平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

Lo-D HA-M1の修理

2013-04-12 17:42:49 | アンプ製作と修理
 日立のミニアンプの修理が終わりました。このLo-D HA-M1は、リンク先にあるように特殊なコネクタで、専用ケーブルでチューナーと接続し、セレクタを兼ねたチューナー側にインプットされた音楽信号を増幅する仕組みです。アンプとしての魅力はないのですが、筐体の大半を占めるドーナツ型のトロイダルトランスが欲しくて2台も落札したものです(格安)。もともと分解してトランスを取り出すつもりでしたから、今回の修理は想定外ということになります。



 修理したものは程度がよく、コンデンサーの劣化もないし、接点の洗浄だけで済みました。しかし、いかんせん専用ケーブルがないので、チューナーと接続するDIN6ピン-DIN6ピンケーブルと、DIN6ピン-RCA変換ケーブルの二種類を作ってみました。ピンの配置にはアサインという約束事があるのですが、基盤を外すのは面倒なので端子間の抵抗を測り、アースに対して8.7KΩを示す二箇所をLRのホットとして使うことにしました。



 ピンの配置は、アンプの後ろから見た場合、時計回りで右2時がアース1、右5時がチューナーへの+15V、真下の6時がアース2、左7時がRチャンネルのホット、左10時がLチャンネルのホットとなります。しかし、DIN6ピン-DIN6ピンケーブルではうんともすんとも言いません。チューナーの電源は入っているのですが…。


このように接続する
電源ケーブルはプリンタと同じメガネケーブル


 それで、DIN6ピン-RCA変換ケーブルで接続してみたら、小さいけど音は出る。でも変なのでDIN6ピン側を分解して調べてみたら、チューナーへの+15Vの位置を左右逆にしていました。Rチャンネルのホットに+15Vの間違いですから、壊れなかっただけ儲けものです。すぐに直して再接続。今度は綺麗に音が出て来ました。

 このアンプは、ソニーやアイワのミニアンプと兄弟で、日立のパワーICを使ったOEMだと思います。生産は日立系工場で、おそらくソニーやアイワはデザインしただけですね。では音も同じかと言うとそうではなく、日立のものが一番クラシック向きに聞こえます。やはり自前のパーツなのでノウハウもあり、またコストもかけられるからだと思います。だって、トランスだけで5千円はしますよ。でも、このトランスを使った自作アンプは先になりそうです。

 今回の修理で、SNS内でのスピーカー難民はいなくなり、全員が試みのミカエル以上のスピーカーを鳴らすことができます。フィギュア団体戦には少し間に合いませんでしたが、僕は元々この大会には否定的であり、団体戦があるから韓国の不正には目をつぶれというISUと日本スケ連の態度にも虫唾が走ります。

 中国の小生意気ちゃんがワグナーの巨体に衝突して、ジャンプの軸足となる左足の怪我。キスクラでは泣き顔を見せないように後ろの選手の帽子を奪い取って被りましたが、この機転と負けず嫌いなら将来有望です。ワールド後に調子を落としている選手が多く、その中で来年を見据えて3-3の難度を上げて行く姿勢は良いと思います。相変わらず自爆している選手は、もう選手として終わったのかなと思いました。何とかしてもう一花咲かせてやらないと…。

    エフライム工房 平御幸
コメント (13)
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