ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/01/16 「ミニミニ大作戦」(1969年英)

2014-01-16 00:00:00 | 日記
「ミニミニ大作戦」(1969年英)

チャーリー・クローカー大尉 (マイケル・ケイン)
ローナ チャーリーの恋人
ピーチ教授 コンピュータのプロ
ブリッジャー氏 黒幕。刑務所長

 出所したチャーリーは、知人が事故死し、彼に計画を遺したと知る。
イタリアで武装輸送隊を襲撃。400万ドルを下らないと言う積み荷をいただく。
全市の交通プログラムを差し替えて混乱させ、スイスへ逃げる計画だ。
黒幕である刑務所長ブリッジャー氏に話を持ちかけ、計画は実行される事に。
コンピュータのプロ、ピーチ教授がプログラムを差し替えたため、
信号が点滅して交通は大混乱。一同は車列を襲撃し、金塊を奪う事に成功。
警察がかけつけるが、3台のミニで退散。
屋根の上や下水道を走り抜けて、追っ手をまいてスイスに到着。
一同は金塊と共にバスに乗り換える。
だが、成功に浮かれて運転を誤り、崖からはみ出してしまう。
バランスを崩せば、崖から落ちてしまい、身動きが取れない一同。
だが、チャーリーは名案があるとうそぶくのだった。

 と言うわけで、マーク・ウォールバーグ主演でリメイクされた作品のオリジナル。
若きマイケル・ケインが主演で、お調子者の泥棒の役。
イタリアで輸送される金塊をいただく作戦で、映画の2/3くらいは準備なんだけど、
緻密な作戦とは言い難く、何に時間かけてるのやらと言う印象。
いざ実行すると、金塊は簡単に手に入り、
後はミニの小ささを生かしたカーチェイスが見せ場。
建物の中、屋上、下水道と言った、普段走りそうもないところを走るが、
なぜか常に1台はパトカーがついてきてる。
一同は最後に思いがけないしっぺ返しをくらい、
どうなったかわからないまま終わるあたり、ケインのキャラと同様にとぼけた感じ。
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2014/01/15 「ワルキューレ」

2014-01-15 00:00:00 | 日記
「ワルキューレ」

シュタウフェンベルク大佐 (トム・クルーズ)
トレスコウ少将 大佐の仲間(ケネス・ブレナー)
フリードリヒ・オルブリヒト大将 大佐の仲間(ビル・ナイ)
ルートヴィヒ・ベック退役将軍 大佐の仲間(テレンス・スタンプ)
フロム将軍 仲間候補

ヒトラー ナチス総統
ヒムラー 軍のトップ
ゲッベルス大臣 ヒトラーの腹心

起:ヒトラーをドイツの敵と考える大佐らは、暗殺を計画する。
承:暗殺計画を進める。
転:暗殺計画が決行される。
結:暗殺計画は失敗し、大佐らは処刑される。

 独軍シュタウフェンベルク大佐は、SSの非道行為を汚点と感じていた。
ヒトラーはドイツの敵であり、変革が必要だと訴える。
 北アフリカにいた大佐は、無謀な作戦から兵士を救う為、
勝手に進路を変更し、ウソの報告をする。
だが空爆を受け、自身は負傷してしまう。
 43年。トレスコウ少将らは、
爆弾入りのボトルでヒトラーを爆殺しようとするが失敗。
暗殺計画が発覚し、仲間のオスターが逮捕される。彼の後任が必要だ。
大佐は病院にいて、腕と目を負傷していた。
そんな中、オスターの後任を募っていると言う男に声をかけられる。
 新たなヒトラー暗殺計画は「ワルキューレ」と名付けられる。
ヒトラーが不能になり、予備軍がベルリンを制圧すると言うものだ。
これを実行する為には、作戦を改ざんする必要があり、ヒトラー自身の署名も必要だ。
彼らは、最強部隊がベルリンに集まるように作戦を書き換える。
ヒトラーの命令系統を断ち、暗殺するのだ。
作戦は承認され、後はヒトラーの署名が必要なだけだ。
 44年。大佐はヒトラーを訪ねる。
連合軍のノルマンディ作戦に対抗する作戦を、ワルキューレ作戦に書き換え、
ヒトラーの署名を得る事に成功。
爆破と同時に交信を絶ち、ベルリンを制圧。ヒトラーとヒムラーを殺害する計画だ。
 軍の作戦が開始され、自らの暗殺計画とは知らず、ヒトラーもかけつける。
ヒムラーが欠席となり、計画は中止に。
演習だったとして、待機していた兵士は解散してしまう。
 政治家が決断をためらったとされ、今後は計画を大佐に委ねる事に。
大佐は計画を続行しようとするが、兵士の動員命令はもう使えない。
 大佐はカバンを持って、ヒトラーら幹部が集まる会議に参加。
カバンを残し、後で爆発する寸法だ。
爆発が確認できない中、大佐はヒトラーが死んだとして、非常事態を告げる。
ベックは警視総監を仲間にし、官庁を占拠。
各省庁を制圧し、鉄道通信網を確保する。
 軍には、ゲッペルス大臣と大佐双方の逮捕命令が出る。相反する内容だ。
反乱が起きたのだと知った兵士たちは、どちらにつくべきか迷う。
ヒトラーは反逆者を捕えろと命ずる。
通信部は大佐側の通信を止めてしまう。
作戦は終了とされ、待機していた兵士たちは引き揚げる。
 ヒトラー暗殺計画が発覚し、大佐らは逮捕される。
ベックは自殺し、大佐らは処刑される。
これは複数あったヒトラー暗殺計画の最後のもので、9か月後にヒトラーは自決した。

 と言うわけで、実際にあったと言うヒトラー暗殺計画の映画化。
トム・クルーズは独軍大佐役で、彼はヒトラーがドイツのためにならないと反発。
同じ考えのメンバーと共に、ヒトラー暗殺計画を立案する。
幹部による会議に出席できるトムは、ヒトラーに接近して爆殺。
ヒトラー自身に署名させた非常時用の作戦を発動し、
ベルリンを制圧しようと言うのだ。
まあ、史実だとすれば、失敗するのは明らかで、そういう目で見てしまうが、
もう一息まで行ったのにと言うあたりの見せ方はもう一つ。
皆軍服で、なじみのないドイツ人名であるため、登場人物の区別がつかないのも難。
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2014/01/14 「ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録」

2014-01-14 00:00:00 | 日記
ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録(2012年米)

