ここ数年、男性専用ジャンルだったカプセルホテルが進化していると聞いて、注目していた。
きっかけは、雑誌の京都旅行特集で町家がステイ場所にリノベされていると同時におしゃれなカプセルホテルが続々と開業していることだった。
代表的なものとしては「ファーストキャビン」だ。
昨年の福岡では娘もいたので普通のホテルを取ったけれど、そのうちひとりで試してみたいと思っていた。
で、ヅカのソワレ鑑賞後に泊まってみることに。
選んだのは、「東京銀座BAY HOTEL 」銀座7丁目にある、カプセルユニット型スマートホテルと謳われたホテル。
口コミを見る限り、マイナスイメージとしてはひとり一室ではないので空調の若干の不快さくらいでなかなか好評。
ポイントを使ってじゃらんネットで予約、3,100円。
宿泊費用とは思えない金額。
16時にチェックイン。1Fがローソン。
3Fのフロントは女性で感じが良い。
女性フロアは4Fでフロア内にラウンジがあって、自由に飲食をはじめくつろげるようになっている。
この日は暑い日だったが冷房が効いていて快適。
口コミに目を通して、改善できるところは気を配っている?
ベッドというかカプセル内の寝具は清潔で上質なものを提供してる。
シャワールームとパウダールーム、トイレが独立していてポイント高い。
アメニティは充実していて、化粧道具を持っていれば手ぶらでもいい感じ。
ナイトウエアは作務衣。
室内は夜間の乾燥が心配だったが、空調に変化なくぐっすり眠れた。
アメニティに耳栓があるのがカプセルホテルらしかったけど、私は使わなくても大丈夫だった。
下手なビジネスホテルに泊まるなら、ずっと安全で清潔で気の利いたこちらがいいと思う。
閉所恐怖症の方にはお薦めしないけど。
アクセスも長距離バス、新幹線や飛行機利用に適しているので遠征でのお泊りによいかも。
ちなみに日比谷駅から都営三田線1本で水道橋に6分で行けます。
日本橋室町や東京日本橋にもあるので東京駅起点ならこちらも便利。
翌朝は6時に起きて、シャワーを浴び身支度を整えてチェックアウト。
そのまま徒歩で築地へ。だいたい10分くらいで正門に到着。
場外に入り「又こい家」で又こい丼を食べ、「茂助だんご」へ。



一皿2本なので、悩んでいたら「1本からでもいいですよ」と店主に声をかけていただき、餡だんごをもらう。
大きな湯呑にたっぷりなお茶が嬉しい。

場内へ移り、鰹節などを買ったのち喫茶店の「愛養」へ。
耳を取ったトーストとアイスコーヒー、ゆで卵。
ゆで卵はホテルの朝食でチョイスできるような本格的な半熟で、そのスタイルにも感動してしまった。



ここまでまだ10時半。
歩いて新富町まで出て生寒天の「天まめ」へ行く。
メニューの提供は11時からだったので、持ち帰り用パックの黒蜜きな粉をイートインでいただく。

店主は雑誌やTVでの印象とは違い気難しい雰囲気。
生寒天は美味しいけど、お商売ならもう少し接客を考えた方がいい。
おひとり築地散歩は半日で終了。
移転を含めていろいろ課題のある場所だけど、特に変わった様子もなく穏やかな場内外でした。