今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

鯛のアラ

2015年11月17日 | 今日の料理
うちは鯛のアラを食べる。

鯛のアラとは、カマとかカブトだけれど、普通はアラ煮とかにするが、甘辛いのは嫌だ!!、佃煮みたいで嫌だ!!

ということで、うちは普通にボイル(やや軽め、あまり煮ると身がカスカスになる)して、

醤油をかけて食べる。(ここでビネガー系をかけるのが普通かもしれんが、先ずは醤油だけにする事で、ダイレクトに魚の味が味わえる、両方、試してみ?、明らかに醤油だけの方が鯛の魚の味を楽しめるから)

鱗を取りつつカマ(ホホ肉)やアバラ(=カルビ)、大人になったので目玉の周りの肉(←よく動かす筋肉なので美味しい)やゼラチン部分も醤油だけで食べてしまう。
で、余ったスープ(=出汁)は

先ず、鯛メシにして炊く。以前はボイルした身を取っておいて炊き込んだが、火を入れたモノに火を入れるからカスカスでツナみたいな感じがしたので、身は入れなくていっかって、炊き込みご飯はダシがメインだ。

無茶苦茶美味しい。

さらに残ったスープで、シーフードカレーだ。ヘミングウェイの遺稿でもある『海流の中の島々』(因みに『老人と海』はこの『海流の中の島々』というタイトルになる前の4編の内の1つ)にでも出てきそうな、カジキのカレーとか、結構、外国にはココナツミルク味のマイルドなシーフードカレーがある。
高級な白身魚を使う所もあるので、カジキ(←カジキも高いが)とかを使うなら、鯛のスープもアリだなって。
個人的にシーフードカレーが好きなので。

よく炒めた玉ねぎ(シャリシャリは手抜き)と軽く炒めたシーフードミックスを後から追加し、完成間近にお玉1杯半の牛乳を加えるとまろやかになる。
(魚介類には海のものらしく塩気が多少元々付いているので、少しルーや塩気に注意だ。動物だって、血の中には塩分が含まれる、だからダシだけでも飲めたりするんだ。)

1日目は、カレーとご飯をやや別々に食べる感じで、
2日目は、ガラッと劇的に味が変わるので(ミルクを足せばもしかしたら多少戻るかもしれんが)、この時はご飯とよく混ぜて食べると美味しい。
ここがポイントだ。







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