25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

不満たらたら

2015年10月17日 | 日記

  ニュースというものの宿命なのかも知れないが、殺人事件、殺傷事件、事故、災害のニュースが多い。こんなに毎日殺傷事件がおこるものかと思ってしまい、世の中とはたいへん危ないとろだと思う人も多くいるはずだ。ところが実は犯罪の件数は年々減っている。ニュースの効果なのかと皮肉りたくもなる。そのぶん、監視社会、見守り社会となり、家にはカギがかけられ、神経質になって、カメラまでも設置する。

  今度は行政側が便利になるように、国民が望んでもいないのに、マイナンバー制度が始まる。国民の多くが望んでもいないことをこれで安倍政権下では、秘密保護法、原発再稼働、新安保とやり、そしてマイナンバー制である。一種のファシズムっぽい。

  なんだか窮屈な世になってきていると思う。 パソコンを買えば、ウィルス対策だの、情報漏洩やら、迷惑メールがきて鬱陶しい。

共産党が「国民連合政府」案を民主党より先に提唱した。民主党が揺さぶられている。維新の会は自民党よりと民主党よりで仲間割れした。共産党も党の根本思想を凍結までしての提案で大変身である。どうせなら党名も変えればいいのに、と思う。

  十年先の日本は財政問題で苦悩しているはずだ。政府に、これしろ、あれしろ、ということも国民側に多く、資金のない政府は拒めず、借金までして要望に応えようとする。

  介護保険料を払えと催促がくる。十年後、50万人の介護士が不足する。施設への待機老人がますます増える。ちゃんと将来介護が受けられるという設計があってなら、保険料を払う気にもなるが、僕は不満たらたらである。

   楽しい話でも書きたいが、浮かんでくるのはそんなことばかりだ。