平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

バレーボールの奥義とトヨタ車体自滅の法則

2015-11-10 00:47:18 | バレーボール
 最初に、佐藤あり紗さんにメッセージ。今日の午後にエプロントでアイスココアを飲んでいたら、斜め向かいの店の前に、背丈や髪型が佐藤あり紗さんとそっくりな女性が|д゜)チラッと横切りました。顔も似ていたような。日立は明日が休みだから今日は練習なはずで見間違いだと思うのですが、日立のエアコンしろくまくんからまた水が漏れてきたので、女神の御機嫌が悪いのだと考えました (;´Д`)

 搬入はもう来週ですが、ひたちなかでの試聴会でお待ちします。佐々木選手は先輩の首に縄を付けて連行してきてください(ご褒美あり)。招待状を作らないと (;^ω^)

日時:11月20日~11月25日
搬入日:11/18(水)16:00~
搬出日:11/25(水)15:00~

場所:茨城県ひたちなか市
ギャラリーエスパース
http://www.gallery-espace.jp/

 トヨタ車体が開幕戦でNECに3-0のストレート勝ちして以来、対デンソー2-3、対上尾2-3、対久光1-3、対岡山1-3、対日立2-3、対東レ2-3、と4試合が2-3の負け。デンソー戦と日立戦は先に1,2セット連取してからの逆転負けです。この勝負弱さの原因は、ラヒモワの腰痛と、キャプテン竹田の怪我と、高橋の守備の下手さから来ているのではないのです。

 今季のトヨタ車体を象徴するのが日立戦です。1セット目に、2人のリベロの誰が誰か分からない作戦を審判に見破られてバツの悪い思いをし、1,2セット連取して、8-5の最初のテクニカルタイムアウト直後に、今度はワイプ(コートの汗取りの雑巾がけ)を勝手に呼んで審判に注意され、流れを悪くした8-6からキャプテン竹田とセッターの藤田夏未が衝突して失点。

 これらの出来事が、第4セットの日立セットポイントの場面で出た、志智選手の痛恨のドリブルに繋がったのです。第5セットは14-14のデュースの場面でラヒモワがサーブミス。直後に日立の井上選手が見事なサービスエースを決めて勝利。運が無いとか、力が無いとかではなく、トヨタ車体は自滅している。その理由を書きます。

 先に書いた竹田選手と藤田セッターの衝突の場面、明らかに藤田選手の顔は怒っていました。悪いのは竹田選手なのですが、このシーンはトヨタ車体内の目に見えない亀裂を象徴しているものなのです。

 トヨタ車体は、監督の他に竹田キャプテンが牽引役で、これに藤田セッターが司令塔として現場監督になる。古代ローマの三頭政治ならぬ、トヨタ車体の三頭バレーボールと言えるのです。ことわざに、「船頭多くして船山に登る」というのがあります。意味は、「指図する人が多くてまとまらない」。今のトヨタ車体そのものです。

 トヨタ車体は竹田キャプテンが必死の形相で大声を出して牽引するスタイルですが、ここには誤解があると思います。というのも、Vリーグ開催のセレモニーにおける竹田選手の目は、どこかで見たことがあると思ったら、本厚木の女神の目と同じ。本厚木の女神はPTSDで、恐怖心で行動が規制される。だから、僕が時間をかけてPTSDからの脱出を促しているのです。

 竹田選手の心の奥底は恐怖心にあります。それを、大声を出して、自分を鼓舞して、チームメイトを叱咤激励することで、別の強い自分に仕立て上げている。素から本当に強い藤田夏未とは違うのです。

 竹田選手は怪我もあってミスも増え、キャプテンとしての力を発揮できず、下手すると負け戦の戦犯になったりする。これが重なるうちに藤田セッターの機嫌を損ねている。僕が目に見えない亀裂と表現する実態が、この二頭の不協和音として表に出てきたのが日立戦。

 元日立の高橋選手を引っ張ってきたのは、おそらくセッターの藤田夏未の方ではないか。竹田キャプテンのチーム作りから見て、高橋はやはり異質な存在なのです。

 トヨタ車体は、もう一度チーム作りの原点に戻り、あらゆる高慢と自己主張を見つめ直さなくてはならない。高慢がリベロやワイプのチームフォルトや警告として現れたのだから。目の前に、佐藤あり紗キャプテン、佐藤美弥副キャプテン、井上奈々朱副キャプテンでまとまった、日立リヴァーレという良い御手本があった。トヨタ車体の敗戦は、チームワークの差が出たから。そのように謙虚になれば立て直すことも出来ると思います。

