ここ数日は、機械音痴に悩まされながらもスーパーケルビムの設計と板取に集中して、残すは板取に数字を入れるだけになりました。今回はベニヤ2枚と1/4で、幅も33㎝、奥行き40㎝と大きく、高さも105㎝(2神聖キュビト)もあります。
高さが2神聖キュビトというのは拘(こだわ)ったわけではなく、バランスの良さを考慮したら、首がケルビムの45㎝から50㎝へと長くなり、その結果として全高が決まったのです。下のキャビネットは40㎝四方の側板と決めていました。音道は9㎝幅で、板厚も15ミリと、僕としては厚めの設計です。
使うユニットは、最強と呼ばれる8.5㎝口径のFE88-ES-Rと、10㎝口径のFE103En-Sを想定しています。今回は、FE88-ES-Rという化物ユニットを初めて使うことにしました。コーンを張り替えたリコーンのユニットが手に入ったからです。化物というのは、一回り大きな10㎝口径の限定版よりもマグネットが大きいからですが、ユニットの裏に鉛の塊が貼り付けられているので、重量としても化物なのです。それが15ミリ厚にした理由です。
今回は注文品ではないので、僕が来客用に予定しているリスニングルームで使う予定です。配置的には部屋の短辺の窓際に設置しますから、ほとんど真西を向く格好です。ケルビムとケルビムジュニアの性格が引き継がれるのですが、そのパワーは数倍の威力だと思います。設計段階でも疲れましたが、僕の今の体力では作ることの難しい、そういう厳しさを持ったスピーカーです。製作は、体力の回復する1週間後くらいからでしょうか。
今後の予定ですが、フィリップス(オランダ)の16㎝ユニットを使ったバックロードホーンを予定しています。ユニットは非力ですが、フィリップスの録音と同じく独特の音楽性があります。非力なユニットに合うように、巨大にならない大きさを想定しています。
それから、古代史の最初に画像で紹介している、1インチ口径の超小型バックロードホーンを再設計したいと思います。このスピーカーは、ミカエル型の雛形になった試みのミカエルと呼ぶべきもので、奈良の大仏を造る前に試みの大仏を作ったような位置付けです。10年前に作ったときは6ミリ厚の板があったのですが、今は5.5ミリ厚の板しか無いので、採寸して設計し直したいのです。
昨日今日と、京都ではディープインパクト産駒が怒涛のラッシュ。牡馬トーセンラーと牝馬マルセリーナがクラシックへの前哨戦的なレースに勝ちました。特にトーセンラーは古代エジプトの太陽神ラーを名前に持つ、僕の古代史直結の名前です。来週の東京ではダノンバラードとサトノオーの二頭が激突。ディープの子供が活躍すると競馬は盛り上がります。
なお、エジプトの騒乱を他所に、古代史でも紹介している『ヒエログリフ入門』を二冊もゲットして計三冊。教文館『旧約・新約聖書大辞典』は松戸の読者に最初に開く権利を与え、『ヒエログリフ入門』も貸し出しが出来る体制になりました。ヨセフの11を記念する年ですから、今年は何かとエジプトが注目されます。
エフライム工房 平御幸
高さが2神聖キュビトというのは拘(こだわ)ったわけではなく、バランスの良さを考慮したら、首がケルビムの45㎝から50㎝へと長くなり、その結果として全高が決まったのです。下のキャビネットは40㎝四方の側板と決めていました。音道は9㎝幅で、板厚も15ミリと、僕としては厚めの設計です。
使うユニットは、最強と呼ばれる8.5㎝口径のFE88-ES-Rと、10㎝口径のFE103En-Sを想定しています。今回は、FE88-ES-Rという化物ユニットを初めて使うことにしました。コーンを張り替えたリコーンのユニットが手に入ったからです。化物というのは、一回り大きな10㎝口径の限定版よりもマグネットが大きいからですが、ユニットの裏に鉛の塊が貼り付けられているので、重量としても化物なのです。それが15ミリ厚にした理由です。
今回は注文品ではないので、僕が来客用に予定しているリスニングルームで使う予定です。配置的には部屋の短辺の窓際に設置しますから、ほとんど真西を向く格好です。ケルビムとケルビムジュニアの性格が引き継がれるのですが、そのパワーは数倍の威力だと思います。設計段階でも疲れましたが、僕の今の体力では作ることの難しい、そういう厳しさを持ったスピーカーです。製作は、体力の回復する1週間後くらいからでしょうか。
今後の予定ですが、フィリップス(オランダ)の16㎝ユニットを使ったバックロードホーンを予定しています。ユニットは非力ですが、フィリップスの録音と同じく独特の音楽性があります。非力なユニットに合うように、巨大にならない大きさを想定しています。
それから、古代史の最初に画像で紹介している、1インチ口径の超小型バックロードホーンを再設計したいと思います。このスピーカーは、ミカエル型の雛形になった試みのミカエルと呼ぶべきもので、奈良の大仏を造る前に試みの大仏を作ったような位置付けです。10年前に作ったときは6ミリ厚の板があったのですが、今は5.5ミリ厚の板しか無いので、採寸して設計し直したいのです。
昨日今日と、京都ではディープインパクト産駒が怒涛のラッシュ。牡馬トーセンラーと牝馬マルセリーナがクラシックへの前哨戦的なレースに勝ちました。特にトーセンラーは古代エジプトの太陽神ラーを名前に持つ、僕の古代史直結の名前です。来週の東京ではダノンバラードとサトノオーの二頭が激突。ディープの子供が活躍すると競馬は盛り上がります。
なお、エジプトの騒乱を他所に、古代史でも紹介している『ヒエログリフ入門』を二冊もゲットして計三冊。教文館『旧約・新約聖書大辞典』は松戸の読者に最初に開く権利を与え、『ヒエログリフ入門』も貸し出しが出来る体制になりました。ヨセフの11を記念する年ですから、今年は何かとエジプトが注目されます。
エフライム工房 平御幸