ジョン 妻子を殺された男(エクスペンダブルズでバンダムの部下)
ファンタジア ストリッパー
リュック・デブロー ユニソルのリーダー(ジャン・クロード・バン・ダム)
アンドリュー・スコット ユニソル(ドルフ・ラングレン)
ゴーマン FBI

 ジョンは何者かに襲われ、妻子を殺される。
彼自身も9か月昏睡だったが目覚め、
FBIから犯人が逃走した兵士リュックだと知らされる。
ストリップバーに呼び出されるが襲撃を受け、ストリッパーのファンタジアと逃走。
実はユニソルが結集し、かつての支配者に復讐しようとしていた。
そのリーダーがリュックなのだ。
ファンタジアに連れられた隠れ家で、見せられたビデオでは、
ジョンが他の連中を襲撃していた。
さらに、もう1人のジョンが現れ、彼らもまたユニソルなのだと聞かされる。
リュックに会えと言い、ファンタジアを殺そうとした為、ジョンが倒す。
森のアジトに乗り込んだジョンは、妻子を殺されたのも作られた記憶だと教えられる。
記憶を消すと言うリュックや部下アンドリューと戦い、彼らを倒す。
ジョンは、復讐心を持つように記憶を埋め込まれたと知らされるが、
家族の記憶と共に生きる事を誓うのだった。

 と言うわけで、バンダムとドルフ共演のシリーズ4作目?
連続性が微妙で、本当にシリーズと言えるかは怪しい。
今回の主役は、バンダムでもドルフでもない第3の人物。
エクスペンダブルズでバンダムの右腕だった人らしい。
バンダムらはユニソルによる反乱を計画。
ドルフはバンダムの手下に成り下がり、今回も同時には登場しない。
そんな中で、主人公の妻子が殺され、復讐心を燃やすが、
彼自身にも秘密があった。。と言う展開。
バンダムらは怪力だが、アジトで騒いでるだけで、さほど人々の脅威ではない感じ。
とはいえ、前作よりは話としてまとまってる。
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2014/01/13 「アウトロー」

2014-01-13 00:00:00 | 日記
「アウトロー」

ジャック・リーチャー 元軍人(トム・クルーズ)
ヘレン 弁護士。検事の娘(ロザムント・パイク)
ジェームズ・バー 無差別殺害事件の容疑者
エマーソン刑事 事件を担当
サンディ 酒場でからんだ娘
ジェブ サンディの仲間
マーチン・キャッシュ 射撃場の男(ロバート・デュバル)
ゼック 黒幕

起:無差別狙撃事件で、バーが犯人として逮捕される。
承:かつてバーを助けた元軍人ジャックが事件を追う。
転:真相に近づき、一味は弁護士ヘレンを人質にとる。
結:バーはヘレンを救出し、一味を倒す。

 駐車場で無差別に狙撃し、5人が死亡する事件が発生。
残された証拠から、バーの犯行と断定される。
取り調べを受けたバーは、ジャック・リーチャーを呼ぶように要求。
ジャックは軍の英雄とされながら正体不明の人物だったが、突然現れる。
だが、移送中に襲撃を受けたバーは昏睡状態となる。
事件を葬ろうとする力が働いたようだ。
 弁護士ヘレンは、バーを死刑から救いたいと協力を求める。
バーにはイラクで4人を殺害した過去があり、その際にジャックが後始末をしたのだ。
 検事は事件から手を引けと警告。
ジャックは飲み屋で言いがかりをつけられ、逮捕される。
何者かが罠を仕掛けた様だ。
言いがかりをつけたのはサンディと判明。
サンディはジェブに頼まれたと言うが、襲撃を受けてジェブは殺される。
 駐車場の狙撃では1発が外れ、その弾でバーが犯人とされた。
だがバーはジャックならば、無実と証明してくれると考えたのだ。
ジャックは2人目の犠牲者オーラインが標的で、4人は巻き添えだと見抜く。
一味はオーラインが手放さない企業を手に入れようとしたのだ。
 サンディが殺され、
ヘレンの父親である検事とエマーソン刑事はジャックを犯人として追跡。
ジャックはどちらかが裏切者と考え、ヘレンに警告する。
ヘレンは企業と市の癒着を父に報告。
だが、エマーソンに捕らわれてしまう。
 一味はヘレンを人質にジャックを呼び出す。
採掘場に向かうジャックは、射撃場の男マーチンに協力を求める。
ヘレンは黒幕がゼックだと知る。
急行したジャックはマーチンの協力で一味を次々倒す。
ゼックは、お前は殺人容疑者だと指摘するが、気に留めないジャックに射殺される。
ジャックは立ち去り、ヘレンはバーの弁護を決意。
事件の記憶がないバーは、過去にひどい事をしたと、
犯人とされる事を受け入れると言う。
一方で、事件を起こしたらかけつけると言った男の存在は覚えていた。

 と言うわけで、リーチャーシリーズと言う小説の1作を映画化。
無差別に市民を狙撃する事件が発生。
容疑者は、イラクでも同様の事件を起こした元兵士で、死刑は免れないと思われる。
だが容疑者は、弁護士にリーチャーを呼べと要求。
トム・クルーズ扮するリーチャーはかつて軍警察にいて、
違法行為もお構いなしで、普通の警察とは違う視点で真相に近づく。
背後にいる巨悪に立ち向かい、捕われた弁護士ロザムント・パイクを救出する展開。
近年のトムにはどうも好感が持てないのだが、それを差し引いても面白い。
パイクも相変わらず何かいるだけでHな感じで良い。
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2014/01/12 「大脱出」

2014-01-12 00:00:00 | 日記
「大脱出」

 ついに出ましたスタローンとシュワルツェネッガー共演映画。
ライバル関係と言われた2人は、互いに意識していたようで、
スタローンのデモリッションマンでは、シュワが大統領になったと言うセリフあり。
一方、シュワのラストアクションヒーローでは、
シュワの存在しない世界で、スタローンがターミネーターを演じていた。
スタローンはロッキー、シュワルツェネッガーはターミネーター2(1じゃなくて)で
メジャーになったと思うので、本来は90年代に共演してほしかったところだが、
20年経過してようやく実現。両者とも還暦を過ぎたが、幸いにもまだ現役。
エクスペンダブルズでも共演したが、
あれはシュワがゲスト的だったので、ようやく本格的な共演が実現。
もちろん見ますよ。

