平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

オワコンとなったチャイコフスキーコンクール

2011-07-02 20:16:54 | Weblog
 ムターのことを書いたら、そのムターが審査員に登場した、チャイコフスキー国際音楽コンクールの結果が出ました。予想通り、ウリナラ初の優勝者他、五名の入賞という怪挙(誤字ではないニダ)。

 前回のチャイコフスキーコンクールのあとで、スポンサーとなったトヨタマネーで日本人が優勝と叩かれました(別のコンクールでも韓国の参加者がファビョっていました)。もちろん、叩いたのは韓国の関係者でしょう。四年前は、トヨタのロシア工場がプーチンの力で建設され、その関係でチャイコフスキーコンクールのスポンサーにもなったのです。

 そこへ例によってシャベツニダと騒ぎ立て、審査方法から変えての今回。折しも、ロシアの大統領は親日のプーチンからヒュンダイ自動車マンセーのメドジェーエフに変わっていました。だから、今回はバンクーバー五輪のような事が予想できたのです。

 実際、韓国でのチャイコフスキーコンクールの位置付けは、あろうことか「音楽のオリンピック」らしいです。本当に馬鹿馬鹿しい。このような低レベルの自尊心で、入賞や一位を狙ってくるのです。そのための根回しは、サムスン五輪と呼ばれた、汚れたバンクーバーを見れば分かるとおりです。韓国に目を付けられた時点で、チャイコフスキーコンクールは終わったコンテンツ(=オワコン)に成り下がったのです。

 今回は日本人入賞者がゼロというもう一つの怪挙もありました。どう見ても不自然です。韓国マネーで日本人叩きをしたとしか考えられません。まあ、親日のアシュケナージが本選の審査員を降りたらしいので、胡散臭さはキムチの臭いと同じです。会場内はさぞ悪臭に満ちていたことでしょう。金だけはトヨタに出させてやるニダ。でも美味しいところはウリナラがいただくニダ。まあいつものことですね。

 オーディオ用のトランジスタすらも作れない韓国。楽器メーカーのヤマハは、自分のところでパワーアンプ用のV-FETも作っていたことがあるのです。昔のヤマハ製エレクトーンの高級品には、その高価なV-FETが使われています。1977年から80年頃のエレクトーンを持っている方は、捨てる前に調べることをお勧めします。実に貴重な石ですから。それにしても、韓国に目を付けられたら終わりという法則。これほど見事な法則はありませんね。一切関わらないことが大事です。

参考
【国際】チャイコフスキー国際コンクール、韓国人が5人受賞 「短期間で集中的な英才教育を施したのが今回の成果につながった」[07/02]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1309586261/

【クラシック】日本人入賞者ゼロとなったチャイコフスキー国際コンクール、コネとカネを排除 ゲルギエフのもとで改革[7/1]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1309542706/

追加
 今回のスポンサーにトヨタの名前はありませんでしたね。そのかわり、フランスのルノーが入っていましたが、ルノーといえば韓国のルノー・サムスンです。トヨタが抜けたことで、ウリナラ工作は容易かったことでしょう。ウリナラマンセーの浜松国際コンクールを見ても分かるように、ヤマハや河合楽器も安心出来る存在でないのが悲しいところです。この分では、東海地震は愛知よりも静岡が危険なのでは。

      エフライム工房 平御幸
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世紀の名演奏

2011-07-02 02:08:05 | 芸術
 6月14日のミカエル改良型は、古い読者である蒲郡の真央らぶさんの所に届けられました。でもSNSで、留守の間にお婆ちゃんが民謡をかけているとの日記。そのお婆ちゃんの評価ですが、「音が凄く柔らかい。初めてこの曲が柔らかく聞こえた」とありました ホルホル。

 年を取ると耳が悪くなるものですが、うちの大家さんもそうですが、ナジェか僕が作るスピーカーをベタ褒めします。余り褒められるので、仕方なく作ることを口約束。弟子に言わせれば、「注文してから何ヶ月も待たされるあのスピーカー工場」らしいですが、大家さんのところに届くのは何時になるやら。

