自然アートの佇まい

このところ、あちらこちらに野暮用が多い

市役所や図書館、スーパーやらで小回りを利かして用事を済ませるには、
やはり駐車場も気にせずに動き回るのがよい。

少し躊躇うが、そのように思ったときは意を決して歩いて出掛けるように
心がけているつもりである。そんなとき、予想外のものに巡り合ったりする。

いつも歩いている川沿いの道、ゆっくりと鯉を見ながら護岸を歩くのは
自動車とすれ違うこともなく、マイペース散歩で気持ちがいいものである。

こんなにゆったりと藤棚を見たのは初めてかも知れない。
水飴のような藤の木は、どこが幹でどこから枝なのだろうか？などと思ってしまう


まったりと歩きながら大通りに出る角を曲がったら、あれっ！！

こんな垣根があったかなあ、今まで気が付かなかったのかなあ、
何回も歩いている小路なのに初めてお目にかかった、吃驚！！


横に回ってまじまじと見てしまった。
住んでいる人のユーモアとおしゃれ感覚いっぱいの垣根である


それにしても何という表情であろうか・・・・！！

その存在感は住宅街に楽しい迫力を見せてくれていて、
垣根という実用物ではなく、アート感いっぱいの佇まいは通りかかる人が、
誰もが感心してしまうでしょう。すっごくお得な散歩日でした。