レイ・ブレスリン 脱走のプロ(シルベスター・スタローン)
ロットマイヤー 囚人のボス(アーノルド・シュワルツェネッガー)
ホブス所長 (ジム・カビーゼル)
カイリー医師 (サム・ニール)

アビゲイル レイの仲間
ハッシュ レイの仲間
クラーク セキュリティ会社のCEO
CIAの女
ジャベド 囚人仲間

 物語は、とある刑務所で始まる。狙われてるぞと、囚人仲間が囚人レイに忠告。
先にレイの方が相手を殴り倒し、懲罰房に入れられる。
すると刑務所の近くで爆発騒ぎがあり、消防車が出動。
いつの間にか懲罰房を抜け出したレイは、
消防班に紛れて刑務所外への脱出に成功する。
後日、レイは同僚クラークと刑務所長を訪ねる。
彼らはセキュリティ会社のメンバーで、レイは脱出のプロ、クラークがCEOなのだ。
レイは刑務所に囚人として入り、脱走してみせ、
その刑務所の弱点を見つけ出す仕事をしていた。
かの刑務所は、牢屋は強固だが、懲罰房の隣が消防車の車庫で、
看守も懲罰房は少ないため、ここが弱点だと指摘するレイ。
まず、食事の牛乳パックを開いて、セロファンをはがす。
これを解錠用のキーの所に貼りつけたのだ。
看守が数字のボタンを押すと、セロファンに指紋が残ると言う寸法だ。
数字は4箇所で、組合せは限られている。(24通りね。5桁とかでなければ)
さらに、看守の行動パターンを観察し、長く目を離される時間に行動を起こす。
懲罰房を抜けて車庫に隠れていた所で、仲間が爆発を起こし、消防車で脱出したのだ。
1つ質問があると言う刑務所長。
誰がわざわざ刑務所に入りたがる?と聞かれ、レイはそれが仕事さとか何とか答える。
個人的には、どうやって刑務所内のレイが外の仲間に、
脱出のタイミングを知らせたかの方が気になるが。。。

 そんなレイの所に、新たな仕事が飛び込む。依頼人はCIAから来たと言う女性だ。
凶悪犯ばかり集めた民間の刑務所が作られ、
そこが脱出不可能である事をスポンサーに証明するため、
レイに入ってほしいと言うのだ。
場所も明かせないと言う異例の話に、仲間は反対するが、
レイはチャレンジ精神がわいたか、これを受ける事に。
レイが潜り込む事を知っているのは刑務所長だけで、
もし脱出を断念する場合は、彼にこれを言えと脱出コードを与えられる。
レイは、囚人ポルトスとして送られる事に。
仲間は、万一を考え、レイの体に発信機を埋め込む。
だが、移送されると謎の一団が現れ、
レイを眠らせた上で、埋め込まれた発信機を取り出してしまう。
もうろうとする意識の中、レイは同行していた男が、一団に殺されるのを見ていた。
レイの仲間は、早々に発信機の電波が途絶えたと騒ぐが、
たいした問題じゃないとクラークは取り合わない。
この後、外にいる仲間は時々登場するが、レイの助けにはまったくならない。

 気がつくと、レイは問題の刑務所にいた。
そこでは、すべての囚人がガラス張りの独房に入れられていた。
これでは、独房内で何かしても、すぐに見つかってしまう。
おまけに看守は全員マスクをつけていて見分けがつかない。
行動パターンを調べる事も出来ないのだ。
窓がないから、外の景色もわからない。
レイはホブス所長に呼ばれる。それは、聞いていた所長とは別の人物だった。
さすがに異常すぎると、脱出用のコードを言うレイ。
すると所長は、言えば外へ出られる魔法のコードか?とバカにする。
どうやらレイは罠にかけられたらしく、所長は彼が何者か知らないらしい。
(後半、レイが著書も出してる脱出のプロだと知るが、待遇が変わる事はない)
何から何まで封じられてるような刑務所だが、休憩時間はあって他の囚人たちと合流。
新入りのレイはからまれるが、それを止めるのがロットマイヤー。
見る前のイメージでは、シュワは囚人のボスで、
囚人たちを大勢従えてるものと思ったが、実際には1人でいるだけ。
スタローンとも敵対するのかと思ったが、
実際は彼が脱走やらかしそうと見込んだらしく、便乗しようと終始ひっついてる。
ポルトスは三銃士の名だなと話しかける。
最初は厄介がるが、何かほしいものがあるかと言うロットマイヤーに、
懲罰房に入りたいと言うレイ。
それではと、ケンカ騒ぎを起こして、2人とも懲罰房に入れられる。
ところが、この刑務所は懲罰房も尋常ではなかった。
目も開けられないほどの明るいライト群で攻められるのだ。

 それでもレイはここからの脱走を決意。役に立ちそうなロットマイヤーと組む事に。
建物の構造が縦長である事から、刑務所は地下にあると考える。
ならば地下水でネジはさびているはずだ。
ロットマイヤーが鉄板を調達。
再び懲罰房に入り、鉄板で照明の光を集めて熱すれば、ネジははずれるはず。
それで床板をはずし、後は上へ昇れば、地上に出られるはずだ。
ロットマイヤーはどうやって脱出するか?と言う問題があるが、
必ず助け出すとお茶を濁すレイ。
作戦は決行され、再び懲罰房に入れられたレイは、床板を外して脱出。
建物の構造に違和感を感じながら、はしごを昇る。普通の建物とは何か違う。
途中にあったホースみたいなのを外してしまうと、そこから大量の水が吹き出す。
この水は、下の方にある懲罰房に浸水し、ロットマイヤーら囚人たちが騒ぎ出す。
とりあえずレイは昇り続けて建物の外へ。
そこで愕然とする。この刑務所は、巨大なタンカーの中にあったのだ。
もちろん、周囲に陸地は見当たらない。
仕切り直すため、懲罰房に戻るレイ。
浸水に気付いた看守らが、懲罰房の連中を移動。
もちろん、所長は誰かが何かをしでかしたと考え、レイを怪しんでいた。

