開花宣言から、かれこれ10日あまり。
いまだ2~3分咲きに止まっている。
それは楽しい出来事であるけれど、寒さに凍える蕾が可哀想でもある。
今日は、昨日よりは暖かいと言えども、風の冷たさは身を切るようである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/66/1eb8d0c9d4659755404e4ce12f477e01.jpg)
午前中は青空が桜花を鮮やかに見せていた。
午後3時以降は、寒さが厳しくなり空もどんよりと曇ってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/84/af2f417dc2a82e02a4bc01ef5452194c.jpg)
それでも、桜は綺麗である。
染井吉野の姿形は、いかなる天気にも美しく見せる術をわきまえていると言えるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/60/0e80288676635533b74f25ba9d15f449.jpg)
東京の北区に染井墓地がある。
その周囲には造園業者が多いのであり、庭師も多く居住していた。
そうした庭師たちの作品が染井吉野という桜である。
染井墓地には、著名な人の墓が多い。
名前を列記してみよう。
岡倉天心 幣原喜重郎 高村光雲 光太郎 智恵子 二葉亭四迷 宮武外骨
芥川龍之介 谷崎潤一郎 千葉周作 水原秋桜子
などと枚挙に暇(いとま)が無い。
また、この墓地は水戸徳川家の墓所でもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/88/201d7567b4196d9d3ff6a947d390ed67.jpg)
智恵子抄という詩集で有名な高村光太郎・智恵子の墓である。
ここには父であり著名な彫刻家、光雲も眠っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ab/e2f6a0f3c802477df19bc7c5e3b87b6b.jpg)
芥川龍之介の墓である。
芥川は現在においても私小説の巨大な峰を形作っているのである。
また、もう一つ霊験新たかな墓所がある。
「お岩さん」である。
たたりを恐れてか、今でも映画やドラマ化する場合、スタッフやキャストたちはこの墓所に詣でるのである。
とまれ、染井吉野は咲き始めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2b/376f3b96f9d62059154fb9e2e5b6e44a.jpg)
この咲き初めた桜花を、小鳥が啄(つい)ばんでいる。
蜜の甘さに誘われているのである。
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荒野人
いまだ2~3分咲きに止まっている。
それは楽しい出来事であるけれど、寒さに凍える蕾が可哀想でもある。
今日は、昨日よりは暖かいと言えども、風の冷たさは身を切るようである。
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午前中は青空が桜花を鮮やかに見せていた。
午後3時以降は、寒さが厳しくなり空もどんよりと曇ってきた。
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それでも、桜は綺麗である。
染井吉野の姿形は、いかなる天気にも美しく見せる術をわきまえていると言えるのだ。
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東京の北区に染井墓地がある。
その周囲には造園業者が多いのであり、庭師も多く居住していた。
そうした庭師たちの作品が染井吉野という桜である。
染井墓地には、著名な人の墓が多い。
名前を列記してみよう。
岡倉天心 幣原喜重郎 高村光雲 光太郎 智恵子 二葉亭四迷 宮武外骨
芥川龍之介 谷崎潤一郎 千葉周作 水原秋桜子
などと枚挙に暇(いとま)が無い。
また、この墓地は水戸徳川家の墓所でもある。
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智恵子抄という詩集で有名な高村光太郎・智恵子の墓である。
ここには父であり著名な彫刻家、光雲も眠っている。
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芥川龍之介の墓である。
芥川は現在においても私小説の巨大な峰を形作っているのである。
また、もう一つ霊験新たかな墓所がある。
「お岩さん」である。
たたりを恐れてか、今でも映画やドラマ化する場合、スタッフやキャストたちはこの墓所に詣でるのである。
とまれ、染井吉野は咲き始めている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2b/376f3b96f9d62059154fb9e2e5b6e44a.jpg)
この咲き初めた桜花を、小鳥が啄(つい)ばんでいる。
蜜の甘さに誘われているのである。
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荒野人