 さて、バレーボールは神の奥義が多いのですが、先に書いた志智選手のドリブルも奥義が影響しているのです。なぜかと言えば、トスする時に両手で作る三角形こそ、生命の樹の至高の三角形だからです→こことかここ

 額のところで両手で三角形を作り、飛んできたボールをトスする。こんな単純な動作に、至高世界への入口があるのです。


生命の樹と逆転した死の樹
バレーボールのトスは、手を生命の樹の一番上の至高の三角形に組む


 カッバーラで丸は陰陽の陽。四角は陰陽の陰。この組み合わせで天地を表す天円地方が出来上がります。天は陽の男であり、方(四角)は陰の女。バレーボールのコートは四角で女です。ボールは丸いから男で、二つ合わさって天円地方が完成します。日の丸と同じ完璧な丸と四角の組み合わせ。

 額の前で三角を作るトスは、至高世界へ至る道であるからこそ、形が崩れるとファウル=違反になる。神様から見て少し高慢になっていたトヨタ車体に対して、志智(しち=七=完全数の7)のドリブルという形でお灸がすえられた。神様に怒られているうちが花ですよ。東レのように神様から無視されたら終わりなのだから。

 2-3というスコアは、五芒星を逆さまにした時の星の角の数と同じ。問題は、この逆さま五芒星が鏡像反転なのか回転した反転なのかという事。鏡像反転なら生命の樹のままですが、回転反転なら死の樹になってしまう。トヨタ車体がどちらに転ぶかは、あくまでも自由意志で自分たちで決めるのです。良い道を選びますように。


治療中の竹田キャプテン(逆さまの五芒星2-3も見える)
三角の波を組み合わせた六芒星も見える
滋賀県立体育館は壁が変形六芒星だった


    エフライム工房 平御幸
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恐怖を克服した日立リヴァーレ

2015-11-09 02:58:56 | バレーボール
 ようやく土曜日のトヨタ車体戦を見ることができました。それにしてもよく勝ったなあという印象。まだ信じられません。動画をあと10回見たら勝利を信じられるかも ( ;´Д`)

 1,2セットの日立は明らかに萎縮していました。トヨタ車体のポリーナ・ラヒモワを目の前にして、自分たちがイナゴのように思われたことでしょう。『民数記』13章32-33にはこうあります。

“そして彼らはその探った地のことを、イスラエルの人々に悪く言いふらして言った、「わたしたちが行き巡って探った地は、そこに住む者を滅ぼす地です。またその所でわたしたちが見た民はみな背の高い人々です。わたしたちはまたそこで、ネピリムから出たアナクの子孫ネピリムを見ました。わたしたちには自分が、いなごのように思われ、また彼らにも、そう見えたに違いありません」”

 この偵察隊の見たネピリムとは巨人のことで、後にダビデが戦ったのもこの巨人の一族。偵察隊の多くは主の力を侮って滅ぼされましたが、前々回に書いた、坂東平氏の先祖である、エフライム族から偵察に参加したヨシュアは怯(ひる)みませんでした。そして、大預言者モーセの後継者に選ばれることになります。平氏の血は偉大な預言者ヨシュアと同じだから、軍神としての血が騒ぐのです。

 この聖書の逸話と同じく、背の高いラヒモワを目の前にして全員が萎縮した。特に、世界選手権などの経験がない選手はビビリまくった。必死になればなるほど、余裕綽々の相手のペースに飲み込まれてしまう。見ている方も生きた心地しなかったです。

 ところが、追い込まれてからがエフライムの血の真骨頂。『申命記』33章13-17はエフライムの父ヨセフの子孫に対する祝福ですが、最後にこうあります。

「彼の牛のういごは威厳があり、その角は野牛の角のよう、これをもって国々の民をことごとく突き倒し、地のはてにまで及ぶ。このような者はエフライムに幾万とあり、またこのような者はマナセに幾千とある」

