久々の一人旅。新幹線で西へ、滋賀へと向かっている。新幹線を降りた途端、今回の旅の目的はほぼ達成される。そう、今回は滋賀県に行くこと自体が目的なのである。これで漸く47都道府県すべてに行ったことになるからだ。
僕のルールとしては、車や電車で通り過ぎただけでは認めず、実際に降りてそこの土を踏み、観光なり仕事なり何らかの足跡を残して、初めて“行った”とカウントしている。特に47都道府県制覇に情熱を注いでいたわけではないが、旅好きに加え、以前は出張で地方に行くことが多く、気が付けば46都道府県を訪れていた。
残すは滋賀県だけとなったのは、もうかれこれ10年以上も前。46番目に行ったのは和歌山県だが、それから10年、滋賀に行く機会はなかった。いや、行こうという意欲があまり沸かなかったのである。わざわざ琵琶湖を見に行く気もしないし、近江牛だって東京で食べられるし、良い温泉もなさそうだし等々、行くぞ!という理由が見つからなかった。
が、「それじゃダメじゃん」と一念発起し、一人、新幹線に飛び乗った次第。
ブランド総合研究所が、毎年「魅力度47都道府県ランキング」を出している。滋賀県の最新の順位は堂々の(?)43位。どうもこの辺りが滋賀の定位置のようである。因みにその下は埼玉、群馬、佐賀、茨城。個人的には、有田、伊万里、唐津の焼き物や、嬉野温泉、呼子の烏賊に伊万里牛と魅力たっぷりの佐賀県が46位というのは納得いかないが、他は、まあ、そうかなあといった感じ。
はてさて、実際に行った滋賀県はどうだろう。続きは帰りの新幹線で。
行って来ました、滋賀県。金曜の夜から一泊二日の駆け足の旅。新幹線で米原まで行き、乗り換えて今回の宿泊地である彦根へ。居酒屋で遅い夕食を取った。翌日は彦根城など彦根市内を散策した後、近江八幡に移動。昼食に近江牛のステーキを食べ、八幡堀など市内を散策し帰路についた。
これが最初で最後かもしれない僕の滋賀の旅の概略である。
滋賀はのどかで住むには良いところだと思う。これは本当にそう思う。しかし、観光地としてはどうだろう。パンチに欠けるというか、他県に誇るスペシャルなものがない気がする。信長の安土城が残っていれば違ったかもしれないが、彦根城ではパワー不足は否めない。ちょうど桜が満開できれいだったが、この時期桜ならいたる所で咲いている。
また、彦根でも近江八幡でも、地場のスーパー・平和堂に行き食品売り場を見たが、取り立てて珍しいものはなかった。そして、なにより東京から遠い。もっとも『秘密のケンミンSHOW』を見ていたら、京都や大阪の人は滋賀県のことを、琵琶湖しかない、関西で一番影が薄いと言い、あまり行かないらしい。では、いったい誰が滋賀県に行くのだろう。
もう割り切って、滋賀県は滋賀県民のものと考えるべきなのだろうか。いっそのこと独立するとか。それで県境に関所でも設けて出入りをチェックすれば、かえって珍しがられて人が来るかもしれない。信長、秀吉、石田三成など歴史ロマンあふれる滋賀県、近江国にタイムスリップという謳い文句は如何だろう。
(と言いつつ、後ろから中国語が聞こえてきて、すぐ現実に引き戻されるかと思いますが・・・。)
僕のルールとしては、車や電車で通り過ぎただけでは認めず、実際に降りてそこの土を踏み、観光なり仕事なり何らかの足跡を残して、初めて“行った”とカウントしている。特に47都道府県制覇に情熱を注いでいたわけではないが、旅好きに加え、以前は出張で地方に行くことが多く、気が付けば46都道府県を訪れていた。
残すは滋賀県だけとなったのは、もうかれこれ10年以上も前。46番目に行ったのは和歌山県だが、それから10年、滋賀に行く機会はなかった。いや、行こうという意欲があまり沸かなかったのである。わざわざ琵琶湖を見に行く気もしないし、近江牛だって東京で食べられるし、良い温泉もなさそうだし等々、行くぞ!という理由が見つからなかった。
が、「それじゃダメじゃん」と一念発起し、一人、新幹線に飛び乗った次第。
ブランド総合研究所が、毎年「魅力度47都道府県ランキング」を出している。滋賀県の最新の順位は堂々の(?)43位。どうもこの辺りが滋賀の定位置のようである。因みにその下は埼玉、群馬、佐賀、茨城。個人的には、有田、伊万里、唐津の焼き物や、嬉野温泉、呼子の烏賊に伊万里牛と魅力たっぷりの佐賀県が46位というのは納得いかないが、他は、まあ、そうかなあといった感じ。
はてさて、実際に行った滋賀県はどうだろう。続きは帰りの新幹線で。
行って来ました、滋賀県。金曜の夜から一泊二日の駆け足の旅。新幹線で米原まで行き、乗り換えて今回の宿泊地である彦根へ。居酒屋で遅い夕食を取った。翌日は彦根城など彦根市内を散策した後、近江八幡に移動。昼食に近江牛のステーキを食べ、八幡堀など市内を散策し帰路についた。
これが最初で最後かもしれない僕の滋賀の旅の概略である。
滋賀はのどかで住むには良いところだと思う。これは本当にそう思う。しかし、観光地としてはどうだろう。パンチに欠けるというか、他県に誇るスペシャルなものがない気がする。信長の安土城が残っていれば違ったかもしれないが、彦根城ではパワー不足は否めない。ちょうど桜が満開できれいだったが、この時期桜ならいたる所で咲いている。
また、彦根でも近江八幡でも、地場のスーパー・平和堂に行き食品売り場を見たが、取り立てて珍しいものはなかった。そして、なにより東京から遠い。もっとも『秘密のケンミンSHOW』を見ていたら、京都や大阪の人は滋賀県のことを、琵琶湖しかない、関西で一番影が薄いと言い、あまり行かないらしい。では、いったい誰が滋賀県に行くのだろう。
もう割り切って、滋賀県は滋賀県民のものと考えるべきなのだろうか。いっそのこと独立するとか。それで県境に関所でも設けて出入りをチェックすれば、かえって珍しがられて人が来るかもしれない。信長、秀吉、石田三成など歴史ロマンあふれる滋賀県、近江国にタイムスリップという謳い文句は如何だろう。
(と言いつつ、後ろから中国語が聞こえてきて、すぐ現実に引き戻されるかと思いますが・・・。)