今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

在る材料でワリと本気に創作料理でモダン・ブリティッシュに挑戦。

2016年11月13日 | 素材
創作料理は押し付けがましいから大嫌いなのだけれど
マジでパプリカが余っていたので、何か作ろうと思った。

・マッシュポテト(皮を剥く時はフォークに刺して剥いてね!、手が熱いから)
・マカロニを茹でておく。
・チキンとインゲンのトマト煮(後で加熱をするのでこの時点で完璧に仕上げなくて良いんだ、7割ぐらいでいい、まあ、7割もだけれど)
をササっと作っておいて。

ゆで卵にしようと思ったが白身の硫黄臭さが全体に際立つと嫌なので先ず卵黄だけを茹でる。

白身を捨てると勿体無いので、

パセリと混ぜる。

パプリカを真っ黒に焼いて冷水で皮を向き、上部を切り取って、中のワタも取り除き下が安定しなかったのでココット皿に乗せる(←ゼリーなどを柑橘類の器に流し入れる時の技術を応用ってこともないけれど、応用)。

パセリ卵白を詰めた後に、

ササっと作ったマッシュポテトをガッツリ詰める。

黄身をきざんだものをミモザ風に詰める(←イギリス料理は結構こう使う、まろやかな印象の味になるんだ)

ボイルしたマカロニを詰める。

チキンとインゲンのトマト煮を詰めるというかギュッギュと乗せる(パプリカが破けないように)。

チェダーチーズと粉チーズを乗せて

温めておいたオーブンの下段に乗せて200度で20分。

250度に上げて、オイルを塗ったパプリカの蓋(こっちも皮を剥いておく)を乗せて5分。

トングと布巾で皿に移してこんな感じで(蓋は支えに・・・重量があって焼くとある程度底が座るようにちょっと力を入れれば立てられるのだが、もし店で出としたらフロアの人が運ぶ時、転びそうで不安なので蓋を傾きそうな方の支えとした)。200度で低温過ぎたか、もう少しチーズを黒く表現したかったが・・・。

(本来?)こうかな?、いや、食べ物で遊んでは良くないな。

切り開くとこんな感じ。

うん、めっちゃ美味しい。

やっぱり、卵白を黄身と混ぜないで、茹でなくて良かった、やや半熟の卵白が思惑通りパセリソースの役目を果たしている。
(最初メレンゲにして下に詰めるか?上に被せて焼くか?迷ったのだがそこまでしている時間と余裕も無かったので)

フランス料理とかイタリア料理とかギリシャ料理っぽいけれど(本当はインゲンの部分をズッキーニにかムサカの様にナスにしようか迷ったのだがインゲンが余っていたので)、
今までやってきたイギリス料理っぽいエッセンスを入れたいアタマの思考にも既になっていたので、
・マッシュポテト
・マカロニ&チーズ・
・黄身をミモザの様に入れる
・リカーの様にソースとしてパセリを効かす
などをぶち込んでみた。

本当は下にリカーを敷こうか一瞬迷ったが、パセリは入っているし、全体のバランスを考えると違うなって。ソースに浸すとパプリカ全体がリカーの味になって、スパイスとしても使われるパプリカの風味とぶつかって、パプリカの素材自体の味が活きないなと。

イギリス料理好きがパプリカの詰め物を作るとこんな感じになる1例かな?って。

※パセリって全体の余計な部分の引き算が出来るから、味を計算出来る食材だと思う。

余ったマカロニとチキンとインゲンのトマト煮はグラタン皿に盛って、翌日レンチンしてからチーズをかけてオーブントースターで軽く焼いてもう1品に。

どっちがメインだか解らんな。








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