海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

おはかの窓口

2015-02-24 | 日記・雑感
終の棲家を全面リホームしながら仏壇も新築しようと考えていた

引っ越しの合間にお仏壇を見に行く、以前お位牌をお願いしたお店で
あれこれと相談しながら店内を見て回る。

改めて多くの種類があるものだと感心してしまう。
和風な仏壇、洋風な仏壇、大きいもの、小さめのもの、卓上のもの、
背の高い仏壇、明るい色、重い色、白木のもの、
陽明門のように煌びやかな仏壇、どれも立派で高価に見える。

一覧するカタログを見ていると、建売住宅を選んでいるような気分になってくる、
ご先祖様にも引っ越してもらうのだから、それも当然かもしれない。

それにしても、価格の違いと仏壇の違いが分からない、
建坪はそれほどの差はないのだが、高級住宅と一般的住宅の違いが分からない。
やはり住みよい家、周囲と調和する家がいいだろうと感じた仏壇を選んで
ご先祖様も大人数だから、「みんなの家」の雰囲気で納得して購入を決めた。

購入契約のカウンターで、お墓のカタログを見ていたら、
まるで宅地造成した宅地販売のカタログを見ているようだった。

自然体の人間は誰でも安住を希望するのが当たり前であり、
死後の世界も平穏に暮らしたいと思うのは当然であろう。

仏壇の購入を決めて、ほっと落ち着いたような気がして、
仏具店の入り口ののぼり旗・「おはかの窓口」が妙に意味深く感じた日でした。






コメント
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