消費期限と賞味期限

食品を買うとき日付にこだわる人は多いと思います

身体に入るものを買うのだから当然のことと思うけど、消費も賞味も同じ期限に理解されているような気がする。

半世紀ほど前の学生時代に、何カ月前に買ったのか分からない納豆を食べたことがある。
恐らく三カ月は優に過ぎていたと思う。

あの頃は消費・賞味期限が表示されていたか分からないけど、納豆は元々発酵させた食品だから大丈夫なはず、戦国時代に腐った大豆を食べたのが最初の納豆と思っていたから食べられると思った。

理屈はどうあれ、貧しい学生が空腹に耐えられず食べたら何の変化もなかっただけである。

消費期限が表示されているものは期限内に食べ切る注意が必要だけど、賞味期限が表示されている食品は、味にどの程度の変化があるのか分からないけど保存できるものである。

消費期限と賞味期限が混同されて、年月日だけが独り歩きして食品ロスの原因になっている気がしてならない。

賞味期限は表示する必要があるのだろうか、小生は製造年月日を表示した方が分かりやすいと思っている。

世間の人たちは何かに誘導されて、日付を気にしているような気がするときがある。
賞味期限も消費期限も、日付に影響されて期限内に消費しなければいけないと思ったりしているような気がします。

海の中には美味しいものが沢山あります


生で新鮮なうちに美味しく食られるけど、加工すればいつまでも食べられるものが沢山あります。


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