 この中に出てくるマナセは、平氏のライバルである源氏の先祖です。赤がシンボルカラーのエフライムに対して、白がマナセのシンボルカラー。これが子孫の源氏と平氏の白と赤の軍旗になったのです。坂東平氏の地の日立リヴァーレは、この最大の祝福を受けているのです。追い込まれれば追い込まれるほど、モーセに祝福された血が目覚める。

 ヨセフの子エフライムは、海神ポテペラの娘アセナテの子でもあります。海神が先祖だから、海を渡るという意味の渡邉選手が活躍する。内瀬戸選手も瀬戸内海を支配した平氏の子孫みたいです。ヨセフはパ(ぱっとするの「ぱ」)と呼ばれたので、パオリーニが同じように活躍する。

 目が「ぱっちり」と表現されますが、このパッチリもヨセフのパから来ています。ヨセフは女主人に風呂場で襲われるくらいの色男で、この時に着物を剥ぎ取られたので「濡れ衣」という言葉ができたほどです。だから、目がぱっちりしている佐藤あり紗さんや佐藤美弥さんは、ヨセフの血の交じる祭司レビ族なのです。

 佐藤美弥さんは試合後のインタビューで涙を拭いていましたが、この凄まじい戦いの後で涙が出てくるのは当然だと思います。もらい泣きしました 。・゜・(ノД`)・゜・。

 カメラワークが悪くて、負けた方のトヨタ車体ばかり撮していて、喜ぶ日立の選手がほとんど見られませんでした。それはとても残念でしたが、この試合は永久保存版に推奨します。

 スイッチが入ってからの日立は、サーブミスも攻めてギリギリが多く、ミスした後も集中力が切れなかったし、ヘロヘロになってきたトヨタ車体のミスを誘発する粘りを見せました。パオリーニがブロードではなくライトから打ったのも驚き Σ(゜Д゜;エーッ!

 佐々木選手も井上選手も目が輝いていた。暗黒パワーの橋本選手もいい仕事したし、新人の須藤選手もようやく天部の顔つきになってきました。なお、須藤は、高校の進路相談で「美術のことは俺ワカンネガラ美術の先生に聞いてみろ」と言った、糞担任の名前と同じなのです (-_-;)

 こんな試合だから、女神にしてみれば試合直後に絶賛のコメントが欲しかったのかもしれませんが、見ないでコメントするのは流儀に反しますから、動画を見る際に参考になるフォーメーションの変化を掲載してお茶を濁しました。まさか雨になるとは、女神の怒りは試合と同じで予測がつかない。反省猿しましたから機嫌を直してください (;^ω^)

 ところで試合後はこんなだったのでは…

A佐藤 。゜(゜´Д`゜)゜。 コワカッタヨー
M佐藤 (´;ω;`) コワカッタヨー
渡邉 (TдT) コワカッタヨー、足痛いし
遠井・内瀬戸 (*´・ω・)(・ω・`*)コワカッタネー
佐々木 ヽ(^o^)丿 俺スゲー

    エフライム工房 平御幸
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日立リヴァーレの課題

2015-11-08 16:58:28 | バレーボール
 今日の日立リヴァーレはNECに3-1で負け。前日のフルセット勝ちで体力消耗した日立リヴァーレと、日立の試合の結果を見てから、体力温存作戦で東レにストレート負けしたNECとの差が出ました。昨日の素晴らしい戦いと、今日も精一杯戦った選手の皆さん、ありがとうございました&お疲れ様でした m(_ _)m

 昨日のトヨタ車体戦は、連続して落とした第1セットと第2セットは、僕が最悪とする遠井・内瀬戸両選手が先発するもので、第3セットから遠井選手を下げて、僕が理想のローテーションとする形に近くなりました。これでトヨタ車体に逆転勝ち。


トヨタ車体戦のローテーション(動画は見ていないのでスコアから推測)

 もっとも、前に理想のローテーションを掲載した時、画像は「理想のローテーション」なのに、下の説明では「理想のローテーションかもしれない」と含みを残してあります。この含みが理解できれば、渡邉選手と佐々木選手を入れ替える、もうひとつの理想のローテーションに気が付く仕組みです。ローテーションを決めるのは監督なのだから、監督が自分で気が付くように配慮してあるのです。僕の目的は監督批判ではなくお膳立てですから (;・∀・)


