…それにしても12月の阿蘇はさすがに寒かった!しかも雨だったし。
櫨の実を蒸している焚き火の近くは暖かいけど、煙で目がしょぼしょぼしてきます。ウロウロしているうちに実が柔らかくなったのでスプーンで不織紙の小袋に実を入れます。

正直、結構まどろっこしい部分でした。
そして!今日のメインイベント。小型手動搾油機を使っての圧搾シーンです。

この機械は向日葵や菜種から油を絞る機械だそうで、今日のために借りてきたんだそうです。
機械の詳しい説明はこちらをどうぞ。
15トンの圧力がかけられるのに重さ35kgで持ち運びが簡単という非常に優秀な小型機械。手動ってとこがなんとも郷愁をそそられますね。
この機械があるのなら、素人でも手軽に蝋を搾られる…と周囲の大きな注目を集める中、キコキコとレバーを上下に押して圧搾していきます。

が!
やっぱりそう簡単にはいかなかったんです。

順調に熱い蝋は出てきたのはいいものの、出てきた瞬間、外気の寒さにバキッと蝋が固まりました。固まるともうレバーは動きません。ほんのちょっと出てきた蝋が機械の外側に張り付いています。これをこそげ落としたものだけが蝋の収穫ってわけ。なんだか気が遠くなってきます。
この機械はもともと搾油機ですから、常温で液体状の「油」を絞るには良さそうですが、常温で固体になってしまう蝋を絞るためには、もうちょっと改良する必要がありそうです。
15トンの安定した圧力部分を生かし、あとは絞った蝋が出てくるところさえ問題を解決できれば、かなり使い勝手のいい蝋絞り機になるようでした。
よく「自分たちで櫨の実から蝋を絞れないか?」と問い合わせがあるんですが、手軽にできる蝋絞りなんて、そうそう簡単にはいかないんだよなぁと実感した一日です。
↓押してくださると励みになります。

人気ブログランキングへ

福岡よかもん市場店「松山櫨復活委員会」へ
櫨の実を蒸している焚き火の近くは暖かいけど、煙で目がしょぼしょぼしてきます。ウロウロしているうちに実が柔らかくなったのでスプーンで不織紙の小袋に実を入れます。

正直、結構まどろっこしい部分でした。
そして!今日のメインイベント。小型手動搾油機を使っての圧搾シーンです。

この機械は向日葵や菜種から油を絞る機械だそうで、今日のために借りてきたんだそうです。
機械の詳しい説明はこちらをどうぞ。
15トンの圧力がかけられるのに重さ35kgで持ち運びが簡単という非常に優秀な小型機械。手動ってとこがなんとも郷愁をそそられますね。
この機械があるのなら、素人でも手軽に蝋を搾られる…と周囲の大きな注目を集める中、キコキコとレバーを上下に押して圧搾していきます。

が!
やっぱりそう簡単にはいかなかったんです。

順調に熱い蝋は出てきたのはいいものの、出てきた瞬間、外気の寒さにバキッと蝋が固まりました。固まるともうレバーは動きません。ほんのちょっと出てきた蝋が機械の外側に張り付いています。これをこそげ落としたものだけが蝋の収穫ってわけ。なんだか気が遠くなってきます。
この機械はもともと搾油機ですから、常温で液体状の「油」を絞るには良さそうですが、常温で固体になってしまう蝋を絞るためには、もうちょっと改良する必要がありそうです。
15トンの安定した圧力部分を生かし、あとは絞った蝋が出てくるところさえ問題を解決できれば、かなり使い勝手のいい蝋絞り機になるようでした。
よく「自分たちで櫨の実から蝋を絞れないか?」と問い合わせがあるんですが、手軽にできる蝋絞りなんて、そうそう簡単にはいかないんだよなぁと実感した一日です。
↓押してくださると励みになります。

人気ブログランキングへ

福岡よかもん市場店「松山櫨復活委員会」へ