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映画を見た時の感想を入れときます

2024/01/02 「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」

2024-01-02 00:00:03 | 日記
「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(2009年スウェーデンデンマーク独)

[前編]
ミカエル・ブルムクヴィスト 記者(ゴーストプロトコルの悪役)
リスベット 調査員(プロメテウスの主役)
ヘンリック・ヴァングル 資産家。雇い主
セシリア ハリエットのいとこ
モレル警部 事件を捜査していた。
エリカ ミカエルの同僚
ヴェンネルストレム ミカエルが不正を追っていた

起:記者ミカエルは、ハリエットが行方不明になった件の調査を依頼される。
承:一族の全員が怪しいと言う。
転:ミカエルは犯人らしき人物の写真を手に入れる。
結:ミカエルは調査員リスベットに協力を求める。

 ミレニアム社の記者ミカエルは、
ヴェンネルストレム氏についての記事が名誉棄損で有罪となる。
ミレニアム社は社としてサポートすると言うが、控訴したとしても信頼は回復しない。
ミカエルは、沈静化するまでしばらく編集部を離れる事にする。
 ミカエルはヴァングル一族のヘンリック氏に呼ばれ、とある島を訪れる。
40年前に一族の誰かが姪ハリエットを殺害したと言うのだ。
ハリエットは島の橋で事故があった日に失踪し、
それ以来彼女を目撃した者はいないのだ。
当日は橋が封鎖されており、島から家出する事は考えられない。
一方で、警察の捜索でも遺体は見付かっていない。
ヘンリックは、毎年匿名の人物から押し花を受け取っていた。
未解決では死に切れないと、ミカエルの調査に期待したのだ。

 依頼を受けてミカエルを監視していた調査員のリベットは、
精神病院への定期的な報告を怠って問題視されていた。
チンピラともめ事になり、PCが壊れてしまう。
 リスベットはPCの為に金が要ると後見人ビュルマンの所へ。
反抗した罰だと暴行を受けるが、実はその様子を盗撮していた。
 ヘンリックは兄弟はナチスだったと話す。
ハリエットの兄マルティンはグループの会長で、一族の全員が怪しいと言う。
 ミレニアム社のヤンネは、ヴェンネルストレム氏から引き抜きを受ける。
ミレニアム社に留まり、何が起きているか突き止めてほしいと言うのだ。
 ミカエルは、当時事件を捜査していたモレル警部に事情を聞く。
ハリエットが親しかったのはセシリアの妹であるいとこアニタで、もう死んだと言う。
 ミカエルは新聞社を訪ね、1960年代の写真を確認する。
パレードの写真にあったハリエットの怯える目線に気付き、犯人を見ていたと考える。

 同僚で恋人であるエリカがかけつけ、
ミカエルはヘンリックがミレニアム社に出資していると知る。
編集方針には口出ししない約束だったと、ミカエルは困惑気味だ。
 ミカエルはパレードの写真を確認し、木工店の車を見付ける。
木工店の夫婦が現地を訪ねたと認め、犯人らしき人物が写る写真を提示する。
写真が鮮明でない為、ミカエルはミレニアム社の同僚に画像処理を頼む。
同僚女性はミカエルにメールするが、メールがヤンネにも届く事に気付く。
 リスベットはピュルマンをスタンガンで気絶させ、裸にして縛り付けて蹴り飛ばす。
ビデオ撮影していたと明かし、自分の口座を自由にし、
後見人契約を解除するように脅す。

 ミカエルは、画像は鮮明に出来なかったと連絡を受ける。
それとは別に匿名の人物からメールが届き、聖書の文句が書かれていた。
発作で倒れたヘンリックは、調査を続行するように頼む。
 ミカエルはリスベットを訪ね、PCに侵入しされたと指摘。
事件と聖書を結びつけるメールを受けたとして、調査への協力を求める。


[後編]
ミカエル・ブルムクヴィスト 記者(ゴーストプロトコルの悪役)
リスベット 調査員(プロメテウスの主役)
ヘンリック・ヴァングル 資産家。雇い主
セシリア ハリエットのいとこ
モレル警部 事件を捜査していた。
マルティン ハリエットの兄
ハリエット ヘンリックの姪
エリカ ミカエルの同僚
アグネータ リスベットの母
ヴェンネルストレム ミカエルが不正を追っていた

起:付近で類似した事件があったとわかる。
承:ミカエルはハリエットの兄マルティンに襲われる。
転:リスベットがミカエルを助け、マルティンは事故死する。
結:ハリエットは実は生きていた。

