今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ハタハタをさばき魚の唐揚げ二種に挑戦

2022年09月27日 | 素材
ハタハタを手に入れたのだが、最初、ここまでワリと魚素人のワリには色々捌いてきたから、1度ネットや正解を調べないで捌くってのも大切なのかなーって。
この、答えが直ぐ出てしまう現代という時代、正解が解かっていないと、ブルって進めないような人間にはなりたくねーなって。
無論慎重である事を卑下しているのではなく、自分自身がワリと慎重だからこそ、正解が解かっていないと出来ないなら・・・それってなんか物凄く情けないし、人間っぽくないな~って。

でも、直前で嫌な予感がして調べたら、危ねー、やっぱり、ハタハタは鱗が無いって所から、もう間違っていた
洗ってから、頭を落として、刃先で腸を出す。

血合いの中を洗う

ハタハタっていうと青森の「しょっつる鍋」や、魚醤的なモノしか知らなかったが、パッケージに揚げ魚や煮魚にと書かれていたので、
そういや、小さい頃から魚を揚げると、油が汚れるからヤメロ!って注意をされてきたので、
自分自身、魚を揚げる事をフィッシュアンドチップス(←近年オレンジ色はリンクのルール)以外はあまりやった事が無かったと思う。
(特に味を付けて揚げるなんて)
で、調べていて、今現在だが、農林水産省のページを観ると、兵庫県の郷土料理に「ハタハタの唐揚げ」というのが出てきた。
(羨ましい仕事してんなぁ~)
他のサイトにも魚の唐揚げの仕方が出てきたが、
片栗粉か?
小麦粉か?
又は両方の粉を1:1か?の違いもあり、
それぞれ違うやり方をここで学んでみよう!!

ただ、片方は骨煎餅みたく、骨までより食べ易く加熱させる為に、背中側に背ビレに沿って包丁を入れる。

反対側も。

同量とかの酒と醤油に20分~30分漬ける方法

塩胡椒をふって下味を付ける方法

揚げ魚にはすりおろしたニンニク・ショウガのパターンもあったが今回はやめておく。
油が更に汚れそうだから・・・

下味を付けた方には、小麦粉を振り、

塩胡椒の方には片栗粉と小麦粉を混ぜたモノ(農林水産省のHPの)

漬けて減った漬け汁は他の皿に移し

冷蔵庫で他の人が生で使わない様にメモをして取っておく。

で、揚げるか・・・
骨まで食べられるように最初は低温

(背ビレの横に切れ込みを入れていない方から時間差をつけて揚げ、同時に仕上がる様に)
サッと揚げ

油の温度を高め(発火注意

2度揚げにした。

こんな感じか・・・

おお~、本当に骨まで食べられる!!

これはこれでアリだなー、なんで今までやらなかったのだろう?(油が汚れるからだよな・・・)

『オマケ』

翌日、ハタハタを漬けた醤油って「ショッツル」っぽいな~って。
きっとこういう所から「魚醤」って人類は発明をしてきたのかもなんて歴史のロマンに浸ってみる。

手羽先の骨抜きをした骨と、切り離した手羽先の先端人参手羽先の骨を茹でたスープと合わせ煮てみる。

練り辛子など添えて、どうかな。

アリだね、止まらなくなった!!



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