平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

名古屋試聴会のご報告

2014-06-09 12:49:48 | Weblog
 心配された雨もなく、名古屋駅から会場近くまで女神の祟りの雷雨(豪雨)がピンスポットであっただけ。最終日の伊勢参りは暑くて大変なほど。参加された皆さんお疲れ様でした。

 今回のコンデンサー切替器による試聴テストは、飛び入りの読者も含めて10人超で結構大変でした。面白いデータが取れたので収穫ありでした。

 まず、超高級のHi-ラムダから、最低のVコンまでの序列をパーフェクトに当てた読者が一人出たことに驚き。その人は、真央ファンで一番熱心にスピーカーを作っている女性読者です。年齢が若いのも聴覚的に有利ですが、それ以上に素直な感性が発揮された模様です。

 面白いデータというのは、使っているアンプにVコンが入っているメンバー(HMA-9500)はVコンを一番に上げたこと。ラムダが入っているHMA-9500Ⅱを使っているメンバーと、トゥイーターをラムダでつないでいるメンバーはラムダを一番に上げたこと。やはり、普段聴いている機器のパーツがよく聞こえるのです。

 この聴き慣れた音が好ましいという傾向は無能なオーディオ評論家の特徴と一緒で、無能な評論家は技術的に新しい音を排除する傾向にあります。特に海外製マンセーの評論家は。

 しかし長岡鉄男氏は、「アンプの音が良くなったから調べてみたら、新開発の超高級コンデンサーが使われていた」と書くタイプで、聴き慣れた音に固執しない本当の耳を持っていました。パーフェクトのメンバーは、自宅用のソニーのアンプをワンランク上げた時も鋭い反応でした。オーディオ評論家になれる耳をしているのかもしれれません。

 面白いデータの2つ目は、この超高級コンデンサーが相対的に評価が低いということです。振動に強くて余分な音を出さないから、他に比べて静かでおとなしく感じられる。それが評価の低い理由だと思いますが、聴き慣れてくると、その良さが段々と理解されると思います。

 三日目の伊勢参りは最初からギリギリのスケジュールで、そこにクロネコの集荷が午後2時からと決められて余計に時間を圧迫。少人数だとタクシーで時間計算できますが、人数が増えた上に最悪は雨の日を想定して三台分の確保は困難。確実なのはレンタカーで、手続きの時間を考慮しても確実さ優先で選択。しかし、肝心のホスト役が物見遊山感覚で調整力ゼロ。細かな条件の変化に即座に対応できません。

 カーナビ入力の時間すら惜しまないと達成できないミッション。最初から無理だとは思っていましたが、やっぱり無理でした。レンタカーの事務所から外宮や内宮の駐車場までと、駐車場から徒歩での時間をシミュレーションしておけと書いたのにガン無視。伊勢市駅から右回りで行けば2分の外宮ルートが、左回りで隣の宇治山田駅経由のルートで物凄い時間のロス。この時点で半ば諦めていました。

 内宮の駐車も、川向うのB6駐車場なら近くて良いのに、律儀に猿田彦神社の向かいのB2駐車場で、ここでも時間のロス。2kmの往復で40分の距離では、失った時間ロスを回復させることは出来ません。しかも、注意されるまで時間のことなどどこ吹く風で、お喋りしながらのんびりと後方を歩く当事者意識の欠如。僕は招待される側で、主催者は名古屋組だということすら忘れているようです。

 発案と計画のプロデューサー。現場責任者のディレクター。その手足となるアシスタントディレクターにマネージャーで1チーム。しかし、招待客の僕とマネージャーがタイムキーパーを兼ねながら、本来はプロデューサー兼ディレクターのAD2人を急かす構図。何処とは言いませんが、この本末転倒はテレビ業界でもありそうですね。

 急げと一言も言ってないCD焼きに没頭して、肝心な手配とシミュレーションはお座なり。それでも能力のある人は、2台以上のパソコンを駆使して、ながら作業の傍らに計画を煮詰めることは実社会では出来て当然。実社会では、秘書や総務や新入社員の雑務程度の仕事が出来ないAD(本来はプロデューサー兼ディレクター)では困ります。こんなことを書くと、自分の会社にもいると共感がありそうです。

 もっとも、他のメンバーも横で見ているだけではダメで、2人では無理そうだから手伝うとか、もっと良い案があると提案する姿勢とか、それがあって当然なのですから、怠惰は2人だけが責められるものではありません。

 近鉄伊勢市駅で、代表が切符を買っている横で、この少団体を一般客(東南アジア系女性)が邪魔そうな顔で見ているのに気がつかない無神経さ。食べ物以外の情報はキャッチできないで、いつも録画汁と言われるまで気が付かない鈍感アンテナ。関心を持つという基本が欠けている、対社会性。名古屋で4年目でも、退化を感じさせる作品とセッティング。

 ということで、クロネコが来るまでは説教の時間となりました。時給900円の日雇い派遣の三割程度の能力しか無い単純作業力。何もかも出来ないのを実感したと思いますが、日雇いを馬鹿にする高慢な人間は神に選ばれることはありません。汚い仕事にもノウハウが有る。外に出て観察すれば、いくらでも勉強になる物がある。

 何も見えてない目、何も聞こえてない耳。イエスが弟子たちを怒ったのは、その怠惰さと鈍感さ。僕も、精神の怠惰と、カルトの持ち込み以外では怒ったことはありません。女神の祟りの雷と豪雨が、怠惰な精神に対する怒りの精神棒として下される前に、心当たりのある者は全員大いに反省汁。来年は委員会でも作って、プロデューサーとディレクターを何とかしないと orz

    エフライム工房 平御幸
コメント (23)
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