月はそこにいる

ご案内を置いてあります

将棋を職業とした一人の男の子の人生

2016-10-24 17:11:00 | days

「3月のライオン」を見終わると、1週間終わったー!と思える今日この頃(まだ3話目だけど、翌日ほぼ出勤だけど)

原作を何度も読み返し、今のところ宗谷名人と零くんの対局とその後の台風上陸で仙台でふたりで足止めが好きなシーン。
このふたりは孤独を好むとか、中学生プロから新人王を獲ったりとか共通点も多い。
零くんは名人のことを神様と思っているけど、周りはギリギリ人の姿を保っているだけの将棋の鬼と評してる。

たぶん、宗谷名人も零くんのこと好きだと思う。
相対して同じ感覚を嗅ぎ取っているようで。
感想戦で無言の零くんの心境を読み取って「そういうもんだよ」とつぶやく姿がそれを証明してたように思う。
あの「そういうもんだよ」はまさに名言。

最近、三浦九段のスマホ事件が騒がれたけど、三浦九段は作中の重要キャラ土橋九段のモデルなんですよね。
1日10時間以上研究に費やすほど熱心で、常に将棋のことを考えてるキャラ。
「おさらい読本②」の中の同業者との対談でも、ウミ子先生が「三浦九段は、とにかく真面目」と仰っていたのであの事件は意外でした。

原作があかりさんと島田八段で(個人的に)盛り上がっているのだけれど。
今、カップルをセッティングするとしたら、まずは上記のおふたり。
ひなちゃんと零くん(鉄板!?)、つぐみちゃんと野口パイセン。
そして!二海堂五段とモモちゃんを考えてます。
モモちゃんはやはり川本三姉妹の末っ子なので、10代になればひなちゃん以上にしっかりしそうで、二海堂五段の世話とかあかりさんみたいにできそうな気配。
五段もモモに懐かれること、まんざらでもなさそうだし、モモ目線で一緒に遊んであげたり優しいし。

でも――――!
「ハチクロ」のことがあるので、浮かれてばかりもいられません。
だって「ハチクロ」はやっといろいろひと段落してこれから穏やかに終盤を迎えるのかと思ったら、森田兄弟の復讐劇とか、はぐちゃんの大怪我とか、ぶっこむ、ぶっこむ!
一波乱の二波乱もあって結局、読者の予想を大きく裏切る結末!
そして、それを何の不自然さもなく正当な流れのようにストーリーをまとめ上げていったウミ子先生。
「3月のライオン」もまだまだ絶対何か来る!と思ってます。

まぁ、一番気になるのが宗谷名人の防衛と島田八段の初タイトル奪取。
零くんが若くして名人まで上り詰めるのか、二海堂五段の病状などでしょうか?


テニフェスが終わり、母娘の間ではCD、DVD情報による購入検討会が開かれましたが、結論は「全部買う!」で終了しました。





読書の秋はじめました。

2016-10-17 21:57:02 | days


アニメ「3月のライオン」も始まり、初回から零くんや川本三姉妹が原作から抜け出たような作画で、うれしかった。
アニメにありがちな強い線や色の濃さもなく、自然体。
Twitterの#も絶賛の嵐でウミノ先生が始まる直前までアワアワしたTLしてたのがまるっと杞憂でした。
全22回ということは約半年。実写映画の頃まで放映。
もしかして妻子捨男編まで行くのかな?

今月の「ダ・ヴィンチ」も「3月のライオン」特集でウミノ先生がラストの登場人物は決まってるって語ってて、ということは?
ハチクロ同様、すでにラストが決まってる?
確かにラストが決まってると、そこを目指してだーっといくから気の持ちようが違うかも。

原作は再び、島田八段のターン。
といっても、対局ではなくプライベートな方。
あかりさんとの出会いから、このまま突っ走ってくれればいいけど。
この人、真面目だからな~アラフォーだしな~
娘とこの辺りの今後のことをじっくり語り合ったんだけど、林田先生の出方も気になるし。
でも、やっぱり八段とくっついてほしい。

ウミノ先生もここ数年は手術などもなさって、健康不安が不定期連載にさせてしまっているけれど、
ハチクロの倍(12年?!)かかっても付いていくので、完結までお願いしたいです。
もちろん、神木くん主演の実写も期待してます。
キャスト、豪華だし。

今月の「銀座百点」に石丸幹二さんが「スカーレット・ピンパーネル」について寄稿。
「ひとりの人間として舞台上で毅然と存在しさえすれば、観客は感情を寄り添ってくれる」とのくだりは彼の舞台人としての姿勢が表れている。
舞台の観客はあらすじが分かっていて、その経緯を見守っている。
もちろん、舞台に見入らせるだけの力量を示さなくてはいけないけれど。

