平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

腹を召されよ鳩山殿

2009-12-03 05:01:01 | Weblog
 検察による鳩山総理への捜査が終了し、不起訴が確実視される状況になってきました。これで、鳩山総理は数々の疑惑から逃げられるのでしようか?どうも、そうではないらしいですね。なぜならば、民主党御用雑誌である週刊現代が、小沢談話を引用して鳩山切りに舵を切ったからです。これは、御用雑誌にとっても、最低でも総理辞職は折り込み済みということなのです。

 政治の主導者が国民を裏切った場合、ヨーロッパでは絞首刑かギロチンです。イタリアで独裁政権を築いたムッソリーニは、その末路は絞首刑でした。しかし、日本の場合には、自ら進退を決めるように促(うなが)す伝統があります。例えば、腹切りのように。

 武士の美学の一つである切腹は、そのルーツがユダの自殺にあります。イエスを裏切ったユダが投身自殺を図った際、腹が破けて内蔵が飛び出ました。しかし、奥義として解釈すると、神の分身である御霊が腹に宿っているので、その御霊がユダから去ったことになるのです。切腹とは、罪を詫びて御霊を天に帰す儀式なのです。ユダのような罪人として謙(へりくだ)ることによって、神の許しを請うわけです。

 このように、切腹という物の本質が分かれば、日本人が吊し上げではなく、切腹で事を済ます理由が理解できるのです。要するに、鳩山総理に対して見られる地検特捜部のもどかしい捜査も、「自分で責任を取りなさいね」というメッセージが出されている段階なのです。もしも自分で責任を取らないのなら、金丸の時と同じように公衆の面前での逮捕もあり得るのです。それを察した御用雑誌が、いち早くポスト鳩山を打ち出して、鈍感な鳩山総理に辞職を促しているのです。

 特捜部の本命は小沢の方だというのは、以前から囁かれている噂です。小沢の持つ中国と北朝鮮利権と、皇室と自民党によるアラブとのパイプを比較すれば、石油という経済の根幹につながる、アラブとのパイプの方が大事なのは明白です。サウジアラビアへの特使に福田元総理を起用しなかった民主党は、サウジアラビアを怒らせてしまいました。これは大変ですね。

 以前、サウジアラビアに赴任する大使と言葉を交わしたとき、競馬好きの僕がドバイとかの話題を持ち出した折、なぜか大使が「(王子に)伝えておきます」と言葉を発して、そのあとで自分の言葉に悩んでいたことがあります。それはそうですよね。僕は民間の有力者でも皇室関係者でもないのですから。まあこれは、大使の御霊が、僕の御霊に挨拶した形なのです。その時は既に、酒船石の謎は解きつつありましたから。

    エフライム工房 平御幸
コメント (5)
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