冬薔薇(ふゆそうび)切貼場面
Magic of chocolate/Because you are there⑧完結up済みです。
工さんのブログ「斎藤工務店」を読むと、好きな事、思ったことだけを書くことの難しさと大切さを教えられる。
マニアックさは工さんの持ち味でもあるけれど、短い文の中に彼の思考を拾う作業をさせられてるようで。
ウザったい男だ・・・って一蹴してもいいのだけど、それだけでは括れない男が、斎藤工。
私も、こんなふうになってもいいかなって思う。
文の中の私を拾ってもらえるような、掬ってもらえるような、そんなブログ書き。
twitterやlineが広く使われるようになって、ブログはちょっと時代遅れみたいになってしまった感があるけど。
私的にtwitterやlineは通信手段の一種なので、ブログとは位置付けが違ってる。
twitterは特にフォロワーさん達が不快に思わないことを心がけて呟いていて、ブログはほぼぶっちゃけ!
twitterでブログの更新をつぶやいても、リンクに行く人はほとんどいないだろう思ってるし。
私は、映画女優が特に好きで。
もっと言えば、無声映画から1960年代前半までの邦画とハリウッド。
退廃的、今の時代にはない言葉がハリウッドを取り巻いていた、サイレントからトーキーの時代。
「イントレランス」(1916)、「間諜X27 」(1931)、「哀愁」(1940)やチャップリンやロイドの喜劇にハマったことも。
リリアン・ギッシュやメアリー・ピックフォード、クララ・ボウなども観たくて、フイルムセンターへ行こうと思ったこともある。
サイトではクララ・ボウを店名として使っているけれど、特に彼女が大好きというわけではなく、語呂が良かったから。
この時代のハリウッドを知ってもらうには「伯爵と呼ばれた男」(高口里純)を読んでもらうのが一番だ。
高口里純の代表作は「花のあすか組!」だが、連載を続けていれば間違いなくこちらが代表作になったはずと書評する向きも多い。
邦画も、和装が当たり前だった頃の美しさを残したものや、昭和20年から30年代の淑女スタイルが好き。
五社が倒産したり権利譲渡されていく中で、その全てが崩れ、まるで無法地帯のような映画が賞賛され始めるに至って、松田優作の出演以外は全く興味がない。
(AGTの「竜馬暗殺」など)
ヤクザ映画やロマンポルノが乱立して、映画がテレビに取って変わられて、氷河期へ突入したといっても過言ではなかった。
実父はハリウッド映画を若い頃から観ていて、邦画は全くわからない。
私がまだ家にいる頃、ハリウッドの往年の脇役俳優の訃報がニュースで流れたときに「─も死んだのか・・・」と残念そうに呟いていたことがある。
ただ、実父には映画はただの娯楽であって語り合うものではないようだ。
先週、クリエに行く前に娘と「cafe1894」で食事をしていたら、隣に1920年代のハリウッド女優メイクとファッションの妙齢の女性が座る。
Tストラップパンプス、クロッシェ(釣鐘型の帽子)から覗くパーマネントを当てたショートヘア。細身のストレートのアンシンメトリーなドレス。
三菱一号美術館の「ザ・ビューティフル展」からの来店だと思われた。
シャンパングラスが置かれるとフラッパァさながらに(褒め言葉です)飲み干す姿も様になっていて。
「cafe1894」の店内がこの方の周りだけ時代を遡ったようだった。
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そして、今。
私たち母娘が熱望してる舞台は・・・
CLUB SEVEN の「五十音順ヒットメドレー」の3時間バージョン!
まぁ、キャストたちボロボロだけど。