平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

レッツ・ゴーは牛の路

2014-06-21 11:41:14 | 古代史と聖書
 前回のコメントで読者に出した問題。

「レッツ・ゴーを日本語で説明せよ」

 答えが判りましたか?これのヒントは、GoのG音が「角や角度を表す」ということにあります。だから、Goは素直に「牛(ゴ)」。牛頭天王(ごずてんのう)のゴです。

 ここまで分かれば、レッツの方は「列」だと判ります。牛を二列にして尻を叩くのがレッツ・ゴーの意味。なぜ尻を叩くのまで判るのかというと、後(うしろ)という言葉にヒントがあります。ウシロとは、「牛の路」という意味で、牛の歩いた後が路になるので、古代エジプトでも牛の尻を縄で叩きながら農作業をしています。


大英博物館展より 牛耕する農夫 長43.0cm←メートル法で作られている
牛が斑なのはヤコブが黒と斑の羊で財を成したのにちなむ


 このように、牛を中心に考えると、後の字が「ご」や「うしろ」などと牛に関係した言葉だと理解できます。ちなみに、ウシとは「たくさん(ウ)の乳」だと思います。牛乳目当てにウシを飼うから、ウシはカウ(Cow)。

 列は英語でLineですが、ラインとは「ライの」という意味ですからライが問題になります。ここで昨日も出た「来」の文字。「くる」ではなく「らい」と読めば、ラインが「来の」だと判ります。要するに、列を成してやって来るのがライン。これが横並びになって踊るとラインダンス。ちなみに、「やって来る」は「牛などを追いやって来る」という意味です。

 「サンタが街にやってくる」は、サンタがトナカイを追いやってこなくてはなりませんね。サンタが先頭でトナカイが鞭を振っていても別に構わないですけど。『聖者が街にやってくる』では、Go marching inで行進して街へ入る。Inは院制の院(高い垣に囲まれた大きな建築物)だから、囲と書いてインとも読むのです。Inは囲いの中に入ることだから、marching in ●の●を省略しても良いわけです。インと読む漢字には、中に入るという意味の文字が多いのもこのためですね。

 もっとも、Lineをル・イネと読むと稲が出てきますから、田圃の整列した稲穂がラインのルーツとも考えられるわけです。あるいは、その逆で、整列して植えられるからイネ(イン+植え)。ライ麦の場合はryeと書くので、「唇(ヒエログリフでrは口)が二つ」という意味になります。要するに、ライ麦は穂先が唇形で二列という見たままの表現ですね→こちら。直訳なら唇麦。なんか不味そうになります。

    エフライム工房 平御幸
コメント (14)
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