平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

チャレンジマッチ初日

2016-03-05 23:23:56 | バレーボール
 藤田菜七子ジョッキーの中央デビューとなった中山競馬場。すっかり今年のキーワードになった感のある「中」の勢いでデビュー戦2着。馬の成績を見たら(´Д`)ハァ…という溜め息しか出ないのに、蓋を開けたらインピタから外に出して伸びてきました。川崎競馬場のひな祭りデビューも普通に上手かったし、これは本物ですね。

 藤田菜七子ジョッキーの良い所は、剣道有段者で体幹の軸が真っ直ぐなこと。体が柔らかくて、重心が定まり、馬を追うのに無駄がないこと。体が硬くて、前後上下左右に重心がズレまくリ、馬の邪魔する福永騎手と正反対なのです。加えて、インタビューを見ても分かるように、頭が良いのでペース判断や一瞬の判断に長けている。若いのに周りが見える、レースでの余裕が感じられる。

 また、人間的に優しいので、馬が心を許して頼ってくれる。空威張りしているガサツな男の騎手とは違い、馬が本能的に乗せて走りたいと思わせる笑顔がある。ここが一番大切なのです。

 武豊、ミルコ・デムーロ、クリストフ・ルメール、など、本当の名ジョッキーは笑顔がある。昔から、ジョッキーはダンディでなければならない職業だった。シンボリルドルフを育てた野平祐二は馬上で口笛を吹いていた。ルドルフに乗った岡部も紳士だった。

 ところが、ダービー勝利のインタビュー中にカメラの横の人物とタメ口で喧嘩を始めた四位や、四位と同じエージェントの福永などが伝統を殺してガサツな職業にしてしまった。特に、2世騎手の惨状は目を覆いたくなる有り様。そこへ降臨したのが、馬に愛される、また馬を愛する藤田菜七子だったのです。藤田なのだから、家紋は下がり藤のケルピムなのでしょう。ウオッカの勝った天皇賞を見て騎手になろうと思ったというのも良いですね。変な騎手だとダイワスカーレットと口にするかも (;´Д`)

 さて、チャレンジマッチ。ニコ生で見たのはデンソーとPFUの試合。デンソーの若手が金縛りにあい、老獪な選手を集めたPFUの前に蛇に睨まれた蛙状態でストレート負け。ミアの不調が痛いけれど、それ以上に、リーグ終盤のボロボロ状態から立ち直っていないのに驚き。監督と選手の信頼関係が壊れています。

 リーグ終盤にボロ負けのタイムアウトで、鍋谷選手が「勝っているつもりで戦いましょう」と檄を飛ばした試合がありました。選手をここまで追い込んだのは監督の無能さです。若手を育てる監督と、目の前の試合を勝ちに行く監督は違う。デンソーは前者で、目の前の試合を何とかして欲しい選手と意識のズレが生じた。更に、この溝が埋まらないままチャレンジマッチを迎えた。この1ヶ月間、何をしていたんだろう?

 PFUは名前で損してますが、パナソニックと富士通の連合なので本気になれば強くなる背景を持っています。江畑が余裕をこいてプレーしてましたが、この余裕がデンソーになかっただけの差でしたね。

 上尾もJTにストレート負けしたようですが、こちらは監督の古臭いチーム作りの限界です。サマーリーグの時から守備がボロボロで、それが一向に改善されなかったのですから、ここに来て急に良くなる道理はありません。

 ひたちなかでは、チャレンジ1部の柏エンゼルクロスが、チャレンジ2部のトヨタ自動車と対戦。柏は苦戦しながらもストレート勝ち。なんとか残りそうです (;^ω^)

 なお、岡山シーガルズの歴史を調べていて、昔の東芝の後裔だと改めて知った次第。ミニアンプの初段が東芝の石なので、パナソニックや富士通のパーツを使ったVリーグバージョンも作れそうです (;・∀・)

藤田菜七子 JRAデビュー_3歳未勝利
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28355696

    エフライム工房 平御幸
コメント (11)
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