 懲罰房を出たレイはロットマイヤーと会話。刑務所が大洋にあると知らせる。
安定装置があるので揺れないらしい。(嵐でも?)
だが、脱走は可能だと言うレイ。
陸地への帰還にはヘリが必要だが、そちらは大丈夫だと言うロットマイヤー。
問題は、現在地を特定しなければならない点だ。
レイは、分度器みたいな測量する道具をこしらえる。
これで、月の角度がわかれば、経度(緯度だったかも)がわかるのだ。
レイを怪しむ所長は、囚人のジャベドに監視を指示。
その見返りとして、ジャベドは、月の見える場所でお祈りする事を要求。
実はこのジャベドを仲間にしていたレイは、お祈りの際に測量させる。
物資を届けるため、陸地からあまり離れていないはずと考え、位置を特定。
後は、ロットマイヤーの仲間に位置情報を知らせる必要がある。
そこでレイは、医師にこの刑務所の待遇に問題がある事をアピール。
情報を仲間に伝えるよう求める。
医師は迷うが、結局言われた宛先に、緯度経度の情報をメールする。
(厳重な刑務所も、職員の監視はしてないらしい)
一方、レイとロットマイヤーが、組んで何か企んでると考えた所長は、
2人の居住エリアを離すと言い出す。そうなれば、計画はやり直しだ。
所長は、ロットマイヤーが大物犯罪者マンハイムの居場所をつかんでいると考え、
何度も尋問したが、白状しない。
そこでレイは、シュワからマンハイムの情報を聞き出すと称して、移動をやめさせる。
もちろん、所長に報告するのは、でたらめな情報だ。
こうして、手はずが整った2人は、後は脱出のタイミングを検討する事に。
看守たちはマスクをしているが、よく観察すると、太ってたり、やせてたり、
尻がでかかったり、怠け者だったり、特徴がわかると言うレイ。
そこから、監視のスキを見つけ出すのだ。
前回懲罰房から、緻密そうな計画で脱出したレイだが、
今回の作戦は、ケンカ騒ぎの混乱に乗じて逃げると言う、原始的な手法をとる。
測量に協力したジャベドも一緒だ。脱走に気づいた所長が追跡。
レイらは看守から銃を奪い、撃ち合いに。だが、ジャベドが撃たれて犠牲になる。
何だったか忘れたけど、何かの都合で、レイとロットマイヤーは分かれて逃げる事に。
ロットマイヤーは甲板に出るが、追っ手が来るので、マシンガンを持って撃ちまくる。
その目つきはコマンドーみたいで、シュワ面目躍如と言うところか。
迎えのヘリが到着するが、ロットマイヤーはレイを待つと言う。
レイは、何だか排水装置を利用して、下の方から海に脱出。
ヘリに乗ったロットマイヤーが縄ばしごで救出。
所長が撃ってくるが、船上のドラム缶か何かを撃って、爆発させて倒す。

 2人を乗せたヘリは、どこかの砂浜に到着。
そこへロットマイヤーの仲間の車が到着する。
車から現れたのは、あのCIAの女だった。
彼女は、ロットマイヤーがCIAに潜り込ませた娘だったのだ。
そこでピンとくるレイ。ロットマイヤーこそ、マンハイムだったのだ。
彼は、逮捕される事態を想定し、あらかじめ作戦を立てていた。
逮捕されそうになると、マンハイムは偽名ロットマイヤーを名乗るのだ。
一方娘は、どんな刑務所でも脱出させられるに違いないレイを送り込む。
その偽名はあらかじめポルトスと決まっていたのだ。
そのため、ポルトスの名に気づいたマンハイムは、レイに接近したのだった。
レイの上司であるクラークは、
自らあの刑務所のCEOになるべく一枚かんだのだと言う。
帰国したレイは、弁解するクラークを襲撃。
眠らされたクラークは、レイの仲間によって、
車ごとコンテナに入れられ、貨物船でどことも知れない地へ運ばれるのだった。

 と言うわけで、スタローンとシュワルツェネッガー共演による一編。
作品の流れ的にはスタローンが中心。
彼は脱走のプロで、刑務所にわざわざ入って脱走してみせ、
弱点を指摘すると言う仕事をしていた。
ある時、彼が入る事になったのは、民間が経営し、
危険人物ばかりの脱出不可能な刑務所。
その所在も明かせないと言われるが、スタローンは乗り込む事を承知する。
ところが、念のための発信機は外されてしまい、仲間との連絡はできない。
到着した刑務所は窓がなく外界が見えない上、ガラス張りの独房で、
看守はマスクをつけて見分けがつかない。
さすがのスタローンも脱出不可能と白旗を揚げるが、
所長はそもそも潜入調査の話を知らないと言う。どうやら罠にかけられたらしい。
やむなく囚人のボスらしきシュワルツェネッガーと手を組み、共に脱走する事に。
彼の経験から、懲罰房が逆に手薄と考え、そこから外に出る事には成功するが、
刑務所自体が大洋に浮かぶタンカーの中にあると知る。。と言う展開。
緻密な作戦かは微妙だが、もちろん最終的には脱走に成功。
おとなしめのシュワも、
マシンガンを持ったらコマンドーみたいな目付きで撃ちまくるのは笑える。
ジム・カビーゼルの憎々しい所長もいいが、外の世界の連中のエピソードは蛇足かも。
キャストによる加点は大きいが、脱走の方のパンチがもう少しほしい。
本当に脱走不可能にするなら、囚人同士の接触を断つべきとか、
いろいろ突っ込み所はあるが、まあまあ良く出来てると思う。
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2014/01/12 「LOOPER/ルーパー」

2014-01-12 00:00:00 | 日記
「LOOPER/ルーパー」

若いジョー ルーパー(ジョセフ・ゴードン・レヴィット)
未来のジョー (ブルース・ウイリス)
エイブ ジョーの上司(ジェフ・ダニエルズ)
セス ジョーの仲間
キッド 組織の殺し屋
サラ 農家の女性
シド サラの息子

起:未来からジョーが送り込まれ、若いジョーは始末を躊躇する。
承:未来のジョーはあちこちで騒ぎを起こす。
転:若いジョーは、入り組んだ企みに巻き込まれたと知る。
結:若いジョーは自分を撃ち、争いに終止符を打つ。