 ミカエルは、ハリエットが親しかったハルク牧師に会う。
ハルク牧師はハリエットが刺激を求めていたと話すが、
牧師の娘はアニタと混同していると指摘。
アニタとハリエットはそっくりで、ハリエットは内向的だったと言うのだ。
 付近では、遺体が切り刻まれる事件があった。これも未解決のままだ。
現場の牛舎が現場で、犠牲者は両手を縛られて拷問を受けていた。
若い男性の同性愛者を逮捕したが、彼は犯人ではなかった。
各地で類似事件があったようだ。
リスベットはミカエルと関係するようになる。

 家族会議に呼ばれたミカエルは、娼婦を連れ込んだと非難される。
一族は調査をやめるように求めるが、ミカエルはヘンリックとの契約は有効だと拒否。
セシリアがハリエットの首飾りを着けていると気付くが、
実際に首飾りをしていたのはアニタだと判明。
アニタはハリエットそっくりで、
容疑もかけられておらず、20年前に癌で死んでいる。
 ミカエルは森をランニングするが、銃撃を受けて負傷。
リスベットは、何者かが真相を暴かれると焦っているのだと言う。
 被害者は聖書に従って選ばれており、
それに気付いたハリエットは始末されたようだ。
 当時の資料を確認したリスベットは、ハリエットの父ゴットフリードに注目する。
 ミカエルは屋敷に忍び込んで調査するが、何者かに襲われる。
やったのはハリエットの兄マルティンだった。何人殺したかは数えていないと言う。
聖書の引用や死体の切断は、ゴットフリードが言い出した事だった。
 リスベットはミカエルの不在に気付き、隠しカメラの映像を確認する。

 マルティンは、父ゴットフリードが絞殺方法を教えてくれたと話す。
レイプしてから殺すのだ。
だが、ハリエットを殺してはいないと言う。
マルティンはミカエルの首を吊って殺害しようとする。
かけつけたリスベットがゴルフクラブで殴ると、マルティンは退散。
さらにリスベットはバイクでマルティンを追跡する。
マルティンは運転を誤り、崖から転落して身動きが取れなくなる。
かつて父親に火を着けた記憶が甦り、リスベットは躊躇。マルティンの車は爆発する。
 ミカエルはマルティンの殺害記録を見付けていた。
マルティンが死んだと知り、ミカエルは事故死以外は知らない事にする。
リスベットは、マルティンを助ける事は出来たが、見殺しにしたと認める。
ミカエルはリスベットの気持ちもわかるとし、
リスベットが来なければ死んでいたと感謝する。

 ミカエルはヘンリックに報告。
ヘンリックは被害者の身元を調べ、償いをすると言う。
ミカエルは、10年に一度の特ダネだが、記事にするつもりはないと言う。
一方で、マルティンがハリエットを殺していないと報告する。
 リスベットは姿を消し、アニタは2人いると言うメモが残されていた。
オーストラリアへ飛んだミカエルは、そこで生きていたハリエットと対面。
ハリエットを連れてヘンリックに会う。
ハリエットは14歳の時に父ゴットフリードに犯され、
兄マルティンも加わって何度も凌辱を受けたと明かす。
ハリエット父から逃げる為、ボートのオールで叩いて湖に沈め、
事故に見せる為にボートを沖に流した。
マルティンにそれを目撃されたが、アニタが逃がしてくれたのだ。
ハリエットはヘンリックに押し花を送り続け、生きている事を知らせていた。
 帰還したミカエルはリスベットに再会。リスベットは印刷した書類の束を渡す。
それはヴェンネルストレムの不正の証拠だった。
それが報じられ、ヴェンネルストレムは自殺する。
スパイしていたヤンネは、ミレニアム社をクビになる。
 しばらくして、預金口座から大金が盗まれる事件が発生。
ニュース映像を見たミカエルは、犯人がリスベットだと気付いて微笑むのだった。

 と言う訳で、「ドラゴン・タトゥーの女」の映画化作品。
この後でダニエル・クレイグ版が製作され、そちらを先に観ました。
物語はほぼ同じだが、ダニエル版が2時間半で、こちらが3時間なのでやや長め。
何か家族が多いみたいなので、誰が誰やらわかりにくいと思ったが
話が進むと、意外に重要な人物は少ないとわかる。
ダニエル版では、レスベットが後見人にやられて、
後に懲らしめるシーンが印象的だったが、それは本作にもあり。
リスベットはハッカーとして活躍するが
あまり凄腕らしい技術は疲労せず。
ダニエル版がどうだったかは覚えてないけど。
こちらのシリーズは、同じ俳優コンビで3作作られたらしい。

[全編のざっくりしたあらすじ]
起:記者ミカエルは、ハリエットが行方不明になった件の調査を依頼される。
承:ミカエルは調査員リスベットに協力を求める。
転:犯人はハリエットの兄マルティンだった。
結:ハリエットは実は生きていた。


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