前回開催から5年。
同じ季節、同じ場所で「羽海野チカの世界展~ハチミツとライオンと~」が開かれた。
今秋からNHKでアニメ、来年実写化を控えている現在連載中の「3月のライオン」。
孤独な主人公零が、川本三姉妹とのほのぼのな関係から始まったはずが、
彼女らの問題にも関わっていくことになる。
そして、彼の生きる将棋の世界。
会場では原画の展示やニャー将棋の実物、アイデアノート(ネタ帳)、川本家の食卓や零が学校で作ったラムネなどが展示された。
アイデアノートはラフ画とセリフがびっしりでほとんど原稿状態。
ざらざらなストーリーをすべすべにしていく作業が、脱稿までの仕事だと作者は言う。
原画の前ではストーリーを思い出したのか、涙ぐむ女性もいた。
(そういえば、昨年のナルト展でもミナトとクシナが生まれたばかりのナルトをかばって絶命する原画コーナーはすすり泣きが絶えなかった)
アニメのキャラ原案や実写映画の決定稿なども。
神木の零はハマってると思う。天才宗谷は加瀬亮(実写映画ハチクロで真山役)。
ハチクロこと「ハチミツとクローバー」は2006年に完結しているので、もう10年経つのですが、
私にとってはいつまでも色あせないコミックのひとつ。
ドラマはコケましたが、実写映画は良い出来で珍しく映画館が8割方埋まってた覚えがあります。
サイトでは野宮オンリーの扱いですが、野宮って初めはひどい男なわけで。
いい人だらけのハチクロの中で異色でしたが、真山を追い続けるあゆみに唯一きつい現実を突きつけ、好意を小出しにしつつ最後には、「一緒にいよう」とあゆみに告白(という、ハチクロキャラ達お約束のまどろっこしさを露呈した)。
グッズは「ICカードシール」と「ポストカード(ハチクロ)」。
これが、あまりにも氷帝カラーで忍足仕様?
娘とドリライに持参したい!とキャッキャしてしまった。
観劇と違い、1時間くらいで終了なのでその後が手持無沙汰。
上野のお刺身食べ放題、お酒飲み放題のランチの噂を聞いて出かけてみる。
20分待ちで店内へ。感想は「ま、こんなもんよね」。
銀座に出て、ブックファーストで買い物。
娘はいまだに「HIGH SCORE」を買い続けている。
「好きなものには徹底的に固執」と母娘揃って同じようなことをしているので、DNAって本当にあるのだな、と思わずにいられない。
夕方、銀座8丁目に開店したばかりの「晩杯屋」へ様子見程度に寄る。
開店して半月くらいなので、とってもきれいな店内はすでに半分以上が埋まっていた。
とにかく暑いのであまり歩き回る気になれず、早々に帰宅。
酷暑のお出かけは、早めに切り上げてしまうことが多くて、なんだか損した気分。