南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆客先訪問

2012-02-09 22:09:21 | 押出成形

1120 昨日は、日本より客が見えた。浜北(浜松市)ののバイク関連の会社です。インドネシアへ進出のための事前調査が目的でした。タイへ進出したばかりで次の進出地を物色中で、インドネシアのバイクに事情をみて進出地の第一候補にしているがまだ決断はしていないという。中小企業も生きるためには外へ行ってしまった親会社の跡をくっ付いて出てこなければならない日本の切実な事情の現れでしょう。当然ながら皆さん真剣です。

 成功を祈るしかない。

 

バンドゥンの市内にある、楽器、椅子やテーブル、家具などのメーカー三社を巡回した。いずれも日系企業だが、インドネシアでとれる木を素材にして作っているが、入手が困難になってきている。木の種類によっては年々、伐採禁止種類が増えてきているとか。そこで、日本では既に当り前になっている木目調のプラスチックの板や丸棒やプロファイルを作ってほしいという話です。

 私にとっては簡単な仕事です。何十年も前から作ったことがあるし、インドネシアでも作った事が在る。作り方や原料を説明し、どんな客先に提供したことが在ると話した。しかし、残念ながら、今、インドネシアで作るか環境を持っていないので、暫く待ってほしいとも伝えた。

 インドネシアには植物や木材を使った家具や家財道具や装飾品、造形品が在る、ほとんどが自然の素材を使っているのは当たり前だ。ところが、日系企業がそういう素材を使って物作りを指導し輸出するようになって素材の乱獲が問題になった。素材が少なくなってしまった。その上、日本人はより強度の強いもの耐久性が在るものを求める。そういう競争をするようになってきた。それらを補うために、自然の素材を使うが肝心な一番傷が付きやすいところや一番衝撃が掛りやすいところにプラスチックを使いたいのです。まだ、全部をプラスチックで作ってしまうというところまではいていない。

 今は大量の仕事を望めない事も、今の会社では引き受けない原因になる。インドネシアには多品種少量でしかも難しい押出成形品の現地調達を望む会社が数え切れないほどある。

 私はそういう仕事をそんなに利益を追求できなくても、採算度外視してでも、提供したいと思っている。一年以内にそういう場所を完成するのが目標です。それまで、しばらく待ってほしいと伝えた。

 ところで、プラスチックロタンは簡単にできるので、掃いて捨てるほどの商品が溢れている。現地企業が沢山あって、それしかできないので倒産する会社も沢山ある。

 ということで、バンドゥンまでとはいえ、何軒か回るのに6時間ばかり運転した。21:00に家に戻ってバタンキュー06:00に目が覚めた。流石に疲れた。

 チプララン(Cipularang jalan toll)高速道路 チカンペック、プロワカルタ、パジャジャラン

 家具 床材 装飾品

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