 2044年。タイムトラべルは未開発だったが、30年後には開発される。
30年後の組織が誰かを始末したい場合、ルーパーと呼ばれる殺し屋に連絡。
標的を過去へ送って始末する事で、追跡不能となる。
一方、ルーパーが未来の自身を殺す事を、ループを閉じると言う。
そうする事で莫大な報酬を得たルーパーは、余命30年を楽しむのだ。
 30年後の犯罪王が、すべてのルーパーを閉じると言う噂が流れる。
ルーパーのセスが始末され、未来のセスも死ぬ。
 未来のジョーが送り込まれるが、
若いジョーは始末に失敗し、組織に狙われる羽目になる。
再び未来のジョーが送り込まれ、今度は若いジョーも始末に成功。
獲得した報酬で遊びまくり、30年が経過。
拉致された未来のジョーは、抵抗して自らタイムマシン装置で過去へ。
若いジョーを叩きのめす。
 若いジョーが未来のジョーを追い回す。
だが、若いジョーの行動は未来のジョーの記憶に残っており、回避されてしまう。
未来のジョーは、若いジョーを救う女が現れると告げる。
だが彼女は殺し屋レインメーカーに殺された。彼女を救えと言うのだ。
 若いジョーはサラと言う女性に助けられる。
そこは未来のジョーに教えられた場所で、
サラの息子が未来のレインメーカーかも知れない。
だが、同じ日に生まれた子供は3人いる。
その頃、未来のジョーは、後の2人を始末していた。
 サラの息子シドは、本当の母親は殺されたと言う。
サラは実母なのだが、育てていたのは彼女の姉だったと言う事情があるらしい。
だがシドは信じず、若いジョーを頼るように。
 サラは、標的がジョー自身だと知る。
殺し屋ジェシーが現れ、サラを人質に取る。
だがシドが叫ぶと、周囲の者は浮き上がり、ジェシーは始末される。
シドは超能力を持っており、レインメーカーだったのだ。
 若いジョーは、サラの姉を殺したのもシドだと気付く。
恐怖で能力が爆発するのだ。だがサラは、制御できると言う。
 未来のジョーは若いジョーと合流。金を持って逃げろと言う。
そこへ殺し屋キッドが現れるが撃退。
未来のジョーは姿を消していた。
 サラはシドと逃げようとするが、未来のジョーが襲撃。シドの能力が爆発する。
若いジョーがかけつけるが、サラを殺しても、シドは犯罪者になる。
この流れを変えると、若いジョーは自分を撃った。すると未来のジョーは消える。
サラはシドを連れて無事家に戻るが、その心境は複雑だった。

 と言うわけで、タイムトラベルを利用した殺し屋の話。
主役はブルースではなくて、
ジョセフ・ゴードン・レヴィット(ダークナイトライジングのロビン)の方。
30年後の組織が始末すべき相手を過去へ送り、
それを現代にいるルーパーと呼ばれる殺し屋が始末。完璧な隠ぺい手段と言う訳だ。
時々、不要になったルーパーを始末する事があり、そんな時は未来の自分自身を殺し、
手に入れた大金で余命30年を満喫するのだと言う。
今回、ジョセフの所へ送られてきたのが、まさに未来の自分ブルースだった。
ジョセフはためらい、逃げたブルースはあちこちで騒ぎを起こす。
始末に失敗したジョセフもまた、組織に追われる羽目にと言う展開。
タイムトラベルものは面白い事が多いけど、本作は設定がややこしくてのめり込めず。
とはいえ一番の難点は、ジョセフとブルースが同一人物に思えない点かな。
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2014/01/11 「ジャッキー・コーガン」

2014-01-11 00:00:00 | 日記
「ジャッキー・コーガン」

ジャッキー・コーガン 殺し屋(ブラッド・ピット)
ミッキー コーガンの仲間(ソプラノズの主役)
マーキー 賭場の主(レイ・リオッタ)
ジョニー 強盗のリーダー
フランキー ジョニーの仲間
ラッセル ジョニーの仲間

 ジョニーらは賭場を襲撃。売上や客の金をかき集めて退散する。
組織は、殺し屋コーガンに後始末を指示。
賭場の主マーキーは、以前上がりを着服した事があった。
今回は無関係とわかるが、疑われたのは自業自得だと、コーガンはマーキーを射殺。
仲間のミッキーに、強盗の始末を指示するが、
出来ないと言い出したため、自ら手を下す事に。
見つけ出した犯人フランキーを脅し、
仲間のジョニーの居場所を白状させ、2人とも始末する。
連絡係は報酬を払うが、コーガンは額が少ないと指摘。
アメリカに生きるならば、自分だけが頼りだと、金を要求するのだった。

 と言うわけで、ブラピがタイトルのジャッキー・コーガンを演ずる話。
。。。なんだけど、ブラピが映画に登場するのは開始後30分。
90分の映画なので、冒頭3分の1に主役が出てない事になる。
組織の賭場が強盗に襲われ、犯人を始末するため、殺し屋ブラピが呼び出される。
賭場の主レイ・リオッタはかつて金をちょろまかした事があり、
今回は無関係なのだが、見せしめに始末。
犯人の1人には顔を知られていると、仲間に始末を依頼するが、
彼が役に立たないため結局自分で手を下す事に。
顔見知りを脅して仲間の居場所を白状させ、結局全員を始末。
殺しまくったけど、冷酷な殺し屋の話と言う訳でもなく、何だかよくわからない感じ。
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2014/01/10 「リベンジャー」

2014-01-10 00:00:00 | 日記
「リベンジャー」

アデル・タスカ夫人 (ソフィア・ローレン)
ファノン アデルの旧友(ジェームズ・コバーン)
エディ ファノンの仲間。ファノンに瓜二つ(ジェームズ・コバーン)
ハイマン 手配士(イーライ・ウォラック)
キャトレット ファノンの仲間(OJ・シンプソン)
ステグナー 製薬会社のトップ
ゲルホーン ステグナーの手下

 アデルは、夫がステグナー製薬の薬の危険性に気付きマフィアに始末されたと知る。
正体不明のステグナー氏を探るため、警察はアデルとその旧友ファノンに協力を要請。
ファノンも過去の罪が免責になるとあって、これを受ける事に。
アデルは、ステグナーの手下ゲルホーンに接触。
屋敷のある島に彼はおらず、週末にゲルホーンらが会いに行くと判明。
ステグナーを捕えるが、一味の襲撃でステグナーはやられ仲間のキャトレットも死ぬ。
ステグナーが逮捕されては困る者は多く、情報が漏れたらしい。
さらに死体は替え玉と判明。ファノンはアデルも捕われたと知り、屋敷を襲撃。
本物のステグナーを人質にアデルの解放を要求。
実はアデルはステグナーの情婦だったが、
結局ファノンに寝返り、ステグナーを逮捕する。
事件が解決し、パーティに出席したアデルは、世界4位の富豪に接近するのだった。