トヨタ車体戦でセットを取った時は、僕が理想とする形の変形

 今日は選手の疲れがあり、どのようなローテーションでも勝てなかったと思います。意地で1セット取ったのは立派。ただ、長丁場を考えると、岡山やデンソーのように、適度に選手を休ませる使い方は必要だと思います。負けセットを作るとか、リベロがミドルブロッカー以外と交代するとか。特に、先週に大活躍した渡邉選手とパオリーニ選手は疲労が大きかったと思います。

 第1レグは終わり、一週間休んで第2レグ。日立は地元開催からで、僕達のメンバーは試聴会があるので強制観戦させます。今までの観戦で一度も勝ち試合を見ていない逆神もいますが、日立の流れが悪くなったら相手側の自由席に移動させますのでご容赦を (;^ω^)

    エフライム工房 平御幸
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日立リヴァーレとデンソーの同族対決

2015-11-07 23:33:03 | バレーボール
 今日の日立リヴァーレは、トヨタ車体に2セット落としてから大逆転勝ち。こんな凄い試合なのに、ケーブルテレビでなくては見られないので、明日の21時のニコ生放送まで見られません ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!

 ということで、今日が賞味期限の納豆の話から (*゜∀゜)

 2セット取られてからの大逆転勝ちは、深谷ビッグタートルで行われた、久光とデンソーの一戦でもありました。1時間早く始まった日立が大逆転勝ちを決めた後で、王者の久光が天国から地獄へと一直線。まさか、上尾と最下位を争っているデンソーに大逆転負けするとは、本当にバレーボールは一寸先が闇のスポーツです。

 1,2セットを久光が余裕で取った時は、久光のストレート勝ちか、落としても1セットまでだろうと誰もが思う展開でした。その勝負の流れを引き寄せたのは、第4セットの18-18の同点の場面。同点のトスアタックを決めたセッターの森田選手に代わり、前に紹介したミドルブロッカーの橋本涼加選手がワンポイントブロッカーとして起用されました。この場面で、ミアの強烈なアタックが久光のブロックに跳ね返された瞬間、何とフォローしてボールを上げたのが橋本涼加。ここから連続得点に結びつけたデンソーが逆転勝利。実は、橋本涼加選手の活躍には予感はあったのです。

 というのも、一週間前の日曜日に、本厚木ミロードの成城石井で買い物をした際、いつもの平家納豆がなくて代わりに買ったのが「すず姫」で、この賞味期限が今日の11月7日だったのです。2日ほど前に写真を写したのですが、ボケていたので、捨てないで取って置いた外装フィルムを証拠として再撮影しました。中身は食べたばかりです (;^ω^)




平家納豆とすず姫納豆

 ブランド名の「すず姫」は、大豆の「すず姫大豆」という品種で作るところから命名されたようです。鈴姫ではなく「すず姫」というところが味噌。鈴姫だと涼加という名前と少し離れるから。と書いていたら栃木と茨城の境で地震があったので、ひたちなかの女神の祟りかも ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル

 話を戻すと、一方の平家納豆は蝶が描かれていますが、これは平氏の家紋なのです。平氏は桓武天皇の子孫ですが、その中でも伊勢平氏から出た平清盛の一族を特別に平家と呼びます。デンソーのホームのある西尾市は、西尾氏という伊勢平氏の出身地なのです。

 平清盛の父・忠盛が斜視であったことから、「伊勢平氏(伊勢の瓶子)はすがめ(素瓶=眇)なりけり」と馬鹿にされました→平忠盛。この斜視が遺伝すると、ロンパリと呼ばれる独特の視線の持ち主になります。鉄骨飲料のCMでブレイクした鷲尾いさ子もその一人。デンソーの鍋谷選手も一族だと思います。平氏としての縁があったのです。平家の根拠地の一つ、広島の鍋谷城がその証拠→安佐北区の鍋谷城 

 西尾市に赤羽根古城址という文化財がありますが、この城の平安末期の城主として鷲尾遠衡という人物がいます。別名が平遠衡らしいので平氏です。この西尾出身の武家に、豊臣秀吉に仕えた西尾光教(みつのり)ほかがいます→こちら

