月はそこにいる

ご案内を置いてあります

ハチミツとライオン

2016-08-11 23:20:44 | days


前回開催から5年。
同じ季節、同じ場所で「羽海野チカの世界展~ハチミツとライオンと~」が開かれた。





今秋からNHKでアニメ、来年実写化を控えている現在連載中の「3月のライオン」。
孤独な主人公零が、川本三姉妹とのほのぼのな関係から始まったはずが、
彼女らの問題にも関わっていくことになる。
そして、彼の生きる将棋の世界。

会場では原画の展示やニャー将棋の実物、アイデアノート(ネタ帳)、川本家の食卓や零が学校で作ったラムネなどが展示された。
アイデアノートはラフ画とセリフがびっしりでほとんど原稿状態。
ざらざらなストーリーをすべすべにしていく作業が、脱稿までの仕事だと作者は言う。
原画の前ではストーリーを思い出したのか、涙ぐむ女性もいた。
(そういえば、昨年のナルト展でもミナトとクシナが生まれたばかりのナルトをかばって絶命する原画コーナーはすすり泣きが絶えなかった)
アニメのキャラ原案や実写映画の決定稿なども。
神木の零はハマってると思う。天才宗谷は加瀬亮(実写映画ハチクロで真山役)。



ハチクロこと「ハチミツとクローバー」は2006年に完結しているので、もう10年経つのですが、
私にとってはいつまでも色あせないコミックのひとつ。
ドラマはコケましたが、実写映画は良い出来で珍しく映画館が8割方埋まってた覚えがあります。

サイトでは野宮オンリーの扱いですが、野宮って初めはひどい男なわけで。




いい人だらけのハチクロの中で異色でしたが、真山を追い続けるあゆみに唯一きつい現実を突きつけ、好意を小出しにしつつ最後には、「一緒にいよう」とあゆみに告白(という、ハチクロキャラ達お約束のまどろっこしさを露呈した)。

グッズは「ICカードシール」と「ポストカード(ハチクロ)」。
これが、あまりにも氷帝カラーで忍足仕様?
娘とドリライに持参したい!とキャッキャしてしまった。





観劇と違い、1時間くらいで終了なのでその後が手持無沙汰。
上野のお刺身食べ放題、お酒飲み放題のランチの噂を聞いて出かけてみる。
20分待ちで店内へ。感想は「ま、こんなもんよね」。
銀座に出て、ブックファーストで買い物。
娘はいまだに「HIGH SCORE」を買い続けている。
「好きなものには徹底的に固執」と母娘揃って同じようなことをしているので、DNAって本当にあるのだな、と思わずにいられない。

夕方、銀座8丁目に開店したばかりの「晩杯屋」へ様子見程度に寄る。
開店して半月くらいなので、とってもきれいな店内はすでに半分以上が埋まっていた。
とにかく暑いのであまり歩き回る気になれず、早々に帰宅。
酷暑のお出かけは、早めに切り上げてしまうことが多くて、なんだか損した気分。






ブリミュと原作完結

2016-08-04 22:02:16 | days


娘が前夜から熱を出し、何とか当日チケット譲渡でき、ぼっち観劇になった「ROCK MUSICAL BLEACH」〜もうひとつの地上〜(通称:ブリミュ)。
2.5次元ミュにありがちな原作ありきな部分は否めないけど、キャストのポージングが完璧!これには驚いた。
特にギンのスッと腰を落として前のめりになり、右手を胸の前に出して肘を曲げるポーズはギンそのもの。
ラストは藍染役のばばりょの「私が天に立つ」にすべて持っていかれた感があるけど、これはそういうストーリーだから仕方ない。
とにかく、二、三、四、五、六、九、十一番隊と一護が闘いまくる。
忘れがちだけど、これはミュージカルなのでキャスト総並びで歌うシーンは圧巻。
私は、ソロよりもここがしっかりしていると安心して舞台を観られるから結構大事。

それにしても、キャストのセリフや次の動きが分かってしまっていかに自分が原作のこの章を読み込んでいたかが思い知らされた。
私は原作のルキア奪還が一番好き、ギン好きだから仕方ないけど。
悔しいけど、ここでの藍染って善人の時も悪人の時も魅力的に描かれているから困る。
舞台の「私が天に立つ」のシーンも眼鏡をはずして(原作は握りつぶす)、髪をオールバックにかき上げるシーンのばばりょはかっこ良すぎ!

今回のギン役の遊馬はブログで「ギンを演じるのが怖い」としきりに言っていたが、なかなかの演技。
京都弁がちょっと優しすぎるかな?と思うけど、アニブリの遊佐さんみたいにもう少し強弱がはっきりしてもよかった。
客席通路を使っての動きが多く、目の前にキャストが立つので眼福。

カテコで袖に捌けていくときに、隊長を先に行かせて後ろを副隊長が付いていくのが護廷十三隊を表していて違和感なく観ていられた。

原作もあと一.二話で完結。
最終章に入ってから迷走を続け、打ち切り説が何度も流れた。
実際、そう思われても仕方がない終わり方で、あれだけ壮大に広げたシチュを纏められなかった。
それでも、完結の年をブリミュ復活で飾れたことは作者冥利に尽きるかも。


今月は「NARUTO-ナルト-」もあるので、再訪予定。
それにしても、アイアの席はエコノミー症候群になりそう。


観劇後は、I.Gストア(渋谷マルイ)で「ジョーカー・ゲーム」の原画展示へ。
D機関のメンバーに会えて、グッズを買って満足。
「ジョカゲ」もアニメ二期をやらないかしら?

この日は、ひと雨来たけど(マチネ中)とにかく蒸し暑い。
そんなわけで、ドンキ隣の「嵯峨谷」でお蕎麦とビール。ここのコスパは侮れない。
そのあと、マークシティ側の「鳥竹」へ行くけど当然ながら満席。
というわけで、マークシティの「ルサンパーム 」でパンケーキ。


ボッチなりに地味に楽しい日曜日でした。