 と言うわけで、ソフィア・ローレンとコバーンと言う、
当時既にピークを過ぎた感のある2人が共演。
ローレンは科学者の妻だったが、
夫が製薬会社の不正に気づいて殺され、彼女も狙われる。
司法省も黒幕を逮捕したいが、何やら表立って動けない事情があって、
ローレン自身とその道のプロであるコバーンが黒幕を追う事に。
ローレンが黒幕一味とも通じてたり、
コバーンに瓜二つの仲間がいたり(さほど必然性がない)、
ひねりを入れた分、話がわかりにくくなってる。
ローレンは不二子ちゃん的キャラだが、ちょっと無理あり。
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2014/01/09 「シャークネード」

2014-01-09 00:00:00 | 日記
「シャークネード」

フィン 飲み屋の店主
ノバ バーテン
エイプリル フィンの妻
クラウディア フィンの娘
マット フィンの息子
ジョージ 飲み屋の客

 カリフォルニアにハリケーンが迫り、大量発生したサメが竜巻に巻き上げられる。
飲み屋の店主フィンは、別居した妻子を心配して家に向かうが、
道路にはサメが泳いでいて、同行したジョージが食われる。
妻エイプリルはサメの話を本気にせず、侵入したサメにやられる。
脱出した一同は、息子マットのいる航空学校へ。
3本のトルネードが発生したため、
マットがヘリを飛ばし、爆弾で温度差をなくして消滅させる作戦に。
作戦は成功するが、同行したノバがサメに食われる。
爆発で大量のサメが降り、フィンも食われるが、持っていたチェンソーで脱出。
さらに先に食われたノバも救出。
疎遠だった家族は仲直りし、フィンはノバと付き合う事になる。

 と言うわけで、シャークとオクトパスが合体したシャークトパスがあったが、
さらにエスカレートし、本作ではシャークとトルネードが合体。
もはや合体する相手は生物ですらない。
異常気象だかで、沿岸に大量のサメが集まる。嵐や巨大な竜巻が発生。
最初は浸水した水を泳いでた程度のサメたちも竜巻に巻き上げられ、空から人を襲う。
(サメにとっても非常事態のはずだが、人間を襲う本能が上回るらしい)
ロス市街にパラパラとサメが降ってくる異常事態に、
警察とか軍とかはほとんど機能せず。
サメと竜巻を一気に倒す危険な作戦を、主人公たちが独断で遂行。
ラストに主人公はサメに食われるが、腹の中からチェンソーで脱出。(丸呑みらしい)
さらにちょっと前に食われた仲間も救出。同じサメだったとは!
街にサメが降る様は、もっと派手でもよかった気がするが、
次に合体するのはアルマゲドンしかない。
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2014/01/08 「ヘラクレス」

2014-01-08 00:00:00 | 日記
「ヘラクレス」

ヘラクレス ゼウスの息子
ゼウス 神
ハデス ゼウスを敵視してる神(ジェームズ・ウッズ)
ピロクテテス 通称フィル(ダニー・デヴィート)
メガラ 通称メグ。実はハデスの手下

 ゼウスと対立する神ハデスは、
占いで惑星直列の際に宇宙の支配者となるが、ヘラクレスに敗れると知る。
そこでヘラクレスに呪いをかけ、人間にしてしまう。
青年になったヘラクレスは、ゼウスに会い、自分が本来は神だったと知らされる。
オリンポスには神しか住めないが、ヒーローになれば神になれると言う。
フィルの訓練を受けたヘラクレスはドラゴンを倒し、
人々にヒーローと称えられるように。
ハデスはメグと言う女性を捕え、解放する代わりにヘラクレスの力を奪う契約をする。
だがメグはハデスの手下だったのだ。
ハデスはゼウスへの怒りを怪物化して暴れさせる。
改心したメグはヘラクレスを助けようとして負傷。
契約は無効になり、力を取り戻したヘラクレスは神々を助ける。
さらに死んでしまったメグを死の水から助け出し、逆にハデスを落とす。
ゼウスらはヘラクレスを真のヒーローと称えるが、
人間の世界こそ住む場所だと気付いた彼は、戻る事にするのだった。

 と言うわけで、ギリシャ神話のヘラクレスを主人公にしたディズニーアニメ。
メル・ギブソンが声やっていると思ったけど、それはポカホンタスだった。
ゼウスの息子ヘラクレスは、
ゼウスを快く思わないハデスの罠で神になれず人間にされてしまう。
オリンポスに住むには、真のヒーローになる必要があると知り、
ヘラクレスは冒険の旅に出るが。。。と言う展開。
ギリシャ神話になじみがない者には、
タイタンの戦いのメドゥーサとの戦いみたいな一般にも知られるエピソードがないと
ちょっと盛り上がらず。
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2014/01/07 「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」

2014-01-07 00:00:00 | 日記
「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」

ホートン 象(ジム・キャリー)
モートン ホートンの友人(セス・ローゲン)
カンガルー 口うるさい(キャロル・バーネット)
フラド ハゲタカ

ダレダーレ市長 (スティーヴ・カレル)
サリー 妻
ジョージョ 息子
ラルー博士
議長

 象のホートンは、ある時クローバーの上のほこりから声が聞こえるのに気付く。
ホートンが呼び掛けると、その声はほこりの中の小さな世界ダレダーレに届いた。
ホートンの話を聞いたダレダーレ市長は、安定した場所へ移動させる事を要求。
ホートンは引き受け、岩山の洞窟に運ぶ事にするが、
本気にしないカンガルーは、子供に悪影響を与えると、クローバーを奪おうとする。
ホートンの警告を受け、市長は非常事態を宣言するが、議長は本気にしない。
だがクローバーは鳥に奪われ、崖から大量のクローバーの上に落とされてしまう。
ホートンが何とか見つけ出して声をかけた時、
ダレダーレの人々は市長の話が真実だったと知る。
一方カンガルーは、ホートンが問題を起こしていると、
クローバーを奪い、鍋へ入れようとする。
ダレダーレの人々は必死に叫び、気付いたカンガルーの子供ルーディが止める。
人々はようやく真実を知り、クローバーはホートンに返される事に。
ホートンとダレダーレの人々は、共に幸せに暮らしたのだった。

 と言うわけで、ホコリの中に誰も知らない小さな世界があったと言う話。
ひょんな事から、象のホートンがその存在に気づき、そこからドタバタが起きる展開。
ビー・ムービーと似てる気もするが、
かの作品と違って両者のサイズが違いすぎるため、
最後までホートンとダレダーレの人(市長)は直接には会わない点がミソ。
絵本とかにありそうな不思議で面白い話。
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2014/01/06 「ニュースの天才」