 伊勢平氏は元々、東の坂東平氏の子孫です。坂東平氏の有名人が平将門ですが、日立の常陸こそ坂東平氏の本拠地で、坂東平氏の流れに三浦もいます。平氏は蝶が家紋ですが、三浦氏はクフのピラミッドに刻まれている三つ引両が家紋です。これは、三浦が、御占や御裏として書くと理解される、裏神道の保有者だったことから来ているのです。裏の裏は表なので、三浦には、クフのピラミッドの建造に関係したヤコブとヨセフ親子の初代メーソンの血の本流が流れていることになります。

 デンソーエアリービーズのビーズはミツバチで、これは下エジプトのシンボル。下エジプトの大三角州を一文字で表したのが「平」の文字。ライバルの日立リヴァーレとデンソーエアリービーズは、共に下エジプトのシンボルである平の一族として、同族対決をしていたのです。

 下エジプトの大三角州を意味する「平」は、ヨセフの子エフライムを指すだけでなく、後に生まれるイエス・キリストの雛形も意味した。アメリカのキリスト教から生まれたバレーボールで、奥義の「平」を隠し持つ2チームが選ばれて戦っている。だから、日立やデンソーの試合は、最後まで何が起こるか分からないカオスが多いのです。神の考えていることは凡人には理解できませんから (;´Д`)

    エフライム工房 平御幸
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誰が誰だか分からない作戦

2015-11-06 20:36:15 | バレーボール
 フィギュアスケートの宗主国杯で、真央ちゃんがショートプログラム1位通過。ジャパン・オープンの出来から見て当然ですけど、やはり精神的に大人になって、力みが取れたのが好結果の理由ではないかと思います。以前は見えない敵と戦う自分に負けていましたから。

 日立のアンプHA-7700の修理も中盤ですが、音質調整のトーンコントロール基板に問題発見。修理履歴がありましたが、片側の初段が指定の2SK68ではなく、高増幅の2SK170が使われていました。しかも、ランクが合わないので正常動作しなかったはず。2SK68は若松通商で買ったペアが二組あったので、問題ない方も交換予定。

 それから、ペアのトランジスタも2SA1038/2SC2389ではなく、2SA992/2SC1845が使われ、しかもペアやコンプリがとれていません。こちらは、手持ちの2SA872ペアや2SA970/2SC2240に交換予定。これだけパーツがいい加減だと、トーン=調子なので、7番のパオリーニの調子がイマイチなのも当然です (;^ω^)

 ここまで来ると、レコード再生のイコライザー回路基板を外して組み立てても問題は起こりません。あとはスイッチを分解して洗浄ですが、これが大変そう (;´Д`)

 バレーボールの動画を見ていて、今年は選手を見失うことが多くなりました。ニコ生のカメラがアップし過ぎで、守りの選手の位置が見えないことと、選手のヘアスタイルにショートカットが多くなったので、背番号の見えない遠目には判断が付かないからです。

 特に、トヨタ車体は新外国人のラヒモワとリベロ以外は誰が誰だか分かり辛い。セッターのナッちゃんが少し太ったので、余計に混乱に拍車がかかる (-_-;)

 トヨタ車体は、点を上げた時の音楽も、相手の精神的ダメージを増幅する音調なので、何度も聴いていると見ている方がおかしくなってきます。具体的には、選手の顔や背番号やプレーが記憶できない、深刻な記憶障害をもたらすのです。見ていると脳がマンネリズムに陥るのです。

 同じように音楽に問題のあるチームは、東レと久光もそうだし、NECも心地よいものではありません。協会が観客数の増加を目論むなら、この陰鬱な音楽はやめさせるべきです。日立はマシですが、そもそも点を上げるたびに音楽を流す必要はないのでは。僕には耳障りです。社会人野球も同じなので、やはり昔からの実業団の悪しき習慣なのでしょう。「面白い」応援団だけで良いと思います (;´∀`)

 バレーボールの公式記録に「サーブレシーブ成功率」という項目があります。ダントツトップは久光の新鍋選手で76.1%。その後に各チームのリベロが差がなく続くのですが、守備の良いはずの内瀬戸選手が、守備の悪いトヨタ車体の高橋沙織以下。アタック失敗数(項目はアタック決定率)でダントツは33のラヒモワですが、はるかに打数の少ない(ラヒモワの半分以下)内瀬戸選手が20というのは異状。

