25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

五十円玉の威力

2018年01月07日 | 日記

 年末頃、薔薇の枝を掴んでしまって、イタッ、とトゲが刺さった。中指の裏側にちいさな茶色のトゲがある。違和感があり、ちょっと痛むので、アルコールでふきかけ、毛抜きで取ろうと頑張った。がとれない。それでやがて溶けていくのではないかと思い放っておいた。正月、やはり気になるので、針でつついてみようかと思い、やろうとしたら、息子が

「五十円玉だして、穴の中心にトゲをあてて、ギュッとおせばええんや」という。彼はウニのトゲに、煩わされた経験がある。それで、ネットで調べたんだという。「蜂蜜を塗っておくとべたーやけど」と加えたが、アルコールを再度かけて、五十円玉の穴真ん中にトゲがくるように置く。それで五十円玉を押すのである。するちトゲが浮き出てきた。それを毛抜きで取った。チクチクした痛みもなくなった。「へエンー」とびっくりした。知恵ある人はいるものである。