黒幕の女性は、前作では男性のマーチン・シーン。
前作の殺し屋はジョージ・C・スコット。
前作の農夫の妻はルイズ・フレッチャー。
本作にはカートウッド・スミスが出てきて、この人こそ黒幕なのかと思わせたが
きっかけとなった薬品を作っただけみたいで、登場シーンは少ない。
まあまあ面白いけど、痛快さは今一つ。
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「エルヴィス」(2022年米) #四コマで紹介

2024-01-01 00:00:00 | 日記

大佐が見付けた新人歌手エルビスは大人気になる。


エルビスは大佐に逆らうようにする。


大佐はエルビスを引き留める。


エルビスは大佐と離れられず、死後になって大佐が搾取したとされる。

※ イラストはAIが作成したイメージです。映画の内容とは一致していません 



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2024/01/01 「エルヴィス」

2024-01-01 00:00:00 | 日記
「エルヴィス」(2022年米)

エルビス・プレスリー 歌手
パーカー大佐 プロモーター(トム・ハンクス)
プリシラ エルビスの妻
グラディス エルビスの母
ヴァーノン エルビスの父
ハンク・スノウ 前のメイン歌手
BBキング 黒人歌手

起:大佐が見付けた新人歌手エルビスは大人気になる。
承:エルビスは大佐に逆らうようにする。
転:大佐はエルビスを引き留める。
結:エルビスは大佐と離れられず、死後になって大佐が搾取したとされる。

 1997年。パーカー大佐が倒れる。
エルビスを育てた人物で、その所得の半分を吸い上げていたと報じられる。
大佐はこれを否定し、パートナーだと話していた。
 1955年。大佐は音楽業界に参入。
カントリー歌手のマネージャーとしてドサ回りしていた彼は、
ラジオで流れたエルビスの歌声に注目。それが白人だと知って驚く。
 幼い頃、エルビスは黒人集落の白人住居に住んでいた。
黒人のテントから聞こえる歌声に惹かれ、自分に歌声が下りてくるのを感じたのだ。
 ステージのエルビスはピンクのスーツで歌い、その腰の動きに若い女性客が絶叫。
それを見た大佐は、彼こそ運命の人物だと感じる。
 大佐はエルビスをスカウト。
エルビスの母親は、大佐が親子の仲を引き裂くのではと心配する。
エルビスは各地のツアーに参加。
ゲスト扱いだが、女性客はエルビスに熱狂する。
エルビスはツアーのメインに昇格。メインだったハンク・スノウは切り捨てられる。
エルビスの前任のマネージャーとの問題は、金で解決する。
 移籍1枚目の曲がヒット。エルビスの家族は邸宅を手に入れる。
世界的ヒットが続き、エルビスのグッズを作った。
大佐は、エルビスを嫌う人に向けたグッズも作る。双方から儲けるのだ。
 エルビスは人気番組に出演。その腰の動きに、女性たちはうっとりする。
白人が黒人のマネをしていると問題視する者もいて、
エルビスをテレビから追い出そうと署名が集められる。

 ショービジネスに留まる為、エルビスは燕尾服を着せられる。
ファンからは前に戻ってと言う声が殺到するが、断ればテレビには出られない。
 苦悩するエルビスは、BBキングと言う黒人が歌う店へ。
キングは自立しろと言うが、エルビスは大佐には考えがあるはずだと言う。
やがてエルビスがキングと一緒に写った写真が報じられ、問題視される。
 エルビスのステージがスタジアムに作られる。
黒人と白人で座席を分けられ、1万人が集まる。
警察の風規班と言う連中が見張っている。
近くの公会堂ではエルビスのような反体制を取り締まれと叫び、
その声はスタジアムにまで届く。
 大佐は踊らないように指示するが、エルビスは自分を変える事は出来ないと言う。
黒人も白人も混ざって興奮。
大佐はエルビスが逆らったと困惑する。
エルビスに告発状が出て、警察が乗り出す騒ぎとなる。
 大佐はアメリカ男らしくすべきとし、
エルビスはハリウッド映画に出演するようになる。
 1958年に母親が急逝し、エルビスさショックを受けている。
大佐は、これからは母親の代わりもすると言う。
 1959年。エルビスは軍の任務でドイツを訪問し、プリシラと恋に落ちた。
 映画のエルビスは演技派に転身するが、
歌わない彼は観客に受けず、その次の作品では再び歌うようになった。
エルビスはプリシラと結婚し、娘リサ・マリーが産まれた。
史上最高額のギャラも獲得した。
 ビートルズが人気になり、キング牧師が暗殺された。
キング牧師の件では、エルビスもショックを受ける。
 大佐はファミリー向けを狙い、エルビスにクリスマス特番をやらせる。
だがエルビスは、1時間もクリスマスソングは歌えないと、
自分の歌を歌い始めたのだ。
しかし番組は突然に終わった。ロバート・ケネディが撃たれたのだ。
エルビスも声明を求められるが、大佐は政治的な発言を止める。