 僕が全日本の垢というのは、この数字を指しているのです。少なくとも代表としての及第点ではない。怒られ役の遠井選手の方が数字が良い。体調が悪いのか、練習が足りないのかは知りませんが、内瀬戸選手が復調しないと日立は波に乗れない。土日の試合は苦手のトヨタ車体とNECなので、何とか勝ち点3はゲットして欲しいところです。

    エフライム工房 平御幸
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久光の強さの理由

2015-11-04 19:11:29 | バレーボール
 2014年末の皇后杯の時に書いたのですが、圧倒的な攻撃力を誇るように見える久光は、実は守り重視型の選手が多いという意外な発見。今回は、久光が強い理由をもう少し掘り下げてみます。

 どのチームも、編成上で弱いローテーションが必ず出来ます。セッターが前衛に入ると攻撃が1枚足りなくなるし、強力なミドルブロッカーを2枚揃えるのも大変。日立リヴァーレの場合は、パオリーニが前衛で渡邉がレフトの時が表で、この時に得点しないと大変。また、裏のローテーションで連続失点しない事も大切になります。

 各セットが始まるとき、王者の久光の場合は、常にセッターの古藤が後衛のライトと決まっています。ローテーション的に前衛の左右が長岡と新鍋ですが、古藤のサーブから始まる場合は、長岡と新鍋がサイドチェンジして、レフト新鍋、ライト長岡になります。これが最強のポジションなのです。


久光の最初のローテーションと実際のポジション

 ところが、古藤が守りから入る場合は、レフト長岡とライト新鍋がそのままとなります。サイドチェンジしないのです。その理由は分かりませんが、古藤がトスアップするために移動するので、助走のために下がる長岡と衝突することを避けているからと推量します。

 久光の弱いローテーションは、長岡と石井というアタッカーが後ろに下がった時で、セッターの古藤とミドルブロッカーと新鍋の3人が前衛を構成します。ミドルブロッカー以外は高さが足りない。普通なら、相手チームは背の低いレフトの新鍋の頭上を狙います。


久光の最弱ローテーションとレフト新鍋のポジション

 しかし、レフト新鍋の真骨頂はここから。ブロックに跳んでワンタッチを狙い、チャンスボールが来ると強烈なクロスを打って来る。守りが良いからフェイントにも対応できる。最近では、東レの新外人テトリのブロードを1枚で止めたのには驚きました。


テトリのブロードを1枚で止めた新鍋選手

 同じことを日立リヴァーレの内瀬戸選手や遠井選手にはなかなかできない。2人合わせた分の仕事を1人でやってのける。佐々木選手を入れて攻撃力でカバーするしかない。だから、久光最弱ローテーションのはずが、いつの間にか点を重ねていることすらある。新鍋は本当に恐ろしい子 (*´・ω・)(・ω・`*)ネー

 その新鍋選手は7月11日生まれ。何だか日立にもいたような (;・∀・)

 新鍋選手と内瀬戸選手はタイプが違う。同じ技巧派でも、内瀬戸選手は一瞬のパワー型に近い。新鍋選手は折れない鋼の日本刀のしなやかさとキレを持っている感じ。内瀬戸選手は兜割りの集中力。タイプが違うのだから、全日本で新鍋選手のポジションに入れようとしてもダメなのです。

    エフライム工房 平御幸
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迷走するローテーション

2015-11-03 05:58:29 | バレーボール
 ニコ生で日立リヴァーレの試合を見ていると、「監督は何もするな」というコメントが毎回書かれます。誰が書いているかは分かりませんが、僕の中ではすっかり定着したコメントです。おそらく、二枚替えとかを指しているのだと思いますが、もしかしたらローテーションの組み方にも不満があるのかもしれません。ちなみに僕は、生放送は全画面で見るのでコメントは書き込めないのです。

 開幕戦の東レ戦で、第1セットを先取した日立は、第2セットでローテーションを変更してきました。第1セットは東レのサーブから、第2セットは日立のサーブからと、状況は少し違うのですが、どうも本調子でないパオリーニを長く休ませ、得点源の渡邉の前衛を長引かせようという考えではなかったかと思います。結果的には失敗でした。


