平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

談山神社から春日大社へ

2017-03-23 19:02:09 | 古代史と聖書
古代史をやり始めた頃、最初に作ったのは巨大な地図です。国土地理院の2万5千分の1を20数枚貼り継いで、100インチ画面ほどの奈良の地図を作りました。中心となるのは明日香。

2万5千分の1の地図でも、地球の丸みの影響で歪が出ます。でも、貼り継いでの誤差は微々たるもので、この地図を用いての分析には問題はありません。

最初は明日香近辺の地図だけだったのですが、0.1mmの線で遺跡を結んでいったら、どうも明日香からはみ出す遺跡も調べなくてはならなくなった。それが巨大な地図になった理由ですが、最初に気になったのが多武峰の談山神社の石段です。この石段は何故か真北を向いていないで、3度ほど西に傾いています (・。・;

それで、まさかね~(゜-゜)…と思いながら、階段の稜線を北に延長してみたら、何と藤原氏つながりの春日大社本殿回廊の稜線に重なります。24kmも離れているのに何という精度 Σ(゚Д゚)

それで、今回はグーグルアースで証拠画像をと思ったのですが、グーグルアースの写真が歪んでいて資料としては使えません。困りましたが、はたと気がついたのは、国土地理院の資料が使えるカシミール3Dというフリーソフト (;・∀・)

カシミール3Dは古代史で結構使っていたのですが、知らない間にバージョンアップしていて、国土地理院の地図もカラーになっているし、火星の地形図も見られるプラグインまで用意されています。さっそく最新バージョンにアップグレードし、ジャンプ機能で談山神社に飛んだら、見事にカラーの地図。画面右には航空写真というアイコンも。クリックしてみたら、グーグルアースの写真よりも正確な写真が出てきました。ただし、解像度は低いので余りアップはできません (・_・;)

春日大社と談山神社の石段を結んだ線を表示するには、新規作成で2つの位置のアイコンを先に作り、距離の測定ではなく、見通しという機能を使って線を引きます。引くと言っても、アイコンを右クリックしてから、見通しを選び、マウスアイコンを斜め3度に固定して、画面の外にマウスアイコンを持っていくだけ。あとは延々と勝手にスクロールしてくれますが、画面サイズを最小にしておかないと膨大な時間がかかります (;´Д`)

画面右上に桜井とか奈良とかのマス目と緯度が出るので、目的地が近くなったら目印のアイコンを探して右クリックで確定。線は残ったままなので、それぞれの位置にジャンプして拡大し、画像保存するかキャプチャします。

こうして出来たのが以下の画像。参考に、歪が大きくて使い物にならないグーグルアースの写真も掲載します (´ε`;)ウーン…


グーグルアースの春日大社
春日大社も西に回転している



グーグルアースの歪んでいる談山神社
石段は樹々で見えない orz



カシミール3Dによる春日大社


カシミール3Dによる談山神社の石段から


参考までに談山神社周辺地図 (;^ω^)


おまけ 談山神社からバス駐車場までの釜飯の南山荘の空き地で見た鳥
調べても分からなかった orz
コメント (4)
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