海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

最後の夜

2015-02-28 | 家族
概ねの生活道具や荷物類の引っ越しが終わった

いよいよ明日に小生・生身の引っ越しを行う。
テレビやインターネット、ペットのチワワ君も引っ越しである。

毎日、日常活動の合間を使ってコツコツと荷物を運び移してきたが、
やはり生活の拠点を移動させるときは、足りない物はないか? 困るものはないか?
と、あれこれ気を回すが、気がせいて判断力が低下するような気がする。

幸いなことに近くの引っ越しであり、しばらくは行ったり来たりしながらの
営みになるのだが、妙な心配をしてしまう。

平成2年に建築した我が家は、子供たちが育ち、自分たちも25年間過ごし、
父や母も晩年を暮らしたことがある想い出深い住み家であった。

掛け時計は今も冷静に時を刻んでおり、明日一緒に引っ越してもらう


子供達が勉強したり、絵を描いたり、お話したりした一番日当たりのいいお部屋


父、母が過ごした和室、床の間は母親の要望で作り付けたことを思いだした


広くて十分な家だった、片付けるとガランと広くなる


新しい人生などといえるものではないが、今までのこの家に感謝してしまう。


愛犬も一緒に新居に引っ越しである。歩きなれた廊下も最後の夜である。
新しい家に慣れてくれるだろうか? 
お互いに、ゆっくりとゆっくりと慣れれば、それで良いのです。


コメント
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