東レ戦のローテーション(上がネット側の前衛)
画像はVリーグサイトからキャプチャーしました(ユニフォーム姿が良かった orz)
サーブで始まる場合は該当選手を枠から下に
ミドルブロッカーの代わりにリベロが入る場合はリベロを小さく重ねました


 翌週の土曜の岡山戦の第1セットは、渡邉選手を外して、背の低い内瀬戸選手と遠井選手が並ぶ最悪のローテーション。第2セットで遠井選手を渡邉選手に替えましたが、悪い流れは止まりませんでした。それで翌日の久光戦では、佐々木選手に替えて遠井選手を入れる泥縄。しかし、久光が新鍋選手温存で、石井選手が本来とは違うポジションで力を発揮できず。運良く日立は勝つことが出来ました。


岡山戦のローテーション


久光戦のローテーション

 久光が強い理由の一つに、常に同じローテーションを組んでいるということも考えられます。特に、レフトの新鍋選手は動かせない。新鍋中心のチームとしてまとまっている。だから、新鍋選手が抜けただけでガタガタになった。

 日立リヴァーレの監督は、この運が良かった久光戦のローテーションを最良と判断したのだと思います。久光戦と同じローテーションで、調子落ちのデンソーには勝ちましたが、上尾の第1セットを落としてしまった。上尾戦の第2セットで佐々木選手を入れ、東レに先取した時と同じメンバーとローテーションで逆転勝ち。ところが、同じローテーションで第3セットを落とすと、また内瀬戸・遠井を併用する策に出ました。しかし、今度は2人を横並びにしないで間に一人置いて離した。それでも、ライトが得意な2人が前衛で重なるという不具合は解消されませんでした。


上尾戦のローテーション
第3セットは第2セットと同じ


 このように、日立リヴァーレのローテーションは迷走を続けており、これでは久光のような安定な強さを発揮することは出来ません。野球で言えば猫の目打線で、誰が4番を打つか分からないのと同じです。典型的な貧打チームのやることです (;´Д`)

 実は、監督が見落としているもう一つの手があるのです。それは、似た者同士の内瀬戸選手と遠井選手を2人でペアにしてしまうことです。


理想かもしれないローテーション

 これには実績があります。2013-2014年シーズンのラス前。NEC戦で2セット失ってからフルセット逆転勝ちした時の場面です。後のない第3セットで、NECの島村選手のサーブを3度続けてキャッチできなかった遠井選手に替え、内定の内瀬戸選手がオポジットの位置に入りました。それから奇跡的な逆転勝ちのヒロインとなった内瀬戸選手。火消しのリリーフをして逆転満塁ホームランを打つような活躍でした。

 内瀬戸選手がドライブサーブを封印したのは肩に不安があるから。特に、レフトに入ってクロスを打つ時に肩への負担が大きい。だから内瀬戸選手はライトの方が良いのです。野球でも肩に不安がある投手はボールが高めに浮く。内瀬戸選手もレフトからの強打は浮いてしまう。遠井選手のキャッチは見ていられないから、肩に不安のある内瀬戸選手との併用は効果的なのです。

 それから、井上選手のサーブが凄く良くなっています。昨年は打った瞬間にホームランか大ファールが多かった。今シーズンはコントロールが良くなっただけではなく、スライダー回転やシュート回転を意図的に与えているように見えます。シュートは失敗したみたいですが。攻めての失敗は仕方ないと割り切って、エースを取りに行く姿勢は良いです。勝負がかかった終盤にミスしなければ、流れを引き寄せる効果絶大だし。

 なお、デンソーの鍋谷選手の恨めしやサーブは、手の平と指でボールを包むようにして、ボールを押し出すように打つから、ボールにスピードが乗らなくて抵抗で急降下する。野球のパームボールに近いです。また、全く同じフォームから手首に近いところで打てば強く速く打てる。こちらはフォークボールのような落ち方をする。なかなか工夫が見られますね。

    エフライム工房 平御幸
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何とか勝利

2015-11-01 20:11:08 | バレーボール
 今日の日立リヴァーレは上尾をフルセットの3-2で退けて3連勝。弱いチームや調子の上がらないチームに平気で取りこぼすのが昨年までの日立。内容は悪かったですが、勝ち点2を上げられたのは大きいです ε-(´∀`*)ホッ