 蒲郡のお婆ちゃんが褒めたミカエルは、女性でも動かすことができるように軽く作ってあります。側板は13ミリ厚の桐の集成材で軽く、音道も12ミリと薄くなっています。僕の読者は女性が多いので、必然的に軽く作らなくてはなりません。でも、音は妥協できませんから、僕が聴いて良い音だと判断したものだけ届けるようにしています。

 いわゆるオーディオというものは趣味の世界ですが、僕は旦那の趣味が奥さんを喜ばせないとダメだと思っています。世界平和の根幹は家庭の平和なのですから、奥さんを納得させられない音では、いくら金をかけようが良い音ではないのです。だから、僕のスピーカーが家庭内の幸福に寄与することが、僕に取っての最大の幸福となるのです。

 このような考えを突き詰めていけば、スピーカーはやがて外に出て、学校や老人ホームや施設で活躍するようになります。もちろん、震災の避難先の施設も該当します。この目的のために、前回に書いたロボットさん型のガブリエルは適しているのです。ロボットさん型スピーカーと聞いて、すぐに小学校などでの上映会を連想した人は霊格が高いのです。

 ロボット型のスピーカーというと、長岡鉄男氏がザルドスという電球が光るタイプを製作しています。大パワーの時に豆電球が光るように設計されているのです。ザルドスとは、ショーン・コネリー主演の1974年のイギリスのSF映画ですが、氏はこの映画の中に登場する巨大な顔に似せているのです。何とも遊び心が豊かと言うか…。

 最近落札した別冊FM FANの中に、このザルドスの制作記事がありました。懐かしいですね。僕は、丸型のフレームを持つフルレンジとホーントゥイーターで、ラピュタのロボットさんの顔を表現したいと思っていました。これに、ロボットさんのようにピカピカ光るインジケーターを加えたいと思っていたので、ザルドスは実に参考になります。

 海外製の高価なオーディオシステムを構築して悦に入るというのは、長岡氏もそう思っていたようが、僕もオーディオの本質を外れた成金趣味だと思っています。だって、分解して中身を見たら、高価なことの理由が見つからないのですから。よく分からない馬鹿がネームヴァリューだけで海外製品を有難がるのです。ちゃんと中身を調べて、高価であることの必然性を検証しろと…。JBLなんかでも使っているコンデンサーは酷いものでした。

 名古屋での試聴会の時に、僕が作ったアンプが長岡氏絶賛の日立のHMA9500Ⅱに引けを取りませんでした。僕が「僕のアンプのほうが柔らかいと思う」と呟いたときに、少なくない人数の頷きがあったような気がします。もっとも、2時間経てば、HMA9500Ⅱは本領発期して、演奏者の位置関係や聴衆のざわめきなど、得も言われぬ微妙な表現を醸しだしたと思います。僕のアンプでは、電源が弱いのでそこまで至らないのです。

 ここからは、試聴会前日の僕のアンプでのスーパーケルビム。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(84年録音)を松戸の読者と聴いたのですが、酒が入っていたこともあってこれが絶品で、まさに世紀の名演奏と言うにふさわしい。第一楽章の12分頃のピアノ~ピアニッシモが続くパートで、アンネ・ゾフィー・ムターの弾くヴァイオリンが実に繊細で瑞々しい。

 ムターといえば、二の腕が太くなって力任せにバッハのヴァイオリン協奏曲を弾くというおばさんのイメージしか無かったので、実に新鮮な驚き。若い時のムターは美人でチャーミングじゃないですか。どこでどう間違ったのだろうと小一時間 orz。それはともかくとして、この盤はカラヤンとベルリン・フィルの黄金のコンビにムターも加わった逸品。

 ムターは指揮者として弾き振りもこなし、指揮をするようになってから音楽の解釈もいっそう深くなったようですね。モーツァルトを俳句にたとえて、行間を読む必要があると述べているのは興味深いです。行間を読む必要があるのは、僕の古代史でも同じですけど。

      エフライム工房 平御幸
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