2014-01-06 00:00:00 | 日記

 実際にあったと言う新聞記事捏造事件の話。
ヘイデンは若手だがやり手の記者で、
いつもどこかから他社の知らないニュースを仕入れてくる。
そんな中、チームにあまり信頼されていない人物が新上司に。
ある時、他社の指摘で、ヘイデンによるハッカーの記事がでっち上げとわかる。
新上司は、ヘイデンをかばおうとするが、調べれば調べるほど捏造の悪質さがが判明。
必死に言い逃れるヘイデンは、前の上司はかばってくれたと言うが、結局クビに。
どちらかと言うとヘイデン寄りだったチームも、最終的には上司を支持。
俳優的にはヘイデンが主役みたいだけど、物語的には間違いなくこの上司が主役。
モラルの低い部下をこらしめる展開は、なかなかに痛快だ。
ただし現実では、このクビになった記者が、
自身の体験を本にして儲けたらしく、ちょっとやりきれない気が。
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2014/01/05 「カンフー・パンダ2」

2014-01-05 00:00:00 | 日記
「カンフー・パンダ2」

ポー パンダ(ジャック・ブラック)
ピン ポーの父。ガチョウ(ジェームズ・ホン)
シーフー老師 レッサーパンダ(ダスティン・ホフマン)
マスター・タイガー (アンジェリーナ・ジョリー)
マスター・モンキー (ジャッキー・チェン)
マスター・ヘビ (ルーシー・リュー)
マスター・カマキリ
マスター・ツル
マスター・サイ (ヴィクター・ガーバー)
マスター・ウシ (デニス・ヘイスバート)
マスター・ワニ (ジャン・クロード・ヴァン・ダム )
シェン クジャク(ゲイリー・オールドマン)
予言おばば (ミシェル・ヨー)

起:ポーらは老師を恨むシェンの襲撃を受ける。
承:ポーは自分の出生を思い出す。
転:ポーは何になるかが大切だと悟る。
結:ポーがシェンを倒す。

 老師らに追放されたクジャクのシェンは、いずれ復讐すると誓う。
 山賊を倒したポーは、最後の敵の模様を見て、何かを思い出す。
 ポーは父ピンの店を訪ねる。自らの出生に疑問を持つようになったのだ。
ピンはポーを養子だと認め、
かごに入っていた赤ちゃんパンダを自分の子として育てたのだと話す。
 マスター・サイがシェンに倒される。
シェンを止めなければカンフーの終わりだ。
龍の戦士の任務はカンフーを守る事だと、ポーはマスターファイブと共に出発する。
 シェンは予言おばばに未来を占わせる。
クジャクが白黒の戦士に倒されると言うのだ。
ポーが白黒の戦士だと知ったシェンは、そいつを倒せば予言は外れると考える。
 狼の軍隊が町へ到着。
マスター・ワニやマスター・ウシが立ち向かうが、捕らわれてしまう。
ポーは彼らを助けようとするが、町を出ていけば人々が殺されてしまう。
 ポーは城に隠れるが、乗り込んできた大群に包囲される。
ポーはシェンと対面。その模様を見たポーは、子供の頃に彼と会っていた事に気付く。
 マスター・タイガーは留まれと言うが、ポーは再びシェンに会う事を決意。
ポーが両親の所にいた時、そこにシェンがいた。何があったかを知りたいのだ。
 マスター・タイガーらはシェンらの襲撃に備える。
ポーはシェンの所へ。
シェンは、ポーが両親に愛されていなかったと告げ、ポーは大砲で飛ばされる。
 ポーはおばばに助けられる。
かつてシェンが町を襲撃し、両親はポーを逃がしたのだと思い出す。
おばばは、出生よりも何になるかが大切だと話す。
 マスター・タイガーらはシェンに捕らわれる。
シェンは彼らに、カンフーと共に死ねと告げる。
かけつけたポーがマスター・タイガーらを救出。
ポーは攻撃を受けるが、弾を弾き返し、大砲を破壊。
傷は治るが、大事なのは今どうあるかだと言い放つ。
ポーはシェンを倒し、老師は彼が内なる平和を見付けたと言う。
 ポーは養父ピンの所へ戻る事に。
生れた村を見付け、自分が誰かもわかったが、やはり父さんの子だと話す。
一方、ポーの実父は、どこかの地で息子が生きていると感じるのだった。

 と言うわけで、大食らいのパンダを主人公にしたアニメ第2弾。
前回強敵を倒したポーだが、カンフーの腕はマスターファイブの方が上。
そんなマスターたちをも倒す強敵クジャクが現れ、
一番あてにされてなかったポーが奮戦すると言う話。
前作の雰囲気をキープしつつ、ポーの出生の秘密が明らかになるなど、
シリーズの世界を広げる展開もあり。
マスターたちの中では、ジョリーが吹替えするせいか、
タイガーが妙に目立ってる点が気になる。
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2014/01/04 「カンフー・パンダ」

2014-01-04 00:00:00 | 日記
「カンフー・パンダ」

ポー パンダ(ジャック・ブラック)
ポーの父 ガチョウ
シーフー老師 レッサーパンダ(ダスティン・ホフマン)
ウーグウェイ導師 亀
マスター・タイガー (アンジェリーナ・ジョリー)
マスター・モンキー (ジャッキー・チェン)
マスター・ヘビ (ルーシー・リュー)
マスター・カマキリ
マスター・ツル
タイ・ラン 刑務所にいたヒョウ

起:パンダのポーは、ひょんな事から竜の戦士に選ばれてしまう。
承:ヒョウのタイ・ランが暴れるが、ポーの力は期待されない。
転:老師らがタイ・ランにやられる。
結:ポーがタイ・ランを倒す。