 出だしから遠井選手のレシーブミスで上尾に先制点を献上。遠井選手の守備は上手とは言えず、守備と攻撃のキーマン的なオポジット登録には大いに疑問がありました。守備なら内瀬戸選手のほうが良いです。僕ならオポジットは内瀬戸選手で固定します。内瀬戸選手は破壊力のあるウイングタイプでもないし。

 第1セットを嫌な流れで落とした日立は、第2セットは遠井選手に代えて佐々木選手を入れ、デュースの末に取りました。

 その佐々木選手は決定率が高く、やはりエース候補の1人という存在感を示しましたが、躓いたのはサーブミスから。

 佐々木選手と同じようなジャンピングサーブを得意とする、上尾のマーフィーとコンシー(近藤志歩)ちゃんも、鈴鹿の体育館ではフローティングサーブに変更してきました。その理由は、この体育館が狭く、助走距離の欲しいジャンピングサーブ向きではないからです。強く打つとネットにかかる確率の高い体育館なので、日立のサーブミスは10で上尾は7。上尾はジャンピングサーブを止めたので少なかったのです。

 佐々木選手は、狭い体育館対策の軽く打つサーブを手に入れれば、全てにおいてもっと柔軟なプレーができるようになると思います。馬力型の押し相撲から四つ相撲にスタイルを変えることで横綱になった力士は沢山います。引き出しを多くする、別の表現をすれば懐が広くなるのです。これが出来れば無双になる。

 攻撃面では、渡邉選手が昨日に引き続き大活躍。パワーと巧さを兼ね備えているので、セッターが困ったときに使いたくなります。それを上尾に読まれてブロックで阻まれることも。この辺りはセッターとの打ち合わせが必要だと思います。

 そのセッターの佐藤美弥さんですが、今日はセンターの井上選手を余り使わなかった。上尾の大・荒木選手のブロックが怖かったのかもしれませんが、これがリズムを壊した理由だと思います。もっとも、サーブレシーブがイマイチだったので、井上選手を使う速攻がやりにくかった面もありますが。

 最終セットでレフトの内瀬戸選手が機能しないので、監督が我慢できずにライトの遠井選手と入れ替えていました。その前のセットでも、レフト内瀬戸というローテーの時に7連続失点(あくまで印象です)したような気が。レフト内瀬戸、ライト遠井だと、僕は5連続失点は常に覚悟しています。やはり、内瀬戸選手はライトだと神がかる (゜∀゜)

 カッバーラの生命の樹の三本の柱に性格があるように、バレーボールのセンターとレフトとライトには最適な解があるのです。全日本で内瀬戸選手がレフトで起用されたから、日立でもレフトで使えと強化本部や眞鍋から伝達があっても、それを無視するのが監督の仕事。東京五輪に備えて高校出を育てろと強化本部が言っても、東レのように無視するのが一番。

 守備の面では佐藤あり紗さんがスーパープレーを連発。生で見ていた人は興奮したでしょう。リベロが守備の要として機能すれば、落とす試合も落とさないで勝つことが出来るという見本みたいです。

 鈴鹿の体育館で、地元出身のデンソーの橋本涼加選手が得点を上げました。おそらくご家族が観戦していたと思いますが、地元で試合があることも稀な世界で、神様からのプレゼントみたいでした。デンソーは先週の土曜日の死闘の疲れが残っているみたいです。対戦相手のトヨタ車体も勝てなくなりましたし。まさに死闘でした。

 鈴鹿は四日市に近く、例の四日市の呪いの五角柱の影響下にあり、選手同士の意思疎通や監督の采配に悪影響を及ぼします。日立もコンビミスや信じられないお見合いが続出し、やはり影響があったように見えました。それでも勝ったのは、選手の力が呪いの五角柱以上に強かったからです。何事も気合と自信で吹き飛ばしてしまう。選手たちの成長の証の勝利だったと思います。


試合後にミロードのエプロントで食事
待ち番号のフラグが13で、13番は今日もサーブミス orz
名前にこだわってはいけませんお (;^ω^)


    エフライム工房 平御幸
コメント (4)
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