 再びクリスマスらしい演出に戻り、大佐とスポンサーも受け入れる。
エルビスが帰ってきたと報じられ、番組は高視聴率となる。
 そんな中、エルビスのセンスは評価され、大佐は不要だとささやく者もいた。
大佐はギャンブルによる借金を抱えていると報じられる。
実際は大佐ではなく、パーカーも偽名だと言う。
 エルビスは大佐に恩義を感じていたが、ビジネスでは別の道を行こうと話す。
だが大佐は、ベガスに大きなステージを用意していた。
経費はホテル持ちでリスクはないと知り、エルビスもこの話に乗る事にする。
 大佐は5年契約の話を進めていた。
エルビスは観客の女性にキスして回り、
プリシラすら観客への愛には勝てないと感じる。
エルビスは日常生活の時とは別人のようで、すべてを支配していた。
大佐も感激し、5年契約の話を握りつぶす。
 エルビスはヨーロッパや日本へ行きたいと言うが、
殺害予告もあり、大佐は海外行きを心配する。
壇上に上がる男をエルビスがけり倒す騒ぎもあった。男は興奮したファンだった。
海外ではアーティストが殺されたり、テロもありうる。
国内ならは警備は安心だとし、回数を増やす事に。
 ツアーを繰り返す内、エルビスは海外への関心を失っていた。
彼の公演は、衛星中継で15億人が観た。

 エルビスは、寂しさを紛らす為に薬に溺れる。
殺される事に怯え、銃を撃ちまくる。
プリシラは、浮気よりも薬を問題視する。
 エルビスが敬愛する黒人歌手マヘリア・ジャクソンが亡くなるが、
かけつける事は出来ない。
 エルビスが倒れる騒ぎがあるが、措置を受けてステージには立つ。
大佐を非難するようになり、クビを告げる。
 だがエルビスの父親が、大佐に多額の借金をしていると判明。
浪費しているのはエルビス自身で、破産状態だとわかる。
エルビスは、大佐は稼ぎの半分を奪う吸血鬼だと非難。
だが支え合ってきた同類だと言われ、エルビスは大佐を元に戻す事にする。
 1年後。エルビスのステージはマンネリとされ、腹囲が肥大したと指摘される。
「スター誕生」でバーブラ・ストライサンドの相手役とする企画もあったが、
夢を失ったと言うエルビスは断った。
風に任せて飛ぶしかないと言う。
 1977年。42歳の時にエルビスは心臓発作で死んだ。
彼の死で、国家の一部が失われたと報じられた。
大佐が殺したと言う者もいたが、本当に殺したのはファンの愛だ。
死ぬ数週間前のステージでは、エルビスは立つ事が出来ず、座って愛の歌を歌った。
 エルビスが死んだ後の裁判で、大佐による搾取が明るみとなった。
示談の末、大佐は会社との関係を断ち、ベガスで徘徊した。
エルビスは史上最も売れたソロシンガーである。

 と言う訳で、エルビス・プレスリーの生涯を描いたドラマ。
エルビスと、彼のプロモーターをした大佐(トム・ハンクス)を描く形。
大佐は新人歌手エルビスを見出し、プロモーターに居座る。
エルビスの踊りや歌詞の内容に女性たちが熱狂する一方、
けしからんと怒る連中もいて、圧力がかかったりする。
大佐はこの双方の間をうまく行き来して、エルビスは世界的スターに成長。
次第にエルビスも搾取されていると感じるようになるが
大佐に恩義も感じていて、なかなか離れないような時間が続く。
物語はエルビスがメインになったり、大佐がメインになったりが入れ替わり
エルビスの気持ちもはっきりしない状態が続いて、
感情移入しづらい所はあるけど、まあまあ面白くは観れた。
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