「ミレニアム2 火に戯れる女」(2009年スウェーデンデンマーク独)
[前話のざっくりしたあらすじ]
起:記者ミカエルは、ハリエットが行方不明になった件の調査を依頼される。
承:ミカエルは調査員リスベットに協力を求める。
転:犯人はハリエットの兄マルティンだった。
結:ハリエットは実は生きていた。
[前編]
ミカエル・ブルムクヴィスト 記者(ゴーストプロトコルの悪役)
リスベット・サランデル 調査員(プロメテウスの主役)
エリカ ミカエルの同僚
ダグ ミカエルの仲間
ミア ミカエルの仲間
ミリアム・ウー リスベットの同居人
パオロ ボクサー
起:売春組織を追っていたミカエルの同僚が殺される。
承:リスベットに容疑がかかる。
転:リスベットは独自に事件を追う。
結:リスベットは黒幕ザラを追う。
ミカエルの同僚ダグは、高官たちが顧客である売春組織を追っていた。
司法は役に立たず、危険な相手だが、ミレニアム社で記事にする事になる。
研究者ミアも協力。売春させられた少女たちも口を割らないと言う。
ミカエルはリスベットとは1年間会っていなかった。
リスベットは、ミカエルのメールを削除。
後見人ビュルマンの家に押しかけ、毎月問題なしと報告するように脅す。
新たにウーと言う女性と同居する事になる。
ミアの論文に出てきたイリーナの死体が見付かる。
ダグは、組織のボスはザラだと言う。
だが、ダグとミアが殺され、発見したミカエルはショックを受ける。
ダグは何人かと接触していた。顧客リストの中の誰かの仕業かも知れない。
警察の追及が入るが、ミカエルは情報源を明かせないと告げる。
リスベットは、施設にいる以前の後見人であるパルムグレンを訪ねる。
最新の治療は高額だと知るが、リスベットが金を出すと言う。
ダグらを殺した銃はビュルマンと言う弁護士のものと判明。
銃にはリスベットの指紋があった。
警察はリスベットの家を包囲するが、彼女はいなかった。
リスベットウーと同居していたようだ。
リスベットを雇っていたミルトン社は、リスベットを有能だと言う。
後見人の書類では無能とされていたのだが。
新たにピュルマンの死体が見付かる。
精神病院に入っていたリスベットは危険人物のはずだが
ミカエルも彼女をかばう為、警察は困惑させられる。
ミカエルはリスベットは殺していないと信じていた。
そして連絡してくるはずだと考える。
リスベットの家にはウーの持ち物しかなかった。
ウーの行方も不明で、2人はレズビアンの関係らしい。
やがてウーが見付かり、警察の聴取を受ける。
ここ数日はパリの実家に行っており、帰ってきたら拘束されたのだと言う。
レスベットの行方は知らず、何をしているかも干渉していないと。
リスベットは、自分が殺人容疑で手配されていると知る。
ミカエルのPCに侵入し、売春の顧客リストを入手。
ザラについて質問されたイリーナが殺されたのだ。
銃にリスベットの指紋はあったが、ミカエルは彼女が撃ったとは限らないと信じ、
真犯人を見付けると誓う。
ミカエルは、リスベットの知人であるパオロに協力を求める。
パオロは有名なボクサーだ。
リスベットは関係者の男を脅し、ザラについて追及。
関係を断った男は倉庫へ連れていかれたと言う。
そこにザラはおらず、金髪の巨人に脅された。
巨人は別の密告者を始末。やむなく男は麻薬の密輸を手伝ったと認める。
ウーが巨人に連れ去られ、張り込みをしていたパオロが追跡する。
巨人はウーを脅し、リスベットの居場所を追及。
パオロが乗り込むが、彼のパンチも効果なく、殴り倒される。
ミカエルにリスベットからメールが届く。
ミアらを殺していないとし、ザラを探してと書かれていた。。
[後編]
ミカエル・ブルムクヴィスト 記者(ゴーストプロトコルの悪役)
リスベット・サランデル 調査員(プロメテウスの主役)
エリカ ミカエルの同僚
マーリン ミカエルの仲間
ミリアム・ウー リスベットの同居人
パオロ ボクサー
ザラ 黒幕
