月はそこにいる

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ほんのはなしから・・・

2015-03-20 09:26:54 | days


銀座のブックファーストのレジで、単行本を5.6冊まとめ買いする紳士がいらっしゃったのですが、タクシーか近隣のパーキングに車を停めてるのだろうなぁ、と想像してしまいました。
この冊数では私も持ち歩くのはしんどいです。

もう、数年前のことですが深夜番組で叶姉妹のドキュメンタリーがあって、彼女たちは深夜の青山ブックセンターで7万円以上もお買い物してました。
本を買うということは保管場所があるということで、そっちのほうが羨ましいですね。

最近は気になる本はまずは図書館で試し読みをし、手元に置きたい場合は文庫を買う・・・という流れ。
流石にコミックは、手放しつつ新刊を買う手法で乗り切ってます。




娘が輝馬ファンのお友達と「WAYOUT」を鑑賞。

今回が4回目らしく、人気のある舞台なようです。
当日券は長蛇の列で、客層も高かったと言ってました。

輝馬の他には「CLUB SEVEN 」皆勤賞の西村直人さん。
「西村さん、とても上手だった」って娘なにげに失礼。
サラリーマンオンリーの舞台なので、新聞型16Pのパンフ。
チケットに昨年のDVDがついていたので、私も触りだけ観ました。
のっけからダンス(スーツオンリー)が始まり、ここでお目当ての役者さんをじっくり観ることができていいなーと思いました。


「名妓の夜咄」を読み始め。
昭和末に新橋演舞場の社員だった著者の新橋芸者への聞き書きと芸妓の歴史を紐解く。

器量よしの器量が風流な文字になっていたりするのは、戦前に多く使われていながら消えていったものなのだろう。
私は戦後の一時期に乱刷されたカストリ雑誌を持っているが、旧仮名使いで読みにくい漢字が多用されている。
しかし、昭和を生きた名妓たちにはそれがとても似つかわしい。
松也の祖母が清元の名妓であることも、この本で知った。

ただ、当事者の聞き書きなのでなるほど、と思わせる内容もあって目から鱗。
例えば、女衒は芸妓の間では通称で周旋屋的な意味合いだったようである。
前借(まえしゃく)を親が多く望むか、少なくてすむかで娘の働き口が違っただけと語る。
もちろん、多く必要の場合は仕事内容と仕事場所が異なるのは当然で、女衒は娘の有利な働き先を見つけて紹介する仕事であったようだ。
新橋芸者は一流どころで、芸事が好きならそれを活かして生きていきなさい的な意味合いで前借もなく座敷にでていたらしい。
女衒と言っても、一概に人買い扱いではなかったようだ。






さて、「タイタニック」に行ってきました。
後半、船長の光枝明彦さん、オーナーの鈴木綜馬さんと設計士の和樹が絡むシーンがあるのだけど、そこでの和樹の気迫の歌声に感動。
ベテラン二人を相手に引くことなく、熱が入った演技の和樹。

終演後、娘に思わず「和樹、本当に(やりきれて)よかった。」と言ったら、娘も「あんな和樹は初めて見た。」と言ってました。
それほど、すごかった。

工さんもドラマやCMで注目されてるし、なんだか嬉しい。



今年に入ってから、仕事がだんだん忙しくなり。
休日も予定がいろいろ入ってきて大変。

やっと岩盤浴に行けたけれど、ホットヨガは予約が取れず。
デトックスして身体をリセットさせてます。

さて、こんな日々になるとは知らずに来月は毎週観劇。
花粉症状が今年は微弱なので、がんばって乗り切ります。