天使達のゲマトリア

　女子フィギュアスケートの順位が、真央2位、美姫5位、鈴木８位で松竹梅だと指摘がありました。でもこの順位は七五三の奥義で説明できるのです。

　僕は古代史の第一部『酒船石編』で、酒船石に刻まれた凹みが、古代ユダヤのゲマトリアを構成すると書きました。3×3の升目を作り、中心が5で、縦・横・斜めの各合計が15になる配置をゲマトリアと言います。実は、先の2、5、8、というのは、ゲマトリアの斜めを構成するのです。足して15になるでしょう。松竹梅は、この数字が入る升目の高さ（格）なのです。七五三は中段の横列です。



　このゲマトリアに選手の順番を重ねて行くと、僕が最もこだわった真央ちゃんと未来ちゃんが、中央の柱の頂上9を挟んで左右に並びます。三階建ての一番上ですね。この一番上の階層が、仏教で言う上品（じょうぼん）なのです。

　ゲマトリアの升目は9個ですから、救世主を意味する9の数字が大事となります。ここに入るのは9位のレオノワですが、レオノワのスペルはLEONOVA (ALENA)ですから、見事にイエスのユダ族のシンボルである獅子（ライオン＝LEON）が出現します。要するに、最上階はイエスが左右に天使（真央、未来）を従えている構図なのです。レオノワ自体の格が高いという意味ではありません。

　5位の安藤さんは、真ん中でイエスの足を支える位置にいます。左右は3位のロシェットと、7位のフラットが入ります。この中段は中品（ちゅうぼん）です。２番目に位が高い訳です。対して、1の数字は中央の一番下です。韓国選手は、この位の一番低い下品（げぼん）に置かれているのです。しかも、左右は8位の鈴木さんと、6位のレピストです。鈴木さんもレピストも従えるには怖すぎます。要するに孤立している構図ですね。

　このように、ゲマトリアを理解していれば、今回の順位が天の配剤だと分かります。韓国選手は地獄に直結する一番下。金メダルはサタンからの贈り物となります。では、2位の真央ちゃんの銀メダルはどの様に解釈すべきか。それは、2008年12月15日に書いた事の繰り返しとなりますが、銀という文字の旁（つくり）に奥義が隠されています。

　銀は金偏に艮（うしとら）です。良ではないのです。「うしとら」とは丑（うし）の方角と寅（とら）の方角を指し、東北がその方角となります。丑はエジプト宰相ヨセフのシンボルであり、後に北イスラエル王国で祭られます。対して、寅はイエスが生まれた年の干支であり、イエスの雛形エフライム（ヨセフの息子＝トート神）の生まれた年でもあるので、イエスの象徴となります。

　丑と寅は、方位では左回りで「始めと終わり」になります。イエスの「アルパでありオメガである」という言葉、すなわち「始めであり終わりである」を一言にまとめたのが丑寅なのです。ですから、銀メダルというのは丑寅の金属、イエスの金属という事になります。キリスト教会の銀の備品には、毒の発見という目的以外に、こういう奥義が隠されていたのです。このように、銀はイエスの金属だからこそ、吸血鬼が怖れる事になります。悪魔退治には銀が有効なのです。

　今回、真央ちゃんが勝つ条件は、トリプルアクセルという伝家の宝刀を隠し抜いて、韓国選手サイドを油断させての高下駄阻止しかなかったのです。トリプルアクセル二度などというプログラムを作らなかったら、下駄は200点程度で止まっていたのです。そして、フリーの滑走順が決まるまでは死んだふりに徹し、韓国選手が先に滑る幸運をつかんだら、伝家の宝刀を初めて抜く段取りが必要だったのです。

　昨シーズン、真央ちゃんがトリプルアクセル二度を成功させた瞬間に、僕が描いた唯一勝てる作戦が崩壊したのです。僕がどれだけ落胆したか、今思い出しても当時と同じ言葉しか出てきません。やはり僕は正しかった。でも、結果的に嫌韓が増えたし、真央ちゃん達も成長したし、読者も少しは賢くなったかもしれないし、結果オーライとするべきかもしれませんね。

　真央ちゃんが得た収穫は、パスという人との繋がり方を習得した事。見えない敵と戦い、勝手に敵を増やしていたのが修正され、人を信頼してステップを上がる道を作った事。あとは、他人に関心を持ち、その人に足りないものが何か瞬時に分かるような目を養う事ですね。未来ちゃんは、そういう目によって足りないものが与えられ、トレーニング方法の変更に繋がったのですから。

11:58 追加
　上のゲマトリアは、中段より上の５人が五芒星に一致。韓国選手を除く八つの升目が閂（かんぬき）という字を構成し、韓国を排除する半島真空パックが完成する。

　　　　　　エフライム工房　平御幸