今日は一日中雨が降り続いた。
暖かい雨である。
あの凍えた氷雨ではない!と言える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/64/c844f6cd8d8aeb7e75746942ba34dd89.jpg)
雨に濡れそぼった「はこべ」である。
春の七草でもある。
草も緑を取り戻してきた。
紅梅が、雨水を滴らせているのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ed/e74523d6dad9a44068795cc99879bc85.jpg)
蕾が紅く艶(なまめ)かしいのである。
そして花開く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/17/a4a55bdefd53b4b8f2a18645efdf6013.jpg)
「梅一輪 一輪ほどの 美しさ哉」
桜は群舞こそが華やかであるけれど、梅は一輪でも香り立つとの例えである。
まさにその通りである。
この時期は、紅梅が匂い立っている。
紅梅に負けない匂いを放っているのは沈丁花である。
梅は「香り」といってよいけれど、沈丁花は「匂い」なのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/ae/e2dcf83c24518d3b1182b12532207a57.jpg)
紅い沈丁花である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/f2/a9a865d2f8cd0d4c364dd70e272db2b9.jpg)
白い沈丁花である。
どちらも甘く切ないほどの匂いを放擲(ほうてき)している。
その匂いを身体中に満たしていくと、母の思い出に重なっていく。
母の胸の豊かな温かさ。
母の湯上りの匂いと重なっていくのである。
初春は、美しく切ない季節でもある。
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荒野人
暖かい雨である。
あの凍えた氷雨ではない!と言える。
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雨に濡れそぼった「はこべ」である。
春の七草でもある。
草も緑を取り戻してきた。
紅梅が、雨水を滴らせているのである。
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蕾が紅く艶(なまめ)かしいのである。
そして花開く。
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「梅一輪 一輪ほどの 美しさ哉」
桜は群舞こそが華やかであるけれど、梅は一輪でも香り立つとの例えである。
まさにその通りである。
この時期は、紅梅が匂い立っている。
紅梅に負けない匂いを放っているのは沈丁花である。
梅は「香り」といってよいけれど、沈丁花は「匂い」なのである。
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紅い沈丁花である。
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白い沈丁花である。
どちらも甘く切ないほどの匂いを放擲(ほうてき)している。
その匂いを身体中に満たしていくと、母の思い出に重なっていく。
母の胸の豊かな温かさ。
母の湯上りの匂いと重なっていくのである。
初春は、美しく切ない季節でもある。
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荒野人