起:ミカエルは黒幕ザラを追う。
承:ミカエルは、ザラがリスベットの実父だと知る。
転:リスベットはザラに迫る。
結:始末されかけるが、何とか助かる。
パオロは、巨人にはパンチが効かなかったと話す。
そして、彼らが追っているのはリスベットだと言う。
だが警察は、ビュルマンが殺された説明はつかないと言う。
巨人の捜索と売春リストの入手に取り組むが、
リスベット逮捕が優先だと言う意見も根強い。
ミカエルは、ビヨルクと言う人物からザラについて聞く。
ザラは旧ソ連GRUで出世したエリートで、亡命したのだと言う。
だが今はもう老いており、殺人犯ではないと言う。
ミカエルはパレムグリンを訪ね、リスベットは事件に関与していないと告げる。
するとパレムグリンは、ザラはリスベットの実父ザラチェンコだと明かす。
母親はザラに暴行を受けており、リスベットは父親に復讐しようと火を着けた。
その為にリスベットは精神病院へ入れられ、ビュルマンが後任の後見人となったのだ。
ミカエルは警察に連絡し、
ザラがダグとミアの殺人に関わったのは間違いないとするが、取り合われない。
ミカエルは、いまだにリスベットが追跡されている事が不満だ。
一方、警察の記者会見を見たリスベットは、巨人に思い当たる事があった。
病室のウーを訪ね、巨人について聞く。
ウーは、巨人はモンスターだったと言う。
ミカエルはウーから連絡を受け、リスベットが鍵を落としていったと知る。
鍵は私書箱のもので、そこにあった書類からリスベットの隠れ家を見付ける。
さこでビュルマンと書かれたCDを発見。
リスベットが暴行を受ける動画が記録されており、ミカエルはショックを受ける。
退院したパオロの話から、巨人は先天性無痛病と判明。
ニーダーマンと言う人物だとわかる。
ザラが黒幕で、実行犯はニーダーマンなのだ。
リスベットはもう知っているははずと訴えるが、相変わらず警察は取り合わない。
ミカエルは入手した資料を警察に渡し、自身はリスベットを探しに向かう。
警察は、ようやくリスベットはシロだと確信する。
リスベットは屋敷に乗り込むが、ニーダーマンに襲われる。
スタンガンも効果がない。続いて現れたのはザラだった。
待っていたと言うザラは、リスベットの母親は売春婦だと言い放つ。
そして、ニーダーマンはリスベットの異母兄だと。
ビュルマンは、ザラの過去に関する書類を持っていたので始末した。
リスベットは撃たれ、ニーダーマンに地中に埋められる。
だが這い出したリスベットは、ザラを襲撃。
かけつけたニーダーマンは撃たれて退散する。
そこへミカエルが到着。
リスベットは搬送され、ミカエルに感謝するのだった。
と言う訳で、スウェーデン版「ドラゴン・タトゥーの女」の続編。
ハリウッド版は、続編でミカエルもリスベットも役者が変わってしまったが
こちらのシリーズは3作目まで役者は同じで好感が持てる。
前作の後、ミカエルはリスベットと連絡も取れない状態に。
ミカエルの同僚は売春組織を追うが、一味に始末される。
実はその一味と、リスベットの周辺に繋がりがあり、
リスベットが殺人犯に仕立てられてしまうと言う展開。
この背後の繋がりはちょっとわかりづらい。
ミカエルは彼女の無実を信じていて、彼は彼で真相を追う。
ミカエルとリスベットは会わないまま物語が進み、
最後の最後に再会するが、事件解決的にはモヤモヤを残して終了。
3作目に話が続くって事すかね。
[全編のざっくりしたあらすじ]
起:売春組織を追っていたミカエルの同僚が殺される。
承:リスベットに容疑がかかる。
転:リスベットは黒幕ザラを追う。
結:一味に始末されかけるが、何とか助かる。
起:売春組織を追っていたミカエルの同僚が殺される。
承:リスベットに容疑がかかる。
転:リスベットは黒幕ザラを追う。
結:一味に始末されかけるが、何とか助かる。
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