「リボルバー・リリー」の緊張感のある読後、ちょっと緩めに益田ミリさんの「お茶の時間」を読む。
ミリさんのコミックエッセイは時々、深く鋭い感情の声がさらりと書かれていて、読み逃せないのでじっくり読んでしまう。
映画化された「週末、森で」から、私の中で油断できないエッセイストの一人になった。
次に、林真理子女史の「ハルコ」シリーズ
清々しいまでに図々しく、歯に衣着せぬ主人公・中島ハルコ。
女史のエッセイを長く読んでいるせいか、このハルコは女史の某友人と思われた。
(結果、最近のエッセイの中で事実と判明)
林女史の小説は初期の「戦争特派員(ウォーコレスポンデント)」や「本を読む女」「女文士」「白蓮れんれん」あたりが好きで、「不機嫌な果実」くらいから最近のものは読んでいない。「RURIKO」は久しぶりに読んだ。
一番好きなのは「ファニーフェイスの死」。
女史はいろいろ言われることも多いが、エッセイの小説も並行して書く、スタンスは好感が持てる。
以前はそこそこに小説をかいていたのに、今ではすっかり身の周りのことばかりを書いて、エッセイスト気取りの作家よりはずっといい。

来年2月に「 ALTARBOYZ/アルターボーイズ」が決まった。
ゴールド(若手)、レガシー(熟練)と今回も分かれてる。
両方見たいけど、新宿FACEの椅子が~椅子が~!
東山さん(もちろんレガシー)は6月の「CLUB SEVEN ZERO」もあるし、楽しみすぎる。
それにしても・・・「CLUB SEVEN」のスケッチでは、どうしてイケメンたちが次々とヘンなことを始めるんだろう?いつも謎!?





真実(ほんとう)だけを胸に抱いて

2016-10-03 17:45:43 | days


「3月のライオン」のアニメも近づき、ドラペダもなかなか楽しく。間にちょいちょいとスカパーで2ndテニミュを挟んできていて、録画→鑑賞と忙しい。
テニミュ大楽の当日券は並んでましたね。800人超ってすごい。
2ndの全国氷帝の大楽1000人超だったので、やっぱりさすが氷帝。


そういえば、8月のナルステ鑑賞のあとに渋谷ヒカリエの「あやの小路」で見たバックをホントン観劇前に新宿小田急で購入。
「Think Bee!」の新作で気に入ったものがなくて困っていたので、このショップを知ったのはラッキーだった。


そしてそのバックはテニミュでデビューしたのだけど(舞台付いてるバックだな)、バックに合わせてイエロー系のファッションでまとめたので、8代目青学卒業のせいか青学カラーが目立つ中、立海カラーというか四天カラーというか(アクセは1st四天用に購入したものだったけど)、ちょっと場違い?

「歳三は嘘つきね」
この一言を「燃えよ剣」のヒロインお雪に言わせたくて、土方が箱館で戦死した後日談を書いた。
中学の入学式前に入院した病院のベッドでのこと。
虫垂炎の手術は軽いもので、暇を持て余してた。

あの時は、ただ書いてみたかった。
浮かんだ言葉の枝に葉や花をつけたかった。
架空の言葉を紡いで、美しい物語を創りたかった。
退院してから満寿屋の原稿用紙数枚に清書して、長くしまわれたけれど書き上げたことに私は十分満足だった。
その数年後それは、当時まだ晴海で開催されていたコミケの某サークルの誌面に掲載され、人目に触れることとなる。




書き上げたと同時にWEBにUPされ、公開できる今の環境は素晴らしいと思う。
けれど、不特定多数の目に触れることで書き手は感想を(悪く言えば賛美を)ほしいと思うようになった。
他人にどう思われるか、を意識せざるを得ない気持ちが芽生える書き手が多くなる。
どうして、書いただけで満足しないのか?
自分が良かれと思うだけで、気持ちが収まらないのか?
私はそんなことを、疑問に思うようになった。

挙句には、二次創作にありがちな真似た真似てないという類似作品を論う事態が起こり始める。
悲しいこととは思わない。ただ空しいこと、と思う。
自分の胸だけに留め置ける物語を抱けないことは、とても空しいことだと知るべきなのに。




さて、お気づきの方はそれほどいらっしゃらないと思いますが、サイトは休止状態で閲覧不可になっています。
というのも、WIN10とHPBが大喧嘩をしているらしく解決策が見つかっていません。
なので、サイトUP遅延のお詫びにUPしていたブログの方もサイトと関連しているので、すべて下げさせていただきました。
現在、このブログと裏ブログ、twitter(本/鍵アカ)は稼働中です。
(TumblrとInstagramは、公開するほどUPしていないので内緒)

サイトは今年の5月ごろから遂行改稿を経て、某所へUP中です。
こちらは形が整いましたら、ご案内させていただく予定です。
現状ではサイトは移行中で閉鎖はしません。

今後も「efm」と別館「ehm」をよろしくお願いいたします。