海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

カヤックと森のトレッキング(奄美大島二日目)

2023-06-28 | 旅行
一人旅の二日目、朝ゆとり時間で貸し切りバスでカヤック体験に向かいます

まだ梅雨が明けない大雨の日で、大雨警報が出ていた気もするけど、旅行程は予定通りに決行されました。

バスで連れて行ってくれるからできるプランです。

マングローブパークに到着


なにせ大雨、参加者は高齢者、大丈夫かな?と心配しながら僭越ながら見守るつもりで参加しました。

参加者はそれなりにカヤック体験を理解していたと思うけど、手漕ぎボートを漕ぐのとは勝手が違うはず。

と、思っていたら雨合羽もサンダルも貸してくれて、インストラクチャーの人数も多い、マングローブを水面から観察できる奄美大島の魅力を大事にしているのがよく分かりました。

まずはインストラクチャーのレクチャー


雨の出艇場、棄権者がいないのが不思議でした


シーカヤックと違って安定しているけど油断禁物


増水する前に記念撮影


雨が止まずに入り江も増水し始めて、インストラクチャーは最後の手段とばかりにカヤックをロープで結び付けた。

そしてけん引して出艇場に戻ります


自然の淵を通っているときは牽引もし易いですが、出艇場に入ると肩近くまで水に浸かって上陸場所までロープを引っ張ります。

マングローブに咲く花「はまぼう」が瑞々しい


普通の観光客に自然環境でカヤック体験させる、そのノウハウを知り尽くしたカヤックガイドでした。
体験を中止する見極めが、とても難しいでしょう。

昼食を済ませてから、世界自然遺産の金作原(キンサクバル)原生林をトレッキングします。

現地ガイド・ネイチャーガイドと一緒にトレッキング


バスはここまで


ただ歩いていたら雨で辛いだけでも


専門ガイドの説明を聞きながら歩くと興味が辛さを上回ります




落葉が腐葉土になり、常緑樹が成長して、そのサイクルで森が維持される。
泥水のようなぬかるみも、カヤックを漕いだ濁り水も匂いのない浄化された水なんです、と聞いてなるほどと納得・感心しました。

大きなソテツに見えるヒカゲヘゴ


奄美大島は鉄分の土壌らしく、シダやソテツ類が多いジャングルのよう。

不思議なのは杉が見当たらないこと、屋久島と近いのにどうして?
聞いてみたら、奄美大島には小さな杉はあるらしい、スギ花粉はないらしい。

屋久島が杉が成長する南限という説明をしてもらって、自然の営みの不思議さに改め感心した一日でした。


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