「エージェント・ゲーム」(2022年米)
オルセン CIA(メル・ギブソン)
リース オルセンに雇われた
ヴィッサー オルセンに雇われた
オマール ヴィッサーに射殺された
起:2つのチームが作戦につく。
承:いずれも想定外の展開になる。
転:一同は陰謀があると知る。
結:一同はCIAオルセンに利用されたと気付き、反撃を開始する。
現在、ベルギー。
一団は男を捕らえ、飛行機で移動する。
数週間前、東欧。
オマールと言う男が拘束され、CDFと言う組織のメンバーか否か追及される。
亡命を認められたオマールだが、テロリストと疑われているのだ。
ワシントン。CIAオルセンの所へ男が訪れる。
男は不採用だったのだが、オルセンは仕事があると告げる。
さらにオルセンは、女にも仕事を依頼する。
飛行機の一団は異変を感じるが、操縦席は開かない。
拘束した男はすべてを知っていると称するが、尋問は許可されていない。
一方、オマールを捕らえた3人は、どうするかで意見が割れていた。
ヴィッサーは襲われたと称して、オマールを射殺。拘束される。
残るメンバーは、何やら大きな力が働いていると警戒する。
ヴィッサーは男たちに事情を説明しようとするが、射殺される。
飛行機の一団は、地上の動向を動画で見ていた。
一団のリースは、ヴィッサーと共にオルセンに会っていた。
一団は、拘束した男を調べる事に。
ヴィッサーが一団3人を殺すだろうと言う。
そこで一団は、何も知らないフリをする事に。
ヴィッサーは、オルセンの指示で動いていた。
飛行機の一団は格納庫へ向かう。
ヴィッサーが現れ、男を引き取ると言う。男は任務に背いたと。
だが一団は信用せず、撃ち合いに。
オルセンは掃討作戦を指示。
ヘリが格納庫を攻撃。オルセンはヴィッサーも見捨てたのだ。
ヴィッサーは一団を追い詰めるが、逆に射殺される。
一団は爆発を起こし、全員が死亡したように偽装。
オルセンは作戦が完了したと知り、遠隔操作でヘリも爆破する。
米兵多数が死亡した事件は、テロリストの仕業と報じられる。
実行犯はオマールだと。
数週間後。オルセンはすれ違った女にスマホを渡される。
そこには、オルセンが証拠隠滅しようとした証拠があった。
動揺するオルセンは、問題発生だと誰かに連絡するのだった。。
と言う訳で、メル・ギブソンの出てるサスペンス。
まあ、メルは主人公ではないだろうとは思っていたが、
その割には出番がそこそこ多くて、何か影で操っている感じ。
それとは別に、テロリストらしき男を捕らえた地上にいる男女3人と
何だかわからないけど男を拘束した機中の男女3人がいて
この3者が、ちょっとずつ順番に描写されるシーンが延々と続く。
おかげで、物語の主人公が誰なのかわからないまま終盤に。
どうもメルはCIAの中でそこそこの地位にいるらしくて
自分に不都合な者を始末し、さらにはその始末した連中も始末して
すべてを闇に葬ろうとしていた(と言う事らしい)。
で、始末されかけた連中が生き延び、反撃を開始すると言う所で終わっていて
結局誰が主人公なのかよくわからないまま。
物語もよくわからず、もう少し観客にわかりやすい構成にした方がいいと思う。
自分の理解が浅いのかも知れないけど、
公式サイトに書かれているあらすじは、ちょっと違う気がします。
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