 パンダのポーはカンフーにあこがれているが、
父親はラーメン屋を継がせたいと考えていた。
 刑務所にいたヒョウのタイ・ランが逃げ出したと、老師らが警戒する。
タイ・ランに対抗するには、竜の戦士の力を誰かに託さなければならない。
 ポーは、カンフーファイブと言うメンバーが城に集まると知る。
ポーは花火で打ち上げられてしまい、城に乱入。
本来はマスター・タイガーが竜の戦士に指名される所を、ポーが指名されてしまう。
 老師は、ポーでは戦士にはなれないと言い放つ。
腕前を見てもヘナチョコで、なぜ彼が選ばれたか疑問だ。
ポーは訓練を受けるが、まったく見込みがない。
 マスターたちは、老師が冷酷になったのはタイ・ランのせいだと語る。
老師はタイ・ランを自分の子供の様に育てていた。
だが巻物を要求され、拒んだ所、タイ・ランが暴れ出したのだ。
 タイ・ランが城に向かっていると報告が入る。
老師は、ポーが選ばれたのは運命だと言うように。
ポーは逃げようとするが、老師は変えてやると告げる。
 老師はポーを聖なる水辺へ連れて行く。カンフー誕生の地だ。
カンフーファイブと同じ修業は無理だが、
後で食べさせてやると言うと、ポーは過酷な修行にも耐えるように。
 タイ・ランが現れ、迎え撃つカンフーファイブもやられてしまう。
老師はポーに巻物を渡すが、そこには何も書かれていなかった。
 ポーの父は、ラーメンの極意について語る。
秘密の材料などなく、特別なものは特別だと信じれば良いと言う。
これを聞いたポーは、カンフーに通じるものに気付く。
 老師は現れたタイ・ランと対決。
タイ・ランは巻物を狙うが、持っているのはポーで、奪い合いに。
だが巻物には何も書かれておらず、
ポーは秘密の材料などないと言ってタイ・ランを倒す。
それは独学で覚えた指固めと言う技だった。
村人はポーの勝利に喜び、カンフーファイブは彼を師匠と呼ぶ。
老師も、ポーを竜の戦士と認めるのだった。

 と言うわけで、カンフーが得意な動物たちを描くアニメ。
伝説的なカンフーの達人である老師の元弟子で、
悪に染まったタイランが刑務所を脱走する。
これを倒すため、老師は龍の戦士を指名する事になるが、
凄腕のカンフー使いたちを差し置いて、
大食らいのパンダ、ポーが選ばれてしまうと言う訳。
もちろん最後にはポーがタイランを倒すのだが、
特訓が苦手で大食らいと言う親しみが持てるキャラが、
最後には皆のヒーローになる展開で楽しめる。
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2014/01/03 「ニコラス・ケイジのウェザーマン」

2014-01-03 00:00:00 | 日記
「ニコラス・ケイジのウェザーマン」(2005年米)

デビッド・スプリッツ 天気キャスター(ニコラス・ケイジ)
ロバート デビッドの父(マイケル・ケイン)
シェリー デビッドの娘
マイケル デビッドの息子(アバウトアボーイの少年)
ノリーン デビッドの妻。別居中
ラス ノリーンの恋人

起:天気キャスターのデビッドは、家族の問題を抱える。
承:家族との関係を修復しようとするがうまく行かない。
転:デビッドに、NYの仕事が舞い込む。
結:デビッドはやっていこうと誓う。

 デビッドはテレビで天気キャスターをしている。
見た事があると声をかけられる事も。
視聴者にはバカにされている。
 父ロバートは偉大な作家だが、週末に通院している。
腫瘍は広がっているのだ。
 娘シェリーはアーチェリーに挑戦するが、レッスン代を払っただけで断念。
 妻ノリーンとは別居中で、うまく行っていない。
 デビッドは、シェリーをファミリー祭へ連れて行く。
スケートで二人三脚する事になるが、シェリーはどうせビリだとやる気がない。
結局、転んで靭帯を切ったとノリーンに責められる。
ロバートは、シェリーが太っている事でからかわれていると気付いていた。

 いがみ合うのは子供の為に良くないと、デビッドとノリーンはセラピーに行く事に。
互いの事を書いて読まないのが信頼だと教わるが、
デビッドはすぐに読んでしまい、誓いを平気で破る人だと批判される。
 デビッドに全国ネットから誘いが入る。
NYへ行けばギャラも上がり、新規蒔き直しも出来ると考える。
 デビッドは思い立って、自分もアーチェリーの訓練を受ける事に。
少し上達しシェリーに教えるが、面白くないと言う。
シェリーはハンティングができると思っていたが、それはアーチェリーではない。
 夫婦は口論ばかりで、子供たちは嫌気が差していた。
 ロバートは、価値あるものを手に入れる為には犠牲が必要だと言う。
簡単に叶う事はない
 天気予報が外れるが、原稿を読むだけだとデビッドは責任を感じていない。

 全国ネットの面接を受ける為、デビッドはシェリーとNYへ。
シェリーに都会のファッションを着せてみるが、太っているので似合わない。
からかわれているが、デビッドには意味が分かっていない。
 息子マイケルが逮捕される。カウンセラーの車を壊したのだ。
さらに、マイケルが財布を盗んだと言う。
どういう事だと、デビッドはノリーンと口論に。
ロバートは仲を修復するはずだと批判。
ロバートの診断結果は変わらず、処置なしで数か月が経過する。
 デビッドは面接を受ける。カメラテストの評価は悪くない。

 ロバートの生前葬をする事に。
デビッドはやり直そうとするが、ノリーンはラスと結婚すると言う。
デビッドはスピーチするが、途中で停電になり、尻切れトンボで終わってしまう。
 全国ネットから正式なオファーが来るが、デビッドは答えをしていない。
人にパイを投げられるのは、自分の人間性が大きいと感じる。
セラピストに殴りかかり、マイケルに殴ってやったぜと告げる。

 デビッドはロバートに、NYに行く事にしたと告げる。
ロバートは、親は子供を心配するものだと言う。どんなに大人になっても。
デビッドは自分も小説を書いたが、捨てたと明かす。
するとロバートは、それは自分もやる事だと言う。
人生には捨てる事が多いが、親心は別だ。デビッドには時間があると。
 しばらくして、ロバートの本当の葬儀が行われる。
子供たちも来ており、ノリーンと恋人ラスの姿もあった。
子供の頃、将来をいろいろ思い浮かべたが、次第に目減りして現在の自分になった。
 デビッドはNYで天気予報の番組を受け持つように。
番組を移って、物を投げる者はいなくなった。
週末はシカゴで家族に会う予定だ。この夢で満足していこうと、心に決めるのだった。

 と言うわけで、何でもやりますニコラス作品。
今回の彼は、地方局のお天気キャスターと言う微妙な存在。
町を歩いていると食べ物を投げられるので、そこそこ知られてはいるらしい。
つまり世間からは、成功者とやっかまれている訳だが、当人にそういう意識はない。
それどころか、妻とは離婚し、子供たちともうまく行ってない。
そんな中で、全国ネットの仕事が入り、ステップアップと喜ぶが、
人生が劇的に変わる訳でもなく。。と言う話。
何だか面白い話にしようとする製作サイドの気持ちは伝わるんだけど、